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2017年12月10日

ブロアユニット、エバポレータ、ヒーターユニット間の継ぎ目からのエア漏れ対策

ブロアユニット、エバポレータ、ヒーターユニット間の継ぎ目からのエア漏れ対策 ブロアユニットとエバポレータ、ヒーターユニット間の継ぎ目からエア漏れするので色々と対策しました。














先日FCに乗った時にヒーターをつけていた時のことでした。
運転席足元から暖かい風が出てはくるんですが、助手席側から冷たい風を感じる変な状態が。。
窓は全部閉めている。 でも冷気は気のせいではない。

停車して助手席側のヒーター出口あたりに顔を突っ込んでみたところ盛大に冷たい風が(汗)
どうやらブロアユニット付近から冷たい風が出ているようです。


さらによくチェックしてみると、「ブロアユニット」と「エバポレータ」の継ぎ目を固定しているはずのステーがゆるゆるになってズレており、そこから外気を盛大に取り込んでいるようです。(私は空調使用時はいつも外気にしています)。
継ぎ目のステーに貼りつけてあるスポンジテープが劣化してガバガバになっていることが原因なのは明白なので、後日さっそく対策しました。



作業にあたっては、みん友さんのぉじぃさんminokabuさんのレポを参考にしてブロアユニットをバラしたりスポンジテープを貼り直したりしました。










そして元通りに組み付けていきました。
オーディオのアンプやら配線やらをひと通り元に戻して配線も綺麗にまとめておきました。
これでブロアからのエア漏れは直ったはず。
さっそく送風確認してみました。 風量は最大の「3」で確認。



すると、なんということでしょう。 相変わらずのエア漏れが。。(泣)
スポンジを貼りつける前よりはマシって感じです。
顔を足元まで突っ込んで、どこから漏れているかチェックしたところ、黄色の丸で囲った部分(ステーとブロアユニットとのスキマ)からエアが流出していました。スポンジだけでは気密性が保てないのか(?_?)


原因を調べるため、作業中に撮っていた写真を見返してしたら原因らしきものが。
ブロアユニットの継ぎ目の「底辺」にあたる部分の「反り」です。樹脂が変形していて真ん中だけが盛り上がっています。
5mm厚のスポンジではこのスキマがまかないきれないのかもしれません。
また、ステーのネジを締めていくにつれてブロアユニットの継ぎ目も締め付けられていくので、余計に樹脂がゆがんでスキマも大きくなるのだと思われます。




このスキマを埋めればエア漏れが改善すると思われるため、さらにエプトシーラーで「詰め物」を増やすことにしました。(赤い部分)


真ん中部分だけがスキマが大きいので、その形状に合うようにスポンジも山型にしました。そしてブロアユニットの継ぎ目に貼りつけました。
もうブロアユニットは外したくないので、継ぎ目用のステーの締め付けネジを外してステーを開いた状態で作業しました。
そして「継ぎ目用のステー」をその詰め物を包み込むようにして固定しました。これでかなりガチガチにスキマがなくなったかと思います。



そして再度 送風確認。
ようやくブロアユニット出口からのエア漏れはなくなりました!


「ブロアユニット清掃 & エバポレータとの継ぎ目のエア漏れ対策」の詳細レポは本家ホムペにUPしています。
http://garage036.web.fc2.com/diy/blower_unit/blower_unit.html




これでようやく解決したかに見えましたが、やっぱ?オチがあります(^_^;)
ブロアユニットとエバポとの間からは確かにエア漏れはないんですが、なんかその右側の方からエアが出てきてるような。。
最初は足元への送風設定にしているからその風かと思っていましたが、顔側の送風に切り替えても同じように足元から風が出てきます。


そしてよくよく調べてみると