以前に、「モバイルと電池の戦い なぜバッテリー交換に金がかかるのか」と題して、モバイル機器のバッテリーについて、愚痴を書いたが、今回もバッテリーへの愚痴である。
とにかくスマートフォンは、サクサク電池エネルギーを消費してくれる。
朝に、満タンにしておいても、夕方には大丈夫か?!と言う日も!!
今年発売の機種は、2000mAh以上の大容量バッテリーが搭載されているし、中には3000mAh以上の昨年まで発売されていたスマートフォンの搭載バッテリーのなんと倍近い容量の機種まで出て来ている。
さらには、最も電気エネルギーを使う液晶パネルに工夫がなされて、トータル的にバッテリーの保ちが飛躍的に向上しているのか、していないのか??
とにかく、ドコモは「最近3日持ちます」なんていっている。本当か!?
NTTドコモでは、ブラウザ(インターネット)やメール、SNSの利用を1日80分程度と想定しての、3日持ちらしいのだが。
バッテリーの搭載容量が飛躍的に大きくなったのは良いのだが、バッテリーの寿命は長くなったのだろうか。
まあ、バッテリーの持ちが長くなれば、充電回数も減るのでその分バッテリー本体への負荷も減って、バッテリー劣化時間も延びるという計算にはなるのだろう。
毎日充電していたバッテリーが2日に1回の充電になれば、単純にバッテリーの充電回数は、毎日充電の半分で済み、単純計算で行けば、結果バッテリー本体の寿命は倍に伸びる事になる。
つまり1年しか持たなかったバッテリーが、2年使えるという事になるのだろうか。
しかし、現実以前使っていたスマートフォンのバッテリーは、ものの見事に1年位で、容量が60%位に低下し、更に使い続けたら、バッテリー本体が膨らんできてしまった。
バッテリーを自分で交換出来る機種は良いのだが、交換出来ない最近の機種なんかは、2年位で電池交換の修理に出すのか、それとも2年縛りを終える頃にバッテリーの寿命がやってきて、新しい機種への、強制かつ、新機能の誘惑をタップリ見せつけての”機種変”へと誘うのだろうか。
最近思うのは、きっと2年もスマートフォンを使えば、陳腐化が激しくなり、新しいスマートフォンが欲しくなるという、”ルーチン”にメーカー側も、キャリア側もロードマップができあがっていて、2年縛りイコール、2年サイクルになっているのかもしれない。
そう思いつつも一方で、ドコモなんかは、別売でバッテリーを販売し、自分でバッテリー交換出来る機種も売っているので、必ずしも2年縛りが、”機種変”時とはなってはいないのも事実だ。
NTTドコモはそんな、電池交換できる機種の、電池パックの取り扱い(ポイント交換)を来年(2014年)4月から変更するらしい、
現行では、スマートフォンの場合1,500ポイント必要だったのが、
2014年4月以降は1,000ポイントで交換できたり一部では利用しやすくはなるのだが、一方でフューチャーフォン利用者は、今まで”タダ”だった電池パックが、有料?(ポイント対象になってしまう)になったり、明らかにサービスが改悪方向へ向かう部分もあって、全ての人が喜べる内容ではなかったりする。
こうしたドコモの電池パックサービスを見るまでもなく、バッテリーは消耗品という位置づけなのだが、その反面、多くのスマートフォンや、殆どのタブレット端末は、そう簡単にバッテリー交換ができない筐体になっていて実に残念である。
ipadは、10,800円、iPhoneで、7,800円でバッテリー交換が可能だが、Surface Proは約40,000円で、機種ごと交換という。
バッテリー交換のランニングコストを考えると、Surfaceは買う気にならない。
Nexus7も8,000円前後らしい。(公式価格がわからない)
まあ、パッド系だとバッテリー交換は10,000円ぐらい必要という所なのだろう。
少なくとも2年位でバッテリー交換しなければならなくなるとするなら、ランニングコストとして5,000円/年位は見積もっておかないとならない計算になる。
タブレット端末を一つ欲しいとも思うが、トータル的にどれを選べば良いのか悩んでしまう。
Posted at 2013/11/27 07:00:05 |
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