
「旧国鉄士幌線」駅跡巡りの続きです。
糠平温泉郷入口にある新線の
「糠平」駅跡に向かいます。
「糠平」駅は現在、りっぱな鉄道資料館となっています。
駅跡周りをひと回り。レプリカの駅名標と踏切、それと線路が続いていました。
線路の上にかわいいトロッコが。これ、撮影用だそうです。
構内には車掌室車両も展示されています。
車両の窓をよく見ると、なぜかNHK「いないいないばあっ!」のワンワンと女の子の姿が見えます。
せっかくなので資料館の中を覗いてみます。入館料は100円で良心的な価格です。
大自然の中を走り抜ける士幌線の列車からの車窓は、さぞ美しかったろうと想像されます。
現役時代の各駅の写真も展示されています。当時の繁栄を感じます。
利用者減少により「上川」駅までの延伸が叶わずして廃線になり、当時の士幌線の関係者の人たちは無念だったのでないかと・・・。
資料館で頂きました(冒頭、士幌線の地図画像はこのパンフレットです)。
資料館を出て、糠平温泉をふらっと歩いてみました。と、足湯が出来てました。だいぶ前に釣りに来た時にはありませんでした。4年前に出来たようです。
ひとっ風呂入っている時間はありませんが、足湯ならと思い行ってみます。
誰もいません。貸し切り状態でゆったりと。
足湯を出ると鹿が人目を気にすることなく草を食べてます。
多い時は奈良公園のようになるらしいです。
糠平温泉をもう少し歩きたかったのですが、ここは次の
「幌加」駅跡に向かいます。
「幌加」駅跡は糠平から三国峠に向かう国道の途中に林を隔ててすぐ横にあります。案内板も道路に出ていますが、訪れる人はだれもいません。駅跡は林の中でひっそり静まりかえっています。
ホームと線路、駅名標が残され、きれいに管理されている感じです。
駅名標は雪で倒れてしまったのでしょうか?ホームに立てかけてありました(後日ホームへ移動修理されたようです)。
ホームからの景色を見てみます。当時からこの景色は何もなく変わってないのでしょうか?
ポイントも動かせます。
正面に線路を見る景色はなんとも言えずいいです。
この辺りは手つかずの森のためか路盤がきれいに残されています。
終点の
「十勝三股」駅跡に。
路盤らしきものはありますが、原野でなにもありません。
「三股山荘」というレストランカフェとバス停があるだけです。
「三股山荘」にはいろいろと士幌線の資料が見られので寄りたかったのですが時間の関係で断念しました。
もしここから旭川方面まで延伸されていたら、廃線にならずに済んだのではないかと考えてたりして・・・。
次のブログへと続きます。
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Posted at
2023/05/30 22:49:34