今年3度目の家族旅行です。
2度能登半島へ行き、今回は奈良をチョイスしました。
やっぱり、大仏さんは一生に一度は見ておかないとですね。
今年の家族旅行は、どちらかというと地味なところばかりでした。
普通のご家庭であれば、旅行の回数を減らしてでも関東関西のテーマパークに行かれる方も多いと思いますが、以前両テーマパークを訪れた時に、あまりに人混みが凄くて、満足にアトラクションを巡ることができず、不満が募る訪問となりました。
そこで子どもが理解したことといえば、とにかく人が多いこと、列に並び待つことへの忍耐、集客力のある施設の現状、数少なく短時間しか味わえなかったアトラクションの楽しみ、入場料や食事代など高額な費用の負担、などでした。
両テーマパークとも以前訪問した当時より様々な項目で値上がり、人混みは相変わらず、お金をかけないと満足にアトラクションを回ることすら不可能となっている現状では、今後も訪問することはないと思います。
貧乏な我が家の旅行のテーマはコストやコスパも大事ですが、一番はズバリ「勉強になる訪問」です。
両テーマパークも、コンテンツを活かす様々な仕掛けや工夫が凝らされており、長年にわたる効果的かつ念入りなマーケティングにより気持ちが高揚する仕組みを肌で感じることができますが、子どもの受験や学業にはほぼ不要な情報であると考えます。
それなら、今回訪問した能登半島などは地図で見るだけでなく、現地の産業や生活の有り様、観光の見どころ、食べ物などなど、目で見る情報だけでなく、肌で感じ臭いで感じ、移動に要する時間を感じ、直接目で見て本人の感性で感じる事柄等、子どもにとって色々と刺激となり勉強の糧になるのでは?と思うのです。
今のところ、子どもから両テーマパークに行きたいとの訴えもないですし、子どもに行き先を事前に確認して訪問先を決めています。
両テーマパークに、本人が将来行きたくなれば、行きたいタイミングで行けばいいと思っていますが、ともすると、親の押し付けかもしれません。
ですので、勉強一辺倒にならないよう、子どもが行きたいと言えば両アトラクションに連れて行くことに異存はありません。
次回の旅行は、日本語の通じない英語圏の外国に連れて行けたらとなと妄想していますが、流石に私のサラリーでは難しいことは承知してます。
子どもの受験タイミングにより出かけることが難しい年まわりもありますので、見聞を広げるためにも、少し無理してでも連れて行けたらいいんですけども。
我が家は、子どもの教育一直線で、後は全てを犠牲にしていく方向であり、子どもが途中でグレたり病気したり、取り返しのつかない怪我をした、等があったら私の人生もパーになります。
私は普段ギャンブルしませんが、子どもを通して自分の人生を賭けた最大のギャンブルをしている真っ最中なんだな、と今回の家族旅行を通じて改めて感じました。
帰宅は明日、夜中出発で奈良の街をあちこち激歩きで帰りも全行程を運転した後、帰っても親戚周りなど心休まらない日々ですが、年末年始もなんとかこなしていこうと思います。
それでは、皆さま良い年をおむかえください。
Posted at 2023/12/30 19:38:59 | |
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