昨日の納車に続き、今日は初めての走行に出かけました。
先ずは車庫から乗り出すだけで心が挫けそうです。
なぜかって、近所の人に見つかることが非常に大きなプレッシャーです。(汗)
なんせ、住んでる田舎では私自身こんな車は見たことがありません。
当然、近隣住民もびっくり仰天の"珍車"でしょう。
「あそこのムスコは気が狂ったか?」くらいの話になりかねません。
いやいや、こんなことではいけません。
いつまでも隠し通せるものではないし、一人前のセブンオーナーになる為には越えなければならない試練です。(大げさ...)
覚悟を決め、思い切って乗り出しました。
いざ出発!
幹線道路に出てしばらくすると冷静になってきました。
普通の車とは全く違う低い乗車姿勢、目の前で転舵しストロークするフロントタイヤ。
二輪車に近いむき出し感と容赦なく吹き付ける乱気流。操作の全てがダイレクト。
おぉ、これぞセブンの乗り味よ。
デーラーさんで試乗させてもらってから3年2か月ぶりのこの感覚。
すれ違う対向車からは全て見下ろされているし。
きっとみんな驚いているだろう。(あきれている?いや笑っているかも。)
おっといけない、給油を忘れるところだった。
空いていそうなセルフのスタンドを見つけ初給油です。
おっとうっかり左側を寄せてしまう。
「タンクキャップの開け方は...」なんてまごまごしながら、おっとこの車はハイオクだった。
よく考えたら、ハイオクなんて何十年も入れたことない...。
給油機のオートストップに任せておくと吹きこぼれそうなので、自分で調整しながらの給油で、どこまで入ったのかよく分からず、だいたいにしておきました。
走行は至って快適です。4速50・60km/hが非常にスムーズ。
狭いスペースのペダル操作にもだんだん慣れてきました。
ヒール&トゥ、いや親指&小指で減速時のブリッピングもなんとなく出来るようになってきました。
おおっと、ランボルギーニとすれ違う!
想像はしていたのですが、スーパーカーやセブンのような珍車に乗るには良くも悪くも目立ちますし、注目されることはある意味宿命とも言えます。
それをも楽しむズ太い神経がないとやって行けないのは当然のことですが、田舎の単なる車好きの一庶民にとっては、これは思った以上に大きなプレッシャーなのです。
そろそろ家に戻らなきゃと思っても、自宅に近づくと近所の目が怖くてついつい
余分に遠回りしてしまい、気が付くと165kmも走ってしまいました。
これ以上フラフラしていると「徘徊セブン」と呼ばれそうなので、意を決して自宅に戻りました。
家では妻に事のいきさつを興奮しながら話したところ、「もっと堂々と乗りなよ。」と神の一言。
あぁ、小心者の自分が情けない。
「いつの日かきっと一人前のセブンオーナーになってやる。見てろよ妻」と心の中で誓うのであった。
つづく。
Posted at 2020/10/08 08:54:26 | |
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