
先月になりますが、最近何かとお世話になっている TG Craftさんから、キャビンキャップを購入させて頂きました。
購入の目的は、セブンで宿泊ツーリングなど長時間停めておく場合に、
・夜露をしのぐ
・ホコリや落ち葉等のキャビンへの侵入を防ぐ
・キャビン内を好奇の目から隠す
などを目的に、幌の代わりに簡易的に掛けることを想定しました。
もちろん雨対策や防犯的な効果は、多くは期待できない事は承知の上です。
しかし、TGさんの商品説明から読み取ると、「幌の代わりに」という事は書かれていません。
そこでTGさんにメールで問い合わせてみると、やはり
「幌の上からでないときちんと張ることは出来ない。」とのことで、
”幌の代わり”としては想定されていないようでした。
しかしそこはTGさん、幌無しで掛けた場合の画像をアップして下さいました。
拝見すると、確かに幌がないと張りが弱くなるし、そもそも幌骨が固定されません。
それなら逆に幌骨をうまく固定することが出来れば、簡易的に幌の代わりに使えるのではないかと考え、注文させて頂きました。
ちなみに、「10月14日美ヶ原クラッチケーブル断裂事件」があったのはその後のこととなります。
早速ホームセンターでナイロン製の自在ベルトを買ってきて、それにスナップを打ち込み、フロントスクリーンの中央のスナップに止めることにより、幌骨を
前に引っ張って固定することにしました。
その後、短納期でお届け頂いたキャビンキャップを被せてみると、こんな感じになりました。
雨降り対策や、防犯対策としての効果は望めませんが、夜露・落ち葉・目隠しとしての効果は十分と判断しました。
そして早速これを持参し、10月28日(土)、29日(日)とディーラー様主催のオータム・ツーリングに参加して来ました。
(と言うより、正しくはこの日のために購入したのです。)
この日のコースは、群馬県高山村の道の駅中山盆地に集合し、草津から万座を抜け、長野県側に入り志賀高原・木嶋平、さらに新潟県に入り妙高高原で宿泊するというコースです。
ところがこの日は午後から雨の予報...。
万座から渋峠を越えて志賀高原に向かう頃には、雨・雨・雨...。
その後も断続的に降ったり止んだりで、宿泊地の妙高高原のホテルに着く頃には本格的な雨...。
私自身、雨の中を幌を掛けて走行するのは、実は4年目にして今回が初めてでした。
まあ、快適ではないものの「意外とイケる」と言うのが感想です。
で、ホテルの駐車場に着くと、皆さんそれぞれに雨対策に大忙し。
私は、幌の上からキャビンキャップを掛けて雨対策としました。
(これが本来の使い方ですね。)
やはりこんな時には、幌だけでは雨水の侵入が心配になりますが、キャビンキャップがあると安心感が違います。
その後、この雨は明け方までずっと降り続きました。
そして翌朝、外が明るくなるころに、やっと雨が上がりました。
早速駐車場に行ってみると...。
天井部分には、結構たくさん水が溜まっています。
それでもキャビンキャップはしっかりキャビンを守っていてくれてます。
注意深くキャビンキャップを剥がしながら溜まった水を流しますが、幌だけだとこの時に幌に溜まった水をうっかりキャビン内に流し込んでしまう可能性があります。
前日は雨の中を走って来たので、幌も全体的に濡れてはいますが、キャビン内を覗いてみると、雨水の侵入もなくしっかりガードしてくれていました。
当初、私が想定した「幌の代わりに」という使い方は出来ませんでしたが、本来の使い方で、本来の機能をしっかり果たしてくれたことは確認出来ました。
ところで、上の写真でエンジンフード上に大きなビニール袋をかぶせてありますが、
これは、同行のディーラースタッフさんが掛けてくれたものです。
なんでも、強い雨降りの時にエンジンフードのルーバーから雨水が流れ込み、ヒーターユニットやエンジンの電気系統が故障することがあるためだそうです。
セブン乗り一同、「えーっ、そんなこと聞いてないよー!」と言う反応でしたが、これは本当でしょうか?
そう言えば、TGさんのこの製品もオプションでエンジンフード上まで覆うタイプもありましたが、もしかしてそのため?
このキャビンキャップですが、車庫内保管されている場合でも、ボディーカバーの代わりに掛けておくと、ホコリなどからキャビンを守ってくれます。
専用設計されている為、ボディーにジャストフィットで、安心感があります。
私の場合、実際に使う機会はそれほど多くないかもしれませんが、"その時"の為に常にトランクに入れておこうと思います。
それではまた。
Posted at 2023/11/12 10:09:03 | |
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