
今年は、不景気の影響で石油ショック以来なんじゃないかと思うくらい、レースの参戦台数が減っているようです。
ウチが以前出ていたカレラカップアジアも13~4台(去年18台)、スーパーカップも13台(去年26~27台)などなど寂しい感じ。
日本のスーパーGTやフォーミュラニッポンもかなり減っていますね。
そんな中で、我がクレフモータースポーツも今年はレース参戦は諦めムード。
まあ、こんな時代だから仕方がないか・・・と思う反面、
こんな時代だから何とかしなくちゃ・・・とも思っています。
そこで、今年は自チームではないけれど、当社スポーティングディレクターでワンデースマイル走行会主催者の
澤 圭太選手がスーパー耐久へ参戦するのをサポートしている。
元GTドライバーの松永さんのチームで、996タイプのスーパー耐久車両を走らせている。さすがに型落ちのマシンでは戦闘力はあまり望めないので、表彰台に立てれば優勝したのと同じくらいの感じではないかと思う。
そんなチームの中で、澤選手のチームメイトとして
この人が参戦している。
この方、まったくのアマチュアで正式なレースに出るのも初めて、富士SW以外のサーキット、鈴鹿や菅生も初めてという結構無謀な挑戦である(笑)
普段、自分の996GT3やGT2で富士SWを中心に練習しているとは言っても、普通はもっと底辺カテゴリーで何戦か出て、レースの雰囲気や進め方なんかを習得してから、スーパー耐久クラスのレースに出るのが普通だと思うけど・・・
そんな心配をしていたデビュー戦、菅生ラウンドでは回りの不安を良い意味で大きく裏切るST1クラス表彰台を獲得した。上位陣の脱落にも助けられたみたいだが、ぶつからず、スピンせず、澤選手とも1秒程度の差でラップしたその実力はちょっと驚きモノだった。
もしかしてビギナーズラック?(失礼)なんて思ったりもしたけれど、昨日行われた鈴鹿ラウンドでは、今度はST1クラス4位を獲得しちゃったのだ。
鈴鹿といえば、世界でも有数のチャレンジングサーキット。何度か練習に行ったとはいっても、ルーキーにとって大きな壁になっても不思議でないサーキットなはず。
そんなサーキットでの今回の4位は、やはり前回の菅生がマグレではなかった証拠ではないだろうか。
今日は、昨日のレースでの筋肉痛の体を引きずりつつ(笑)、ウチのお店にレースの報告かたがた、やってきてくれたのでイロイロ話して感じたのは、冷静に舞い上がらずにレースをしているという事。そしてドライビングスキルの確かさと引き出しの多さ。
これならホームグラウンドである、次の富士ラウンドはもっと期待出来るかも!
8月1,2日の富士が楽しみになってきました。
ちょっと褒めすぎましたかね?(笑) R-racingさん
後は体力だけですね(爆)
Posted at 2009/06/08 22:05:50 | |
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レース | クルマ