
こんにちは、スタッフGです。カタールW杯、愛犬の誕生会、クリスマス、お正月、東京オートサロン……、幾多のイベントを乗り越えて、ついに到達しました、
ワークスチューニング合同試乗会! (←いや、ほとんど遊びやないかいー)
一緒に参加したスタッフMTさんの
「フォレスター STI Sport」レポートからは約1か月遅れ……でもでも、月日は流れても、
TRDによるデザートレース仕様の「ハイラックス」と「C-HR」に同乗させてもらった記憶は、
強烈に、
鮮明に残っています。
早速、グレートアメリカンオフロードレースと称される「MINT400 2022(あれ、ミント!)」
でクラス準優勝を飾った
「TRDハイラックス MINT400参戦車両」に、よっこらしょっと声を上げながら乗り込みます。あ、もちろん助手席です。
ステアリングを握るのは、現役バリバリの
塙郁夫選手。最初から最後まで朗らかな表情で操縦していましたが、その走りはちっとも
朗らかではありません。
狭い林道コースでも、いきなり
アクセル全開! ズリズリズリとハイラックスの
巨体がスライドしながら、タイトコーナーを鮮やかに駆けぬけていきます。ご覧のように、走りはちっとも朗らかではないですが、挙動自体は
終始スムーズで安定しているのです。そして、乗り心地もぜんぜん悪くないというか、
むしろ良い!
このハイラックスは、ヘビー級の2.8リッターディーゼルから2.0リッターのガソリンターボ(407ps/500Nm)に換装しつつ、TRDオリジナルのAT-ECUで制御する6段ATを搭載。特筆すべきは足回りで、フロント:315mm/リア:630mmというロングストロークを誇り、路面の
ギャップをしなやかにいなしていくのです。
なので、こちらの動画のように
豪快なジャンプを決めることもお茶の子さいさいです!

同乗走行でテンションアップなスタッフMTさん。いや、けっこう重いはずなんですが……。
お次は、アジアパシフィックラリー選手権に参戦可能なAP4規定に則った
「C-HR AP4」。心臓部には2.0リッターのガソリンターボ(272ps/480Nm)を搭載し、Drenth製5段シーケンシャルトランスミッションとセンターデフのない
直結4WDを採用。さらには、CUSCO(クスコ)製のサスペンションやLSDを組み込んでいます。
そういえば、先日の東京オートサロンでは、クスコが
GR86をクロスオーバー化したモデルを展示していましたね。
街乗りクロスオーバーからラリー車へと変貌したC-HRの走りっぷりは、
豪快かつ機敏で、これまでに見たC-HRの中で
もっともカッコいいと思えるものでした。ステアリングを握る
新堀忠光選手は、時おりシフトレバーの横で無粋に直立しているサイドブレーキに手を掛けながら、
異次元の走りを見せてくれました。
ラリーストって凄いな、TRDの技術力も凄いな……という
(語彙力!)な感想が、ため息とともに漏れるばかり。
あんな風に運転できたら楽しいだろうな……とかも思ったりするのですが、道のりがあまりにも長そうなので、わたしは観るだけでいいや、ってのが
正直なところ(笑) 一方で、ラリーの舞台に立つ方々には、ビギナーの方も含めてシンプルに
「凄いな~」とリスペクトしております。
今年も
「TGR ラリーチャレンジ」が全国を駆け巡るようだし、
「ラリージャパン2023」も11月16日(木)~19日(日)の日程で開催決定!
そうそう、みんじどクイーン(勝手に)の
下田紗弥加選手の“ラリチャレ”も、陰ながら応援していきたいと思っています!
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Posted at
2023/01/20 17:01:02