2009年09月07日
(゚A゚)コノヤローネタですが、今日は食ネタではありません!
以下かなりヘビィな話になりますので、危険を察する方は、蛇の如くスルーしてください。
身近な人が今日、リストカットによる「自殺未遂」を起こしました…
仕事を切り上げて、現場に急行!ブーストは正圧に入りっぱなしでした…(^^;)
色々辛い事があったみたいで、事に至ったようです。
「お天道様の下を堂々と歩けないような事はするな!」
「死んで何かを変えたいなら、死んだつもりでがむしゃらにしてごらん、お天道様の下を堂々と歩けないような事さえしなければ、味方でいてあげるから」
この二言だけ言いました。
どう言ったら良いかわからなかったです(^^;)
それでも、その子はワテを必要としてくれたので、少なくとも今後は大丈夫だと思うのですが…思いたいのですが…
命は大事にしましょう。(本気で死と直面した気がしました…。親戚が亡くなった時以上に…)
あっ、まだ晩御飯食べてないや…夜は抜いてもいっか…(^^;)

Posted at 2009/09/07 22:46:34 | |
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2009年09月07日
「なぁなぁ、特殊能力ってどんなの?」
取り調べが終わってからもエンは新一の側にペタンと座り込み、離れようとしなかった。好奇心の塊のようなエンにとって、新一は絶好の興味の対象だ。
新一は親しく接して来るエンに少し戸惑いながら、口を開いた。
「言ってわかってもらえるような事じゃないから…、表に出て実際に見せようか?」
そう言うと新一はスクッと立ち上がった。
「寝てなくても大丈夫なのかよ?」
釣られるようにエンも立ち上がり、新一の顔色を伺った。
「大丈夫。」
「おわっ!」 エンは思わず声を上げた。
実際に特殊能力を見せてもらうために、境内の庭に出てどうしたらわかりやすいかと悩んでいたエンに新一は「鬼ごっこ」を提案した。
追い掛けるのも面白いが、エンはあえて逃げる方を選択した。体力には自身があるし、運動能力はそんじゃそこらのアヤカシとは比にならない程の持ち主だ。だから、「捕まえれるものなら捕まえてみろ」と内心自信タップリだった。
しかし…、その自信はものの見事に打ち砕かれた。逃げる先々に先回りされ、全力で走っても逃げ切れない。こっちは息を切らして逃げ回っているのに、新一は表情一つ変えず涼しげな顔で追ってくる。ヒョイヒョイと木を登って行っても、地面を一蹴りして同じ高さまで追ってくる。しまいめには卑怯だとは思ったが、自分の住家を活かしたわかりにくい場所に身を潜めたりもしたが、もはや無駄な抵抗だった。
「参った、参ったよぉ…。」
激しく息を切らしたエンがグッタリと座り込んで、降参の意を表した。
対象的に新一は病み上がりにも関わらず、ケロリとエンを見下ろしている。
「おやおや、エンが負けてしまいましたねぇ…。あの新一君という子は一体…。」
「おいおいマジかよ…、あの脳みそ筋肉猿が…。あいつ…あれだけが取り柄なのに、全否定されちまったじゃねぇか…。トレードでもすっか?」
ジキとケンが驚きを隠せない中、ヤンは冷静だった。
「あいつ…、もしや…。行くぞ。」
「おいヤン、行くぞって、どこへ?」
踵を返して新一達のいる方へ行く為階段の方へと歩き出した。
呼吸が落ち着いたエンが憧れるように目を輝かせて新一を見上げた。すぐに荒れた息を落ち着かせる所は、さすがといったところか。
「すっげぇ!すっげぇなぁ!悔しいけど、すっげぇ!」
あまりに感嘆の言葉をかけられた新一は少し複雑だった。素直には喜べなかった。
「でもこんな力、望んだわけじゃない…。」
ポツリと本音を漏らした新一にエンは空気を読み取り、自分の気持ちを落ち着かせた。新一の後ろからヤン達が来るのが見える。おそらく一連のやり取りを見ていたのだろう。
「ん…、よかったら話せよ。」
「後ろの3人が来たら話すよ。」
そう言って新一はエンを起こすために手を差し延べた。その新一は、ひどく悲しそうな笑顔だった。
「どうしたらいいかわからないんです…。」
グッと手を握り締め、俯いて声を押し殺すように新一が言った。
全てを明かし、一体自分はどうしたらいいのか?実際、真の遺言だけでここに来たわけではない。どうしたらいいのかわからず、あてもなくここに来たというのが大半だ。
「チッ…。」
ヤンが一度舌打ちをして、明後日の方を向いた。
「だからガキだってんだよ。迷いのある奴はすっこんでろ。誰それの為になんて、生温い事考えてんじゃねぇよ。自分がどうしたいかだろ。くっだらねぇ。」 そう言うとヤンは立ち上がって寺の方へと行ってしまった。
「すみません…、あの人あぁいう性格で…。」
申し訳なさそうにジキが宥める。
「でも本当の事しか言わねぇけどな。」
ケンが煙草に火を付けて、一吹かしした。
「そうだな。俺もヤンの言う事はわかる気がするよ。」
エンが立ち上がった。
「エン、新一君には新一君の考えがあるんです。わかってあげないと…。」
ジキが新一に気遣ってエンを征しようとしたが、間髪入れずにエンは反論した。
「わっかんねぇよ!アヤカシの仲間になって、新井っていう奴ぶちのめしたいけど、残り少ない自分の人生を生きたいとか、そんなのただの勝手な我が儘じゃんか!」
バツの悪そうにエンは走って行ってしまった。
「すみません、あぁいう性格なんです…。」
「でも、本当の事しか言わねぇけどな。俺も行くわ。」
