
5月29日(日)は強烈な晴天でした。
一般に高冷地とされている長野県でも街中は30度超え。
一気に夏が来た感じです。
せっかくの晴天、高原の涼を求めて(いつもの)霧ヶ峰高原に走りに行きました。
白樺湖から続く新緑のビーナスラインには、初夏の陽気に誘われライダーやオープンカーがたくさん走っています。
ドライブイン「霧の駅」には、多くのバイクや車が止まっていて賑やかです。
駐車場に入ると、(わざと)二輪車エリアと自動車エリアの境目に止めました。
「車輪が4つある二輪車のようなもの」とも言われるセブンですが、ライダーにもドライバーにも目に付くところに止めるのは、注目されたい下心によるものです。(汗;)
颯爽とセブンを降りて、自販機で缶コーヒーを買ってセブンの方に戻って来ると...。
人だかりが出来ている!
「いゃ~ん、そんなに私のセブンを見ないで~ぇ。」と嬉しい悲鳴を抑えながら更に近づいてみると...。
ぬぁーんと、私のセブンの隣に赤いバケモノのような車が止まっているではないか!
そして人々はまずそのバケモノ車の周りに集まりシゲシゲと観察した後、ついでに私のセブンを見ているぅ!
そのバケモノ車とは...モーガン・スリーホイラー。それも思いっきり古いやつ。
実物は初めて見ますよ、私も...。
セブンも一般の人から見れば奇抜な外観の車ですが、この奇妙な車は...、いや、車とは言えない何か、もう怪車としか言いようがありません。
オーナーさんは、着古したツナギを纏った60代くらいのシブいオジさんでしたが、集まった人たちから質問攻めを受けていました。
私はと言うと、隣のセブンのオーナーであることなんか煙に巻いて一般観光客と成り済まし、怪車観察組と化すありさま...。
「練馬ナンバーって、東京から走って来たのかよ...。」
普段はクラシカルに見えるセブンも、こうして見比べてみるとまるで現代車です。
人々は、怪車を存分に観察した後、隣のセブンを見て何やらコメント...。
怪車のオーナーさん、セブンを見つけて親しみを感じて隣に止めてくれたのかなと想像しましたが、こいつに隣に止められては、いくらセブンでも立つ瀬がありません。
話する機会もないまま、そのうちにオーナーさんはどこかへ行かれてしまいました。
残された人々を前に、自分のセブンに乗り込む勇気もなく、フッとその場から離れてしまう残念な私メで御座います。orz...
その後、マツダ ロードスターのオフ会の車達を眺めたり、個性豊かな二輪車達を見たりして時間を潰していたら、怪車とセブンの周りに人がいなくなったので、すかさず乗り込み、その場を後にしました。
うーんさすがは怪車、モーガンにはしてやられました。
人々を驚かすという点では、セブンでも太刀打ちできないなぁ。
一般の人から見たら、その驚き様には察するに余りあるよなぁ。
なんて考えながら、白樺湖から茅野市へ下って行くと、なんと前からモーガン スリーホイラーがやって来るではありませんか!
今度は走っていやがるぅ!
ドライバー(パイロット?)のおじさんが手を振ってくれたので、慌てて振り返しました。
いやぁ、またしても驚きました。
こんな珍車、いや怪車を一日に二度見るなんて。
それにしても、なぜか中々セブン乗りの方と会うことが出来ない。
セブンオーナーの皆さん、爽やかな長野の高原の風を切って走りませんか!
なぜか観光大使みたいなことを言い出してみるのでありました。
ではまた。
Posted at 2022/05/31 07:37:04 | |
トラックバック(0) | 日記