12月12日(日)
走行風との対話も醍醐味のセブンのドライブですが、さすがに北風が身に染みる季節となって来ました。
それでもサイドウインドウを付けヒーターを入れるとかなり快適な冬のドライブとなりますが、昨冬からどうしても気になっていたことがあります。
停止状態ではヒーターの温風により下半身は温かいのですが、走り出すと足先の温かさが無くなってしまう、というより足先が寒風に晒されている感じ。
これを何とかしたいと秋が深まるごとに考えていました。
そこで目を付けていたのが、ペダルボックスにあるスロットルセンサー(というんでしょうか?)の周りにある隙間。
おそらくノーズコーンから取り込んだ冷風がエンジンルームを通り、ここから足元に入り込んで来ると思われ。
この隙間を塞ぐ方法をあれこれ考えてきました。
一番手軽な方法は、粘着テープで塞ぐことです。
これなら手持ちのガムテープなどをベタベタ貼るだけなので、費用はほぼゼロ、作業時間5分といったところですが、これはやりたくない。
おそらく何かの整備のために後で剥がしたときに、粘着が残って酷い状態になっていると思われるから。
そうなると中々いい案が思い付かず、しょうがないので近くにあったウエスを隙間につっ込んで外れないように紐で縛ってみました。
最悪です。orz...
隙間は埋まり効果も有りそうですが、いくら外から見えないところとは言え、これはナイなと。
そこで悩みに悩んでふと気が付いたのが、発泡ウレタンで隙間を塞ぐこと。
偶然に先日購入したポータブル電源の梱包材として入っていたのを捨てたばっかりだったことに気が付きました。
厚さは25mmくらいあり、加工性・柔軟性・強度ともに理想的ではありませんか!(色も黒だし...。)
さっそく隙間の寸法・形状に合わせカッターで切り出して行きます。
こんな感じ。
で、これをスロットルセンサーを挟むように隙間にはめ込んでいきます。
若干大き目に切り出したので圧縮しながら隙間に押し込んで行くとピッタリ!
それ以上の固定策も必要ありません。
ウエスよりも100倍ステキです。www
これでペダル回りの気密性が保たれ、ヒーターの温風を逃がすことなく快適なドライブが期待出来そうです。
で、翌朝早速試走に。
時刻は6時。外気温は0度。
早朝真っ暗なうちから出発することなんか初めてだったので何だかドキドキします。
こんな時にこそ緩曲中間パイプ+ノーマルマフラーの静かさに有難みを感じます。
また、先日交換したヘッドライトの光が白く明るく、実にイイ感じです。
幹線道路に出てグワンと加速してみると、おぉ足先が寒くない!
今までと違い、少なくとも寒風に晒されている感じはありません。
狙いはまんまと成功です。ニヤニヤ。
水温が上がって来たところで、ヒーターのスイッチON。
意志答さんがあげられていましたが、ヒーター吹き出し口については、そんな構造になっているなんて全く知りませんでした。
吹き出し口を開けると太ももあたりに、閉じると足先に向かって暖気が噴き出します。
色々試してみると、半開きにして両方に暖気が行くようにすると具合が良いことがわかりました。
そんなことをしながら走っていると、東の空が明るくなり朝焼け小焼けになって来ました。
次第に明け行く冬の空を眺めながらセブンを走らせます。
少なくとも下半身は寒さに晒されることなく快適です。
これでまたひとつ冬の快適ドライブを手に入れることが出来ました。
上半身については、これ以上寒ければジャンパーの下に電熱ヒーター付きのベストなんかを着込めば何も怖いものはありません。
頭については、年中ヘルメット着用派の私は、冬は適度に冷やされ正気を保てるという次第です。
これから本格的な冬に入っていきますが、路面がドライであれば元気にセブンを走らせて行きたいと思います。
ではまた。
Posted at 2021/12/12 09:05:48 | |
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