ポイと煙草を捨て、ケンもふらりと門の方へ行ってしまった。
「すみません、あぁいう性格なんです…。」
言い慣れた台詞のようにジキが新一を宥める。
「でもね、新一君…あなたは今、アヤカシの仲間にもなろうとせず、自分の人生を生きようともしてない中途半端だと思うんです。すごく時間を無駄にしてしまっていると思うんです。それは君自身もわかっているでしょう?」
俯いた新一を覗き込むようにジキが語りかけた。
「わかってます、わかってますけど…。」
「だから、もっと素直になってもいいんじゃないですか?僕から言わせてもらえば、『お前が悩んでる事で世の中が動いてるなんて思い上がってんじゃねぇよ』です。あなたがしょい込む事なんて何もないはずでしょう?それを捨てて、今ここに居るんでしょう?だけど、それに恐くなって、それをネタに悩んでいれば自虐的・自慰的行為に浸れる。そうやってあなたは、逃げているんじゃないですか?」
言い方に刺々しさはないが、真剣な目付きで穏やかにジキが新一に問う。
「違う!」 半分以上当たっている為、逆にムキになって怒鳴り上げた。
「だったら何故、あなたは生きているんです?」
優しくジキが声を掛けた。
「死にたくないから…。生きていたいから…。」
「そうですよね。それが素直になるって事じゃないですか?みんなそうやって、自己のアイデンティティを貫いて生きているんです。だから色んな衝突や壁にブチ当たってしまうんでしょうね。でも誰もそれがいいか悪いかなんか言えないんですよ。客観で見れば間違っている事かもしれない。でも主観で見ればそれが正しいと思えるんです。いや、思い貫くんです。そうやって、生きていかなきゃ『自分らしく』なんて出来ないんじゃないかな?」
「ジキさん…。」
まるで教えを説いて聞かされている様な、そんな感じがした。まるで、駄々っ子をあやす保父さんのように。
「すみません、少し熱くなってしまいました。・・・実はね、僕は実の姉を愛してしまった事があったんです。愛して、愛されて、ある日姉は殺されて、僕は罪のない沢山の人とアヤカシを殺しました。」
そう言って左腕を押さえた。
「僕は千のアヤカシを殺して、アヤカシに転生しました。言い伝えで、千のアヤカシの血を浴びるとアヤカシになるというのがありまして。実際、千のアヤカシを殺したからアヤカシになれたわけではないみたいですけど。」
「どうして…。」
「実は僕、中国から来たんです。僕の住んでいた村は、のどかで何もない所でした。ある日生き別れになっていた姉と再会し、一緒に住むようになったんです。僕は学校のない村の子供達のために、勉強や色んな事を教えて暮らしていました。ところがある日、僕が子供達と遊んで留守の間にアヤカシが村を襲ったんです。そして、生贄に僕の姉が連れていかれました。村に戻った時、村の人はこう言ったんです。『仕方なかった。』と。でも、こうも言いました。『あんたら、実の姉弟で愛し合ってた。そんな不貞の輩の事なんか知ったこっちゃない。』と。」
「そんな…。」
「僕は狂ったかのように村の人達を殺しました。そして姉を連れ去ったアヤカシ達も。ようやく再会出来た時はもう…。」
そこで一度ジキはしゃべるのを止めた。
「確かに許される事じゃないんですけど、憎かった。全ての人間が。アヤカシが。そして自分が。僕がアヤカシに気付いて村に戻っていれば、こんな事にならずにすんだのにと、散々悔やみました。そして僕は大量虐殺の罪で、捕まりました。そんな時出会ったのがヤンとエンとケンでした。ヤンは修業で中国に来ていたんですけどね。ヤンの計らいで僕は人生をやり直す事を許されたんです。そして4人で旅をしている時、当時自虐的で死のうと考えていた僕にヤンは言ってくれました。『お前が死んでも何も変わらない。でもお前が生きて変わるものはある』って。変わったのは僕自身でしたけど。」
「ジキさん…。」
「すみません、僕の話ばかりしてしまって。」
「いえ、そんな事は…」
「長々と語ってしまいましたけど、つまり、生きて下さい。今のあなたは死んでしまっています。」
「ありがとうございます。」
お尻の挨を払って立ち上がったジキは、新一に手を差し延べて立ち上がらせた。
「これはあくまで僕の意見です。後の3人からも話を聞くといいですよ。」
「で、でも…」
「大丈夫、あなたに幻滅して立ち去ったわけじゃないですよ。僕ら基本的に仲が悪いんです。だから自分の生き様を他人の前で語る事が出来ないんですよ。みんなプライド高いですからね。」
「はぁ…」
「僕は晩御飯の仕度があるので、先行きますね。そうそう、言い忘れてました。古来『鬼』は恐れられている事が多いですが、本当は芯のある優しい方ですよ。僕、一度お会いしたことがあるんですよ。自分に自信持っていいと思いますよ。」
そう言って本堂の方へ消えていった。
「知ってたんだ…。」
その場に残された新一はどうしていいのかわからず、取りあえず考えをまとめるべく辺りを散策する事にした。
Posted at 2009/09/07 18:34:46 | |
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2009年09月07日

やってくれました、イチロー!
今季は色々と欠場に悩まされましたが、さすがです!
次は9年連続200安打!
期待してます!

Posted at 2009/09/07 08:56:35 | |
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