一昨日の出来事

みなさんご存知だと思いますが、一昨日片山右京さんと同行の２人の方が富士山で遭難されて、

同行の２人の方はお亡くなりになりました。


実は僕は右京さんと少し関係がありまして、人事ではありませんでした。

もう２０年位前ですが、僕も若気の至りでプロのレーシングドライバーを目指している時がありました。

その時はＦＪ1600（フォーミュラ・ジュニア）というレースに出てまして、

当時は右京さんの会社ル・ボーセというチームにお世話になってました。

その後もサーキットでお会いする機会もたまにあり、

雲の上の存在なんで緊張してそれほど話せませんでしたが、

二言三言話しをさせていただいてました。


右京さんは僕たちが成績が出ないで悩んでいると、

声を掛けてくれたり・・・当時から非常に優しい人だったのです。


なので、今回のような友人が亡くなるような事故では、相当にまいっている事と思います。

ニュースの映像を見ても痛々しいです。


登山もレースと同じで非常にリスクの高いスポーツですよね。

右京さんはきっとそういうリスクに立ち向かうのが性分なんでしょう。

しかし、その代償も思わぬ形で非情に降り注いでくる。

普段富士スピードウェイから見る富士山は綺麗で荘厳な感じを受ける事も

ありますが、実際は自然の力を思い知らせる山でもあるんですね。


レースも少しでも気を抜くとその代償を払わされる事もあります。

私自身今回の事で認識をあたらにしました。



今は僕には何も出来無いですが、一日も早く立ち直って欲しいと祈っています。


最後に亡くなられた方のご冥福をお祈りします。