【コラム】下田紗弥加の可能性 番外編〜スタッフTAKASHIがTAKUMIモーターオイルの走行会でインタビューしてきた〜

みなさん、こんにちは。
みんカラスタッフのTAKASHIです。


週末はTAKUMIモーターオイルさんのオフィシャル走行会に参加するために日光サーキットに行ってきました！


TAKASHIがTAKUMIって紛らわしいですね（笑）





TAKUMIモーターオイルさんの走行会は、グリップからドリフト、軽自動車まで幅広いユーザーさんが集まって走れる人気のイベント。
初級・中級・上級とクラスが分かれているので、自分のペースで走れるのが嬉しいですね♪



今回は軽トラがたくさんいらっしゃいました。確かに軽量コンパクトでMT（しかも安い！）なのでサーキットにはピッタリかも？


みなさんのマナーが良いので、初めての走行会でも安心ですよ。
何を隠そう、私も走行会デビューはTAKUMIオイルさんの走行会でした。



上級の皆さまはホントにお上手。

そして何より、”みんじど”でもお馴染みのD1ドライバー、下田紗弥加選手がゲストとして生ドリフトを超間近で披露してくれるのもファンには堪らないポイント！

今回は、10/22〜23に開かれるD1グランプリ第6・7戦のオートポリスラウンドに向け、チェック走行をされておりました。





やっぱりD1ドライバーの走りはスピードも角度も白煙の量も桁違い…！





そんな下田選手に走行後にお話を伺ってきました！





ーーD1 Lights最終戦の備北ラウンドは残念な結果に終わりましたが、今シーズンを振り返ってどんなシーズンでしたか？

下田紗弥加選手（以下：下田選手）：
最終戦は、私自らお祓いをしたのにまさかのエンジンブローだったんですよ！
ということで…私、お祓いのバイト始めます（笑）


※お祓いの詳細はこちら



というのは冗談で、今年はマシントラブルに悩まされることが多いシーズンでした。練習で問題なくても、本番でクルマが壊れるので「またココ!? 私もってる（苦笑）」と思った一年でした（笑）

でも全ラウンドで予選通過を果たすことができたので、来年は追走の成績を上げることが目標です。クルマがちゃんと動いてくれないと上位には行けないので、私の実力も、そしてチームとしても成長していきたいですね。





ーー一方トップカテゴリーであるD1は初参戦となりました。まだ2ラウンド残っていますが、ここまで戦ってみての感触は？

下田選手：
まだクルマを手足のように自信を持って動かせていないんです。マシンの実力を引き出せていないので、まずはクルマと仲良くなるのが最初のステップですね。

（D1 Lights）の青い大昌カラー号は自分の分身のような存在ですが、（D1で戦う）ピンク号はまだ”友達”ぐらいの関係なのでお互いの信頼を深めていかないといけません。





そしてチームとしてもトップカテゴリーであるD1は初めての経験。私たちは新人なので、新人らしく元気よく、チーム力も高めていきたいです。





ーー走りに関してはいかがでしょうか？

下田選手：
追走はレベルが高く本当に難しいです。でも単走は、自分の走りがきちんと出せればイケるという手応えもありました。手応えと課題がわかったので、このまま自分もチームも順調に成長していければ、優勝も見えてくると思います！





ーー残り2ラウンド、どのような戦いをしたいですか？

下田選手：
まずはトラブルフリーでしっかり最後まで走り切ることが目標です。ここまで流れがあまり良くないので、今年はそういう年なんだと切り替えて、できることをしっかりやって、最後まで走り流れを変えたいですね。

そして、お祓いは絶対にやりません！　多分。（笑）





次戦は今週末（10/22～23）！

戦いの模様はD1のオフィシャルYouTubeでライブ配信されるので、現地に行けない方もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？

下田選手のYouTubeチャンネルでは、これまでの激闘の舞台裏をチェックできますので、こちらも是非覗いてみてください〜！


なお、TAKUMIモーターオイルさんの走行会が気になった方は、次回の走行会はオフィシャルホームページで告知されるのでこちらもお楽しみに！

11/10（木）には、今回の走行会でTAKUMIさんのオイルをチェックした模様を「みんカラスタッフブログ」にて公開するので、そちらも乞うご期待！

以上、スタッフTAKASHIでした〜。


下田紗弥加 出場予定D1 2022大会日程：
D1GPシリーズ
第1戦：4月23日～24日　富士スピードウェイレーシングコース（静岡県）…終了
第2戦＆第3戦：6月11日～12日　奥伊吹モーターパーク（滋賀県）…終了
第4戦＆第5戦：8月20日～21日　エビスサーキット西コース（福島県）…欠場
第6戦＆第7戦：10月22日～23日　オートポリス国際レーシングコース（大分県）…次回！
第8戦＆第9戦：11月12日～13日　エビスサーキット バンクコース

D1LIGHTSシリーズ
第1戦＆第2戦　3月26日～27日　つくるまサーキット（栃木県）…終了
第3戦＆第4戦　5月21日～22日　名阪スポーツランドCコース（奈良県）…終了
第5戦＆第6戦　7月9日～10日　日光サーキット（栃木県）…終了
第7戦＆第8戦　9月24日～25日　備北ハイランドサーキット（岡山県）…終了


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下田紗弥加（しもだ・さやか）
プロドリフトドライバー
2022年、D1GP、D1Lightsシリーズ参戦
群馬県安中市観光大使
サーキットハワイ アドバイザー

千葉生まれの好奇心旺盛で活発な一般家庭の普通の女子。学生時代はバレーボールに打ち込み、インターハイや全国大会に出場、プロリーグを目指していたが、怪我に悩まされドクターストップでバレーボールの道を諦める。

夢破れ腑抜けになっていた時に観たD1GPに魅了され、ドリフトに全てをかけようと決心。働きながら貯金をし、練習に打ち込む為に仕事を辞め、練習用の車を購入し、マニュアル免許を取得。そして南千葉サーキットを拠点としている、車楽人ドライビングスクールに出会う。

車楽人の佐藤謙代表（現師匠・チーム監督）には、すぐ辞めると思われてはじめは全く相手にされなかった。とにかく運転が上手くなりたくて気付いたら、サーキットに1年間で160日以上通いつめた結果、佐藤代表に「そんなに本気なら俺も本気で教える」と０からドライビングテクニックやセッティング方法を叩き込まれ、モータースポーツを始めて2年目でD1Aライセンス（ドリフト全日本大会出場権利）を獲得し、2018年からD1Lightsシリーズに参戦。

2019年、中国・北京で開催されたインターナショナルドリフトレディース大会で世界チャンピオン。

ついこの間まで、モータースポーツに縁もゆかりも無かった素人の女子が、今ではドリフト世界最高峰のD1GPに参戦し、その頑張る姿を通して世界の人々の元気や希望を与えるべく「ドリフトエンターテイナー」として活動している。