KENJI-Fのブログ一覧

連日(？)冷間始動ばかりやって距離は走らないものだから少々クランキングの元気が落ちてきました。始動前に完全無負荷で開放電圧を計ってみたら12.3Vでした。一般的な評価では残容量５０％の数値。インジケーターも良く見たら要充電の黒表示になってました。前回補充電したのが2ヶ月前、普段乗らないと容量は減る一方です。とりあえずバッテリー降ろして補充電しました。充電完了後。一晩放置して電圧13.18v、ほぼフル充電できた感じです。充電後はセルモーターが非常に元気良く回るようになり、始動性向上にも一役買ってるようです。
　電圧も十分回復して、セルも良く回るようになったのですが、バッテリーのインジケーターが要充電の黒表示のまま。良く見ると緑の玉ころは浮いているのですが、微妙に液面が下がっているようです。ちなみにこのバッテリーは1年半使っていて、バッテリーを揺らすとチラチラ緑表示になります。メンテナンスフリーなので補水口も無い。取説みても『点検、場合によっては交換して下さい』としか書いてない。２，３年使ったら緑表示が出なくなって買い替えを促進するためのゲージなんでしょうねこれは、、。何とか補水してゲージの機能を回復させたいのですが、後日補水チャレンジしてみます。

アイドルコントロールバルブをAUTO(クローズドループ制御)で冷間始動してバルブの動きを観察してみました。
　始動後増量が15秒で減衰して、空燃比がリーンになって回転が下がってくる所をがんばって上げてくれてます。温まって回転が上がってくると回転を下げてくれてます。とりあえず制御はできてるみたいです。

前日とほぼ同条件、始動前油温0℃、増量75%、減衰15sec、2度掛け時の空燃比の様子です。2回目のクランキングでスムーズに回転が立ち上がり、空燃比も問題無いレベルだと思います。
　ただ、動画撮影後、エンジン止めて、油温5℃で再始動掛けたところ、一発始動でしたが始動直後の空燃比は9.5と、非常に濃い数値でした。油温表示は低いですが、この時点で吸気ポート周辺はかなり暖まっているということでしょう。吸気ポートに近い所の温度を増加量のパラメーターにできれば良いのですが。カレラ3.2のインジェクション車にはヘッドテンプセンサーなるものが付いているのですが、これは良いと思います。流用できないかな？。

今朝のテスト。始動前油温０℃、増加量75%、減衰15秒。クランキング1秒で始動できません。クランキング停止して５，６秒、ポート内に噴射された燃料の気化を待ちます。2度目のクランキングでは即、初爆が来て、回転の立ち上がり、安定性も良好です。やはり2度掛けは効果あると思います。Linkみたいに始動前噴射ができれば１回のクランキングで掛かると思うのですが。

以前改善提案を頂いた冷間始動時のアイドルコントロールバルブ(以下ICV)の動作について再度確認しました。今のECUですと、アイドル制御はAUTOとMANUALがあり、AUTOはクローズドループでMANUALはオープンで決め撃ちです。
　MANUALモードは二つの設定項目で、温間時の通常開度と冷間時の追加開度です。追加開度は冷間始動後に1000rpmほどになるように設定し、油温40度ほどで追加開度０になるように徐々に減衰します。油温による減衰量はいじれません。
　AUTOではこれにクランキング時の開度設定が入ります。わたしはMANUALモードで使用しているのでクランキング時から始動までICVの開度は一定で、油温上昇に合わせ減衰します。
モニターもしてみました。ロギングも出来るはずなのですか、バグってるのかうまくいきませんでした。例によってアナログな動画記録ですが音で判断して下さい。
DUTY比約35%で一定です。

始動時油温13度。ちょっと温まってましたので掛かりは良いです。