そういえば昔ギリギリガールズっていましたね(笑)
なんて関係無いですが、今日はお店にブレーキがギリギリの方が偶然重なりました。
まず1台めが986BOXSTER-S。
この方クァンタムのサスペンションチューンとPFCブレーキ程度のチューンでラジアルタイヤを履いて、富士SWで5秒台を出しちゃうツワモノですが、ブレーキを点検していると・・・
・リヤパッドが完全になくて、裏板でローターを削ってしまっていた。
・フロントキャリパーのシールが熱で劣化してグズグズ。
・フロント、リヤのパッドが寿命。
などなど今回見ておいて良かった~的なところがゾロゾロ出てきました。
そこで、まずはリヤローターをディクセルさんの純正交換タイプ装着。
フロントパッドに再度PFC投入。リヤパッドはバランスを考えてフェロードDS2500へ。
そしてフロントキャリパーのピストンとシールの交換&OH作業を行いました。
そして2台めが997GT3-RS。
PCCBが装着されている車両でブレーキ性能は素晴らしいのですが、PCCB装着車両は概ねブレーキパッドがリヤが早く減る傾向があり、リヤパッドの交換とついでにリヤスタビを柔らかめに調整しました。
この車、新車からおろして計6回富士SWを走っただけでリヤのパッドは寿命です。
こんな感じにもう少しでパッドセンサーが削られてしまう直前。丁度良いタイミングです。
PCCBは性能はバツグンですが、サーキットで使っているとライフはやはり長くはなく、寿命が来た時にローター前後でパーツ代260万円以上(税込)もするので、もしやの場合に備えてスチールブレーキに交換をオススメしています。
それとブレーキフルードとステンメッシュのブレーキラインへの交換もマストですね。
このお客さんも次はスチールローター+PFCブレーキに交換予定です。
この組み合わせのほうが、ライフも長いし、交換経費も1/8~1/9以下ですから。
立て続けのブレーキ交換をサクサクこなしてくれた神田メカもご苦労さんでした!(後姿ですが・・・)
部位ががブレーキだけに直接命にかかわるところなので、サーキットを走る人はブレーキメンテは欠かせないですね。
それと、効果的なのがローター系のアップやキャリパーの大型化など熱容量を上げつつ、効きもグレードアップるのも効果的です。
サーキット走る方は、くれぐれもブレーキメンテは手を抜かないで下さいね!!
Posted at 2009/09/27 19:19:22 | |
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ポルシェ997 | クルマ