ハードボイルド・ルパンの再興。
アマプラである1本の映画を観た後、
珍しく元気が余り(笑、
「もうちょっと何か観たいな」と、軽いモチベーションで鑑賞。
上演1hだったし。
間もなく公開される劇場版の前日譚となる物語。
で結果、
かなり持って行かれた。( ´,_ゝ`)
恐ろしく格好良かった。
…アレ、おかしいな?
確かこのLUPIN THE IIIRDシリーズはだいぶ前から
始まっている筈だが。
こんな格好良かったっけ?

今作は命の酒、ウォッカに幾度も救われる。
σ(*´Д`)
そもそもルパン三世との出逢いは小学生の頃のTVシリーズで、
大人っぽいムードと小気味よい展開のバランスにやられたクチ。
その直後のまだ10代のうちに、
ラーメン屋かどこかの原作漫画に触れ、
ルパン三世の真髄を垣間見る事が出来た。
その後はまぁどハマリする訳でもなかったが、
(ガンダムに行ったからね)
ルパン三世って、TVシリーズをもって全てとは言ってはいけない、くらいの知識は有った。
ただ、徐々にルパンから離れて行ったのは
ルパンのCVが栗貫になってからだった。
いや、凄いと思う栗貫は。
当時だってそう思っていた。
でもルパンはあまりにも山田康雄だった。
山田康雄過ぎたのだ。
どうしても別物と捉えざるを得なかった。
アレだ、
似れば似るほど、違いを探してしまうのだ。
そんなでだいぶ時間が経過してから、
今度は次元大介のCVが代わった事を知った。
これはもうあまりにもダメージが大き過ぎる。
大塚明夫氏が悪い訳では決して無い。
あの次元大介の声が代わってしまう事を、看過出来よう筈も無いのだ。
以降、ルパンの新作からはとんと足が遠のくコトになった。
そして長らく間が空いたところが今回、
声優陣に痺れた。
銭形警部、…山ちゃんがやってんの??、もう一瞬で分かった。笑
エエ〜ッと思ったが、
見ていくうちにみるみる違和感は消えて行った。
山寺氏は七色の声とかって、器用さばかり注目されるが
地声は低く落ち着いていて、結局これが一番魅力を有するように思う。
次元は凄かった。
もう余りにも次元だった。
序盤のルパンとの作業風景は、
TVシリーズでブツブツと文句を垂れながらルパンと共闘する
次元そのものだった。

本作はいつもの面々の若かりし頃であり、
ルパンと銭形との関係性がまだそれほど深くない。
呼び方も「とっつぁん」ではなく、
「銭形」と呼び捨て。
警察として気骨有る人間とルパンも一目置いてはいる。
そういった彼らの緊張感有る関係性含めて、
見所である。
良いぞこのLUPIN THE ⅲRDシリーズ、
逆追いしてみるかのう。
( ´,_ゝ`)
Posted at 2025/07/13 23:25:55 | |
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