ハイエースメンテしてきました、RiKuです(・ω・)/
3000km毎の定期交換時期ってことでエンジンオイル&オイルフィルターの交換をお店で作業してもらいました
今まで10年以上お世話になってたお店が昨年いっぱいで閉めちゃったから、今年から違うお店へ
今までお世話になってたお店はA.S.H.オイルを取り扱ってて、常備してあったからそのままA.S.H.オイル入れてもらってたけど
次のお店はオイルの在庫は持ってなくて、好きなオイル持ってきてねーってことだったから久々にオイル選び
DL-1規格のクリーンディーゼル用オイルも、ガソリンエンジン用ほどではないにしても、それなりに各社出しててたくさんの種類があります
オイル選定にあたって、まずは何を基準に選ぶのかを考えるんですが
ガソリンエンジンならやっぱり最も重視するのはエンジン保護性能
熱入っても劣化が少なくて、油膜切れ起こさなくて、あとはスラッジの発生が抑えられて
省燃費性能なんてのはオイル選ぶときに全く眼中にないですww
で、ハイエースに使うディーゼル用DL-1オイルを選ぶとなると、ガソリンエンジンと同じようにはいかないわけで
ここでネックになるのがDPF
マジでDPFが厄介すぎる!wwww
エンジンオイルはエンジン保護性能の高いものを選びたいけど
エンジン保護性能を上げていこうとすると、金属系添加剤による煤の発生が増えてDPFが詰まる
エンジン保護とDPF保護が相反するものなんですよね
そもそもDPFの詰まりを防ぐために硫酸灰分0.6mass%以下って定められてるのがDL-1規格なんだけど
この制限の中でいかにオイルの洗浄性や分散性を上げていくかが各社のDL-1オイルの違いだと思う
もう1つ重要なのが蒸発性
DPFを詰まらせるPMの原因として煤やカーボンに次いで多いのが未燃焼エンジンオイル
PMを減らすためには蒸発性の低いエンジンオイルがいいんですが、蒸発性に寄与するのはベースオイル
鉱物油は分子量分布が広くて低分子も含まれてるから蒸発量は大きく
化学合成油は分子量が揃ってて蒸発量は少ない
ベースオイルはグループⅢ以上が良いわけです
となると、ハイエースに使うエンジンオイルを選ぶ基準は
『DL-1規格で潤滑性・洗浄性・分散性といったエンジン保護性能が高く、蒸発量の少ないベースオイルを用いたもの』
この観点で各社のDL-1規格オイルを調べていきます
まずはDL-1規格含めてディーゼル用エンジンオイルの規格について勉強して(
https://www.jalos.or.jp/onfile/pdf/DH_J2105.pdf )、各社オイルの代表性状を見比べて、SDSからベースオイルや添加物調べて、疑問点が生まれるとDPFやディーゼル用エンジンオイルについての論文読んで
細かく調べれば調べるほどトヨタ純正すげぇってなる!
ちょっと古いけど2009年のDL-1規格オイル開発時の研究論文(
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaeronbun/40/3/40_3_837/_pdf )から勉強し始めたけど、この時点ですげぇってなったし
現行のトヨタ純正 DL-1 0W-30がベースオイルがGTLってことにビックリ!
以前は純正オイルと言えば鉱物油のコスト重視オイルで、アップグレードしたい人用にディーラーでカストロールとかモービルとか売ってたイメージだけど
今って純正オイルはGTLベースが普通なの?
他社のDL-1規格オイルに比べて塩基価も高いし、粘度指数や動粘度見てもエンジン保護性能は良さそう
他社オイルで気になるのはディーゼルハイエースで大人気な某ブランドのオイル、みんなめちゃくちゃ大絶賛してるし、もちろん調べたんですが
値段はトヨタ純正の2倍とめちゃくちゃ高価なんだけど、どこをどう調べてもトヨタ純正の2倍の価値があるとは思えない!
やっぱりブランド料なんかな?ww
数値には表れないフィーリングってのはあると思うんですが、さすがにスペックの劣るものに2倍のお金を出すのは...
逆にこのスペックのものをこの値段で出してくるトヨタが強すぎる!って感じですww
調べれば調べるほどトヨタ純正オイルがコストもパフォーマンスもずば抜けすぎてて、これ以外の選択肢がない!
ってことで、
トヨタ純正 DL-1 0W-30を採用です
オイル&オイルフィルター交換はサクサクっと作業完了
交換直後はいつも通りめちゃくちゃ静かでスムーズで気持ちいい!
今後、走行時のフィーリングや燃費、DPF再生間隔などがどう変化するか楽しみです♪
一応、ハイエースの推奨はC5 0W-20であって、DL-1 0W-30は推奨ではなく適合です
僕は省燃費性能は必要なくて、DPFの保護を重視してるのでDL-1を選んでます
Posted at 2023/04/15 19:04:21 | |
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