
花冠號を納車し、早や6年目。
'19年の夏は広島旅行、行程1400km。
そして先月は瀬戸内旅行、行程1600km。
いずれも宿泊を利用しており、車内で仮眠程度はあるものの、
厳密には花冠號での車中泊は未実施である。
そこで
深夜の独りドライブも兼ね、車中泊を敢行。
以前からやってみたいと思いつつも、
アマゾンプライムに浮気したり、酒が入ったり、単に眠かったりと
誘惑が多くて予行すら行えてない現状があった。
実際どんなもんか、以前よりず〜っと試してみたかったのだ。
平日23時過ぎ、徐ろにステアリングを握る。
国道を飛ばし、自宅から30km程の道の駅を目指す。
平日のためか全くと言っていいほど対向車も来ない、
とても快適な深夜の孤独なドライブである。
晩飯から少々時間が経つので、コンビニで惣菜など買う。
飲み物はお茶を水筒に入れてきた。

深夜0時前には道の駅に到着。
駐車場には大型トラックを含む7〜8台が停まっている。
静かな夜だ。
軽く惣菜を食べて用を足し、準備に取り掛かる。
準備と言ってもアレだ、とても簡易なものだ。

(メーカHPより)
フィールダーは後席を倒せば、
後席〜荷室にかけほぼフラットな広大なスペースが生まれる。
普通、車中泊といえばこれを活用するのだが、
実はそっちじゃない。
もっと簡易に済ませたい。
答えはカンタン、前席をリクライニングし、そのままシート就寝である。
これなら旅行の際、荷室の荷を移し替える必要も無い。
これって、実はかなり面倒臭い。
わざわざ寝るためのスペース造りを省ける、言わば横着車中泊。
ラゲッジに敷くためのクッション材の準備も要らない。
ただ、前席シート就寝は当然だが、難があり、
フルフラットは望めず、下半身が下がる形となり
挙げ句、膝下はシート着座姿勢と変わらないままで、
エコノミー症候群の恐れすらある。
メーカHPの図説にあるように、何らかのクッション材を足元へ設置し、
多少なり足先を持ち上げる措置が必要である。
が、今回は予行なので省略。
単にシートを限界までリクライニングし、寝袋を着込んで就寝。
外気温は15℃と、誠に快適。
寝袋を着込むと多少暑いくらいだ。
リアサイドガラスをバイザー幅(5〜6cm)程度開けて寝た。
フロントにスプリングシェード、そしてリアカーテンを締める。
3分と掛からず、就寝体制が取れる。
午前4時過ぎ、アラームで起床。
何故にこんなに早起きかというと、朝食の支度を予定しているから。
さて結果はというと、
死ぬほど熟睡出来た。
いや、たった4時間であるが、非常にスッキリと寝られた実感がある。
ともすると、自宅のベッドより熟睡感が有った。
これは多分、やってみたかったという、能動的な心理からくる影響が大きかろうし、
自宅から30kmという心理、体力両面の負荷の軽さも有ろう。
出先などは疲労が睡眠を阻害するケースは多い。
ともあれアレだ。
もう少し、足元を20cm程度でも上げられれば、まただいぶ違いそうだ。
また今度挑戦してみよう。
Posted at 2024/03/30 01:06:30 | |
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