![旧国鉄士幌線 コンクリートアーチ橋梁群 旧国鉄士幌線 コンクリートアーチ橋梁群](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/995/419/46995419/p1m.jpg?ct=7a18490032b9)
旧国鉄士幌線巡りの続きです。士幌線の駅跡を一通り確認できたので、糠平湖周辺に点在するコンクリートアーチ橋梁を見に行きます。冒頭のガイドマップは鉄道資料館で頂いたもので、このマップすべての橋梁を見て周りたいところですが時間的に難しいので、国道273号線からすぐ見られる橋梁中心に行きました。
以前、糠平湖を訪れた時にいくつかのアーチのすぐそばで釣りしていました。そのころは、廃線の駅はもちろんのことアーチにも全く興味がなく、「なんだろうこのコンクリートの建造物は?」ぐらいにしか思いませんでした。それが今は遺構巡りが趣味のひとつになりつつあります。興味がないと全く見向きもしなかったのに、興味を持つとこうも変わるもんですね。
ガイドマップによると士幌線は山岳鉄道であったため、当時音更川沿いにたくさんの橋を造る必要があり、そのため現地で取れる砂利や砂で造ることの出来るアーチ橋を架けることになったと記載があります。
アーチ橋の画像をいくつか撮ることになるので、後でどこがどの橋かわからなくならないように目印になるものと一緒撮影です。
音更川下流側から上って行きます。
「泉翠橋」から見える
「第三音更川橋梁」。
古代遺跡のような、ジブリの「天空の城ラピュタ」出てきそうな建造物です。線路も残っています。近くで見てみます。
橋には立ち入ることが出来ないので横から攻めます(上の赤い橋は国道です)。
いい雰囲気です。
クルマで走っていると鱒見トンネルを過ぎてすぐ左に見える
「第四音更橋梁」です。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/065/444/250/e48e543b44.jpg?ct=4f66a0301b96)
真ん中の部分がなく両端だけ残されています。
真ん中の部分は崩壊したのではなく、もともと金属で出来たガーダーが取り付けてありそれが外されて両端しか残っていないということのようです。
橋の上は木が茂ってその木がだいぶ高く生長していて長い年月を感じさせます。
「糠平橋」近くにある
「糠平川橋梁」です。
国道からだと木であまりよく見えないので下に降ります。
もう少し近づきたいところですがちょっと危なさそうなのでこれ以上はやめます。この橋は糠平温泉から散策路が通じて橋の上を歩けます。そちらから行くと近くで見ることが出来ます。
「三の沢橋」近くの
「三の沢橋梁」です。
橋の上は遊歩道になっていて歩くことが出来ます。
三の沢橋梁の駐車場横ではトロッコが運行中。
「白樺橋」近くの
「五ノ沢橋梁」です。
橋梁群の中では一番短い橋で気が付かなければ通り過ぎてしまいそうです。
「滝の沢橋」近くの
「第五音更川橋梁」です。
よく見るとそれぞれの橋に個性があります。
目印はないですが案内板で、
「第六音更川橋梁」です。
近くまで行ってみます。
自然に帰りつつあります。
橋の手前には路盤が残されています。
これだけのアーチ橋梁があった士幌線に乗車してみたかったものです。紅葉時期の車窓から風景はどんな景色だったのか・・・。
次のブログに続きます。
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Posted at
2023/05/31 22:38:11