真・土方歳三(零式)のブログ一覧

今日はこれで一杯。

ビールは避けて焼酎で。

ちょっぴりカロリーオフ(爆)

めちゃめちゃ過ごしやすい一日でしたね！

コルトもクーラー無しでご機嫌！

やっぱりクーラーないとダイレクトパワー炸裂！

これから良い季節に突入ですね(^^)

いよいよ次回、連続みんカラ小説「TIGHTROPE」が最終回となりますヽ(´▽`)/



色んな事がありましたね～(´∀`)

既にわけわからず放棄された方もいると思います(爆)

ちょっぴりオマケで最終回後の話も用意してます。


クライマックスはないので悪しからずΣ(ﾟﾛﾟ)ｴｯ!?

ってな具合で、よろしくお願いしますm(__)m

次は何をしましょうかね？(笑)

『いきます』

　ただそれだけを残して新一は、ブレイクをかけ部屋を飛び出した。寺を囲む人間どもの注意を引き付けるために、わざと寺を遅く一周してその場を立ち去った。

「…行ったか。」

「えぇ、行きました。」

「…フンッ」
　ヤンとケンとジキが境内からその様子を見ていた。まるでこうなる事を予測していたかのように。

「お～い、部屋に置き書きがあったぞ～。」
　エンが手に紙を持ってドタバタと走ってきた。「喧しい！」と言って、ヤンがエンを怒鳴りつける。


『いきます』


「行きます」
「生きます」
「逝きます」

「一体、どの『いきます』なんでしょうね？」
　ジキがエンから紙を取って、見つめてそう言った。

「全部だよ、きっと。」
　エンが両手を頭の後ろに組んで、ニコッと微笑んだ。

「『いきます』か…、奴にしては上出来だ。」
　ケンがタバコに火を付けた。

「…フンッ。奴は奴なりの『無一物』見つけたのだろう。」

「エッ、無一物って色んな意味があんの？」
　エンが珍しそうにヤンの顔を覗く。

「違いますよ、エン。」

「そうそう、お子ちゃまにはわかんねぇだろうなぁ。」

「何だよ、それっ。」

「先代が教えた無一物があり、そしてこの俺が、聖天法師が唱える無一物がある。問題なのは、無一物というもの自体に縛られないかどうかだ。『仏に逢えば、仏を殺せ。祖に逢えば、祖を殺せ。何事にも縛られず、捕らわれず、あるがまま己を生きること。』その考えばかりに縛られては、本当の意味での無一物とは言えない。お前らにもあるはずだ、自分自身の無一物が・・・。」

　そう言って、ヤンは懐から短銃を取り出した。

　そしてエンもヌンチャクを手の平に握り締めた。
　
　ケンが吸っていたタバコを床に落として火を消した。

　ジキが眼鏡の位置を整え、


「我々も『いきます』か。」
　そう言って、気功波で寺を囲む生い茂る木々をなぎ払った。




　静かな夏の夕暮れ。そこには銃声と人のうめき声と爆発音が響くだけだった。

今日は９９の日。

という事で、救急車。

最近はこの型の救急車がだいぶと普及してきましたね。

間近で見るとバスです、バス。動く要塞ですね(^^;)

回転灯も流行りに乗り、ＬＥＤになってますし(^^;)

あえて今日の日に救急車の出動が少ない事を祈ります。