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2024年03月06日 イイね!

滑るようなシフトフィーリングを求めて

滑るようなシフトフィーリングを求めてセブン160系にお乗りの皆さん、シフトの入り難さにお困りではありませんか?
昨年から私の160Sは、発進時に特にN⇒2速の入りが悪くなって来て、まるでギアがぶつかってからゴキッと噛み合う感じになって来てしまい、非常に気持ちよくありません。
セブン160関係で検索しても、あまり有力な情報を見つけることが出来なかったので、ジムニー関係で検索してみると...有りました、有りました。
同じミッションを積んでいるJB23ジムニーやエブリィーでギアが入り難くなることは持病みたいで、それを改善する動画がYoutubeにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=rzQXnh5qpWs

どうやら原因は、ミッションのインプットシャフト上をスライドしてダイヤフラムスプリングを動かすためのレリーズベアリングの摺動性が悪くなって、クラッチを切っても駆動力が完全には遮断されず、常にミッションに駆動力がかかっているからということのよう。(理解が間違っていたらスミマセン。)


※この図は一般的なクラッチの作動図です。
 セブン160のクラッチ機構はレリーズフォークの支点がシャフトを挟んで力点の
 反対側にあり、クラッチペダルを踏むことによりワイヤーでレリーズフォーク(力点)をエンジン側に引っ張って駆動力を切ります。
 (フォークの作動方向が図とは逆です。)

完璧に対策するには、ミッション(or エンジン)を下ろし、インプットシャフトの研磨とレリーズベアリングを対策品に交換するということのようです。
これは是非やりたい! というところですが、さすがに個人では無理です。
ディーラー様にお願いしたら大変な金額になりそうです。

更に調べると、ミッション(or エンジン)を下ろさずに簡易的に対策する方法もありました。 

https://www.youtube.com/watch?v=Y1JzOu4GCy4

これなら私でも出来そうです。
そこで早速やってみることにしました。

先ずはミッションの横に寝そべり、ミッション横の点検窓の樹脂カバーを外します。(これはクラッチワイヤー交換の時に経験済み。)




写真を撮るのも一苦労...。(-_-;)

そこからパーツクリーナーのノズルを差し込み、シャフトやレリーズベアリング
周辺にタップリかけ、摺動の邪魔をしている摺動カスやグリス残りなどを洗い流します。
暫く時間を置いてパーツクリーナーを蒸発させた後、今度はグリススプレーを
シャフトとベアリングの摺動部分に噴射します。
私は「CURE モリブテングリース」を使ってみました。
「モリブテン配合」「FOR-PRO」という所が心に刺さります。(気分、気分♪)



ポイントは、狭い点検窓から中を覗き込みつつ、狙った場所にクリーナーやグリスを噴射するのは非常にやりにくい(見えにくい)ことと、万一クラッチプレートにグリスが付着してしまった場合、クラッチ滑りなどの症状が出る危険があることでしょうか。

最後に樹脂カバーを元に戻して完了です。

運転席に座ってエンジンをかけてから、クラッチペダルを何度も踏み踏みしながらシフトレバーを動かしてみると、
「おぉ、確かに軽く入るようになったな!」
とりあえず成功したようです。

実際に走ってシフト操作してみると、気持ちよくスコッっと入るようになりました。良かった、良かった♪

これにて一件落着と行きたいところですが、何百キロか走った頃からまた何となくフィーリングが悪化して来たような気がします。
また同じ作業をすれば良いとは思いますが、「何とかならんかのう...。」という気持ちにもなります。

そんなある日、Youtubeを見ていたら、あのスズキ工機のベルハンマーにGOLDが出たとの動画が...。何でもこのグリスは普通のグリスの様に金属面の間に入ったグリスが潤滑するのではなく、金属表面に潤滑層を形成しそれにより高い潤滑性能を発揮するというらしい。(間違っていたらスミマセン)
「金属表面を育てる」との表現もありました。(ホントか?)
メーカー様のHPでこの商品の注意書きを見てみると、「ブレーキやクラッチなど摩擦力で制御する所には絶対付けないように」とも書いてある。

そのくらいヤバイ潤滑剤なら、最高の滑りを発揮してくれるのではないかとの期待が高まると同時に、痺れるような危機感にも苛まれます。

そこで、早速買っちゃいました、禁断の超極圧潤滑剤「LSベルハンマーGOLD」
(お試し企画開催中 価格 2,200円。今ならお得です!)
こちらも「FOR PROFESSIONAL」の文字が心をくすぐります!(これに弱い)



さて、これをどの様に施工するか...。
最初のモリブテングリススプレーの時と同様にパーツクリーナーで洗い流してから施工するか、そのまま使ってみるか。
いずれにしても、クラッチプレートに塗布してしまったら、大変なことになりそうです。
悩んだ末、このままシュッとやってみることにしました。
点検窓からシャフトに向かって約一秒シュッと噴射し、それ以上は止めときました。

その結果、再び滑らかなシフトフィーリングを取り戻せたような気が...。
果たしてこれが長続きするのか、否か...。
そしてクラッチ滑りは発生するのか?

それは今後の走行で検証して行きます。
もし再びシフトフィーリングが悪化するようなことがあれば、今度はレリーズベアリングのミッション側のシャフトにも噴射してみようかと。

そんなことを考えながら過ごしていたある日、HotPepperさんのブログで、エンジンを下ろしレリーズベアリングを対策品に換えられたとの記事が...。
「おぉっ!これぞ私がやりたかったことだわっ!」
なんと、車検の度にエンジン下ろされているとも...。

激しく羨ましいけど、ちょっとマネできないので、当面は「点検窓からシュッ」で凌いで行きたいと思います。(痒いところに手が届かない感じ...。orz)

なお、もし上記の作業を試してみようという方がいらっしゃったら、くれぐれも自己責任でお願いします。
また、この件についてもっと詳しい知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら
ご教授願います。

それではまた。
Posted at 2024/03/07 20:44:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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「盗撮疑惑 http://cvw.jp/b/3301250/44562375/
何シテル?   11/12 19:29
趣味性の高い車を持ちたくて、あれこれ悩んだあげく、 「出来るだけ安く、より強い刺激を」ということで、 セブン160Sを購入しました。 自分の知る限り、地元...
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