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今日はエアークリーナのエレメントの洗浄をしました。最近アクセルを踏み込んだ時のマニ圧が少し下がってきた感じがしたので過去のメンテ記録を見たら2万キロ、10年前（！）でした。
という訳で、前回使ったメンテナンスキットの残り半分を使って先ず洗浄です。
普段エンジンルームから見える部分はあまり汚れてない感じだったのですが、外して良く見ると埃がたまっていて、クリーナーを塗布して洗い流すと大量の汚れとオイルが出てきました。
十分乾燥させて、フィルターオイルを塗布しようとしたら、スプレー容器から上手くオイルが出ない。全然霧状にならず上手く塗れないので、筆を使って少しづつ塗りました。エレメントのヒダの山の部分にぬると谷に向かってジワ〜と広がっていきます。塗っては放置、塗っては放置の繰り返しです。フィルターオイルは青く着色してあるので、塗り残しが分かり易いです。
次のメンテナンスまで、この車に乗っているのだろうか。

ファイバスコープ（？）カメラの中古を頂きまして、動作確認の為にエンジンの中をプラグ穴から撮影してみました。
ピストンヘッドの様子が見えたのですが、思ったよりカーボンがたまってなくて安心しました。部分的にカーボンが剥離して、地金が見える。以前FUEL-1を入れていた効果か？。こんな感じて堆積と剥離をくりかえしているのか？。今後も観察してみたいと思います。

エンジンチューンの記事でインジェクターが限界、、なんて言葉を時々目にしますが、全噴射って考えてみたら凄い世界です。吸気中はともかく、圧縮、燃焼、排気、常にポートの中に燃料を噴射しているわけで、キャブレーターではあり得ない世界です。ノーマルエンジンはMaxで80〜90％の設定だそうです。全噴射で通電しっぱなしはインジェクターにも良くないそうですね。コイルが過熱するとか。
私が使用しているインジェクターは650ccで6本全噴射できれば650馬力出る計算です。ひえ〜。以前、ノーマルブーストで3速全開で噴射率は50％に少し届かないくらいだったので、300馬力前後出ていたのかな〜。ほぼカタログデータです。

今日は寒くて雪がちらついてますがチョイ乗り&チョイいじりです。
今日は初めに久々に全域でACDC422°にしてみたのですが、エンジン始動後のアイドリングが安定しない。エンジン音も弱々しい。
油温が40℃超えると安定してきます。油温70℃以上でのアイドリングからの空ぶかしは反応がよくてリーンスパイクも少ないのですか回転の立ち上がりが元気が無いというか、爆発力が弱いというかそんな印象です。

そこで今日はシンプルに全域ACDC304°にしてみました。
レスポンスも力強く良い感じです。この辺がベストなのかな〜。
色々いじると変化が出るのでフルコンは面白いです。

今日もチョイ乗り&チョイいじりしてきました。
エンジン始動前油温17℃、これくらいの気温だとセル一発で始動できます。嬉しいような、もの足りないような、、。
今日はアイドリング時の噴射タイミングをいじってみました。今までは圧縮上死点後（ACDC）65°で気化時間を長くとっていたのですがこれをACDC304°まで遅らせて点火までの時間を短くしてみました。
6気筒の点火間隔は120°なので、加速増量のタイミングが2気筒分早まる計算になります。効果は予想以上で、空燃比は変わらず安定した状態でアイドリングからの空ぶかしでのリーンスパイクが減少して、レスポンスがよくなりました。うーん、バルブ閉での噴射ならどこで吹いても大差無いと思っていたのですが。ここから±20°まで振ってみたのですが、どちらもレスポンスが悪化します。吸気バルブが開く直前は吹き戻しのせいか凄く調子が悪くなるポイントもあります。
バルブが閉じている間でも、圧力波が残っていて、噴射タイミングによるレスポンスの差があるようです。
とりあえず今日は少し進歩した感じです。


噴射タイミングのモニター画面です。
一周720°、赤は排気バルブ緑は吸気バルブの作用範囲、青は噴射タイミングです。