この年末年始、日本海側は大雪に見舞われたようですが、私の住む長野県南部は雪が舞いわずかに積もる程度でまだ本格的な積雪はありません。
その代わり、毎朝氷点下の気温となっています。
1月2日朝には、自宅裏の温度計もついにマイナス10℃を記録しました。
子供の頃には当たり前にあったのですが、近年は温暖化の影響でこんなに冷えることは稀になっています。
そんな朝に一日遅れの初日の出を拝みにセブンで乗り出したので、その経験を元に「マイナス10℃におけるセブン快適ドライブについて」をテーマに防寒対策を自分なりにまとめてみました。
寒冷地を走る車として、まずはスタッドレスタイヤを装着するのが基本中の基本となりますが、そこまでしてセブンで積雪路・凍結路を走るつもりはないので、あくまでノーマルタイヤを前提としています。
その為には、当然ながら「路面がドライであること」が絶対条件となります。
幸い私の住む地方は、県内でも積雪の少ない土地で、多少の積雪があってもその後の晴天が続けば、道路上の雪はすぐになくなります。
その為、開けた日当たりの良い道路や交通量の多い幹線道路などを選べば冬でも結構走ることが出来ます。
ただし気を付けなければならないのが、日陰で雪が溶けないところ、橋の上や側溝からの漏水などで局地的に路面が凍結しているところは、絶対に避けなければなりません。
また、幌をかけるというのは防寒対策としてこれに勝るものは無いとは思いますが、私的には幌はあくまで突然の雨などの悪天候時にしょうがなく使う物と考えており、通常走行時の幌の使用は想定していません。
私が今回とった防寒対策は以下になります。
①ドアを付ける。
②ヘルメットを被る。
③手袋をはめる。
④ペダルBOX上のスロットルセンサーの隙間を塞ぐ。
⑤ヒーターを入れる。
⑥電熱ベストを着る。
①「ドア」は、寒風と闘いたい人以外は当たり前の方法ですね。
レーシングスクリーン仕様の方は...ただただ頭が下がります。
②③「ヘルメット」「手袋」は、私は一年中着用しているので、特別なことでは
ありません。
ヘルメットはジェット型+シールドですが、頭・顔面に対する防寒効果は絶大
なものがあります。
手袋は、ライダーとしての習慣からヘルメットとセット装着が当たり前なので
、こちらも一年中お気に入りの皮手袋を愛用しています。
ただし、防寒用ではないのでステアリングを握る手はさすがに冷たくなって来
ます。
しかし、ドライブフィールを考えるとスキーグローブみたいな物は使いたくな
いし...。
そこで考えた対策は、通常ステアリングの10時10分の位置を握るところを、8
時20分にすることです。
この位置を握ることによって、下から湧いてくるヒーターの暖気の領域に入る
ためかなり冷たさをしのぐことが出来ます。
それでもいよいよ冷たくなったら、片手でステアリングを握り、もう片方を膝
の上に置いてヒーターの温風で交互に温めると何とか寒さは凌げます。
④「ペダルBOX上の...」については、昨年ブログに上げてますが、これは非常に
有効で、ヒーターの使用と合わせれば、下半身の寒さからは解放されます。
これをしないと走っている間中足先に冷風が流れ込み、つま先が冷たいのと
同時に下半身の周囲に溜まったヒーターの暖気を追い出してしまうので。
寒冷地にお住まいの方は、冬季ドライブの対策としてお勧めです。
⑤「ヒーター」の使用は当然のことですが、吹き出し口を半開きにして、足先側
と太もも側の両方へ吹き出すようにするのが良いと思います。
ただし、日の出撮影場所は自宅よりも100m以上標高が高いところ(約850m)
だったので、マイナス12~3℃くらいだったと思われ、さすがに普段は暖かく
感じるセブンのヒーターも冷気を温めきれずに、ぬるい感じの温風となりま
す。
⑥「電熱ベスト」ですが、この冬セブンのドライブの為だけでなく、野外活動用
にと思いAmazonで購入しました。
モバイルバッテリーをつなぐと各部のヒーターが発熱して体を温めてくれるア
レです。
ジジ臭くて済みません。
でもこれは一度使ってみると、もう手放せません。
まるで使い捨てカイロを5・6枚張り付けているような温かさです。
厚着をしても肩や首元の寒さが気になっていましたが、もう全く寒さを感じま
せん。
あまりの心地良さについ家の中でも使っちゃたりします。
でもあまり使い過ぎると自分の発熱量が減少し、これがないと寒さ弱い体質に
なってしまいそうな不安にもかられます。
中華製でリーズナブルですが、値段なりに故障も多いようなので大事に使いた
いと思います。
後でふと気が付いたのはウインドウォッシャー液ってどうなってるんだろ?
そもそも納車以来使ったことないしな。
たぶん凍結防止剤入りが入っているとは思うけど、寒冷地では濃いめにしておいた方が良さそうですね。
以上、「マイナス10℃におけるセブン快適ドライブについて」をテーマに私が実践している防寒対策をまとめてみました。
これらの対策をとれば、真冬でも快適ドライブが実現出来そうです。
寒冷地にお住まいの方で、冬季のドライブを快適に過ごす良いアイデアをお持ちの方はご教受願います。
ではまた。