11月7日
今回は、またまた走行記事ではありません。
以前予告した、趣味性の高いスポーツカーに乗るにあたっての私個人の考えを書きます。
ビーナスラインを走りに行った時のこと、美ヶ原ルートとの分岐点にあるドライブインの駐車場での出来事です。
その日は秋晴れで絶好のドライブ日和で、大勢の観光客&ライダー達でそこそこ広い駐車場は人も車も混雑していました。
私がセブンから降りて一休みしていた時に、国産スポーツカーの一団が入って来ました。
私にとっても好きな車でもありましたので、「おぉっ」と思いながら見ていると、来るわ来るわ、次から次へと30台くらいはいたでしょうか。
その一団は駐車場内の通路を列をなして通過して行きます。
駐車スペースを探しているのか、ゴー&ストップを繰り返しながら。
当然こだわりの車両ばかりなので、排気音も元気が良くゴー&ストップのたびに迫力のEXノートを響かせます。
それが30台くらい数珠つなぎになって場内を通過していくものですから、車好きでセブンのような珍車に乗っている私でさえ「ムムムッ」と思いました。
ましてや、車に特別なこだわりの無い、秋の霧ヶ峰高原を楽しみに来たであろう普通の観光客の皆さん方には、違和感・威圧感を感じられた方が多かったのではないかと推測します。
結局、その一団はそれだけの台数を止めるスペースがないためか、そのまま駐車場を抜けて走り去って行きました。
その時、私は考えました。
趣味性の高い車に乗るときには、一般市民や地域住民に違和感・威圧感、ましてや不快感を感じさせることが無いよう、十分に注意せねばならないなと。
特に台数が多くなるとその影響度は倍増していくことを肝に命じて...。
誤解して欲しくはないのですが、私は自分が良識人ぶって、先の一団やその個人の行動を非難し攻撃しようと言うつもりなのではありません。
仮に彼らと同じ車に乗って、あの一団の中にいたとすると、おそらく私も同じ行動をしていたと思います。もちろん、何の悪気もなく悦に浸って...。
そして、意図せず周囲に違和感・威圧感・不快感を感じさせてしまっていたと思います。
私としては、趣味性の高いスポーツカー(私の場合はセブン)に乗るときは、普段生活や仕事で乗っている普通の車以上に周囲への配慮を忘れずに、ジェントルでありたいと思っています。
私はこれまで単独走行ばかりでしたし、これからも基本単独走行だと思います。
でももしかしたら、いつかセブン乗りの方々と複数台でツーリングをする機会があるかもしれません。
そのような時にこそ、普段にも増して上記の心がけを守って行きたいと思います。
幸いセブン160は、ほぼほぼノーマルであれば見た目も排気音も周りに威圧感を感じさせる車ではないと思っています。
むしろ、「面白い車」「おかしな車」と言うのが世間の平均的な捉え方ではないかと。
初めの頃、道の駅の駐車場に止めて、離れた場所で休んでいた時のこと、普通の車から降りて来た妙齢の女性方が、私のセブンを見て
「あら、面白い車。(ナンバーを見て)これ軽自動車なの?」
(この言葉は、その時の表情や仕草、雰囲気からの私の推測です。)
と言った感じで微笑まれていたことが印象的でした。
そんなセブン160の醸し出す雰囲気を壊すことなく颯爽と乗りこなす、そんなセブン乗りになりたいと私は思っています。
今回は、諸先輩オーナー様方を前に新米である身の程も顧みず、生意気なことを書いてしまい大変恐縮致しますが、先日ビーナスラインの駐車場で強く思ったことを書かせて頂きました。
皆様のご感想をお聞かせ下さい。
では。
Posted at 2020/11/07 18:10:08 | |
トラックバック(0) | 日記