クライアント先から今データ取りしている
テスト機の内部雰囲気温度計っておいてくださいとか
言われたんでHIOKI製の温度計取り出して来たんだが
壊れてる www
プローブ外すとOPEN表示になるのにならない
プローブ付けても8℃とか表示される
修理せにゃならんね
古いものなんだが、これで十分なので買い換えたくないんよ
買うときにオプションで電圧出力ユニット付けたから
オシロとかADCボードの入力に繋ぐだけでデータ取れるし案外不便ではない
最近のモノは単体でデータロガー出来るしエエのはわかってるが高い www
かと言って測定器が中華製だとね、正直怖いんよ
実際に電圧計買ってみたら表示と出力が1V以上ずれてるとかあったからね
さて、これから
実際修理していくのだが
まずは壊れている箇所を探さないとならんので
分解して調べてると
熱電対→アンプ→補正→電圧
ここまでは無問題だった
って事は表示部しか残ってないわけで
表示周辺のICと実装部品見てるといくつかコンデンサーがある
まさか容量抜けたか? w
と思ってLCRメーターで容量と内部抵抗値を見るも正常値
残るは表示させているICのみ
品番見てみるとICL7116CPL
おー、インターシル製(懐かしい、吸収されまくって今はルネサス)
秋月野郎なら、おなじみのICL7136とほぼ同等機能
ホールドと小数点がサポートされているかどうか程度の違いだったハズだ
ICL7136は持ってるんだが
流石にICL7116は持ってないから
部品ディストリビュート出来るところに発注したら3日ほど前に届いたんで
本日めでたく交換出来る事となった w
早速IC剥がす、もうね直ハンダ実装だから取らないと
ソケットにしておいてくれ ←色々考えるとソケットは良くないんだが w
手動でハンダ剥がすとかバカらしいんで
自動ハンダ吸取器
腕より道具 wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
その後新しいICへハンダを付け直し完了
仮組みしてテスト
体温計ってみた 36℃ w
後日、お客さんのところにフルークの温度校正機があるから
ズレがあったら内部調整出来るんでやる事にする
なお、氷水で0℃とか沸騰させて100℃とか
言うヤツラもいるが
そんな簡単にできるものでは無い事を言っておく
自作とかでアバウトでもいいならと思うが
仕事だと流石にマズイよ www
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Posted at
2020/08/30 15:39:00