
今回は、30年来付き合ったMTBを手放し、新たに中古のMTBを購入しました。
私の購入した自転車のブランドは今や見向きもされませんが、ジジイにしかわからない孤高のブランドで一番安いヤツ。
写真を見て解る人は正直「マニアか変態」のどちらかです。
出物をずっと探していたのですが、前のMTBのクラックが判明していない時に1台超出物があったのですが、買いそびれてしまいずっと探していましたが、相場の高騰で全然購入できなくなりました。
購入の顛末としてはこんな感じです。
①オークションサイトで片道50kmのところに出物発見!
②家の用事を終え、午後2時に50km離れたリサイクルショップに到着。
③リサイクルショップ1で狙いのフレーム確認。超極上で買う気満々だが先客あり。
④ことの顛末を店長さんに話すとマニアックブランドの話で盛り上がり「50km離れた店舗に出物あり」との情報をもらう。
⑤午後3時にリサイクルショップ1を出て50kmかけて住んでいる街に戻り家の用事を済ます。
⑥リサイクルショップ2へ午後8時閉店に間に合うよう一部高速を使いぶっ飛ばして隣県の中域まで行く。(約100km)
⑦リサイクルショップ2で自転車購入し、午後8時にバラしてプロボックスに積んで帰路につく。
⑧節約のため下道で帰る。(約100km、帰ったのは午後10時過ぎ。)
というような顛末です。
翌日に空気圧を点検し、ポジションを合わせて乗ってみると、やはり年式が新しくランク的には1つ上くらいの車両ですので、踏んだだけ前に出る感覚です。
私のMTBの乗った感触として例えますと、運動不足のアラフィフ中年ジジイがいきなり乗ってウサイン・ボルトの最高速を普通に抜くことができます。
普通の成人男性なら平地で向かい風ではない限り時速40kmは出せると思います。
競技用自転車では、人力のターマックダウンヒルにおいて100km/hオーバーで駆け抜ける的なことを聞いたことがあります。(私はびびって70超えが精いっぱいでした。タイヤとブレーキシューが溶けました。当たり前ですが転んだら即死です。)
ちなみに、電動アシスト付自転車は加速はモデルによって本当に楽に走るものから爆発的かつ暴力的なトルクでプ〇〇スロケット顔負けのダッシュを決めるものもあります。
モデルによっては時速20km位を境に電気のアシスト量が減るので、出だしは楽ですが、バッテリーで重たいので、最高速は伸びない傾向にあります。
こういった少しお金のかかっているMTBに乗ってみると、普通の自転車しか乗ったことがない方は初見で「?????」という言葉にならない違和感があると聞きます。自分の踏んだ感覚より前に進む、ギアシフトのスムースネスなフィーリング、ブレーキは慣れないと危ないくらい効く、見た目より異様に車体が軽い、などなど五感に訴えるものがあり、クセになります。
一度体験すると抜け出せなくなる世界観がありますので、みんカラに書いているぐらいの凝り性な方々はカメラ等と一緒で手を出してはいけない趣味の一つです。
なんせ「沼」ですから、お金をかけている方は1台200万円超えで車に例えたらラ・フェラーリみたいな自転車も普通にあります。
趣味の方で多いパターンは、1台30~50万円がボリュームゾーンだと思います。
私はボリュームゾーンの最下層くらいの車両ですが、ママチャリや名ばかりMTBと比較すれば十分に異世界を味わえます。
もし、この世界観を覗いてみたい方は是非地元の自転車専門店(量販店ではない)の扉をたたいてください。きっと、新たな楽しき世界を見つけることができますので。
乗って楽しいことは私が保証しますが、その分お金の捻出や保管場所に苦しむことを交換条件として許容してください。
Posted at 2022/12/19 00:15:02 | |
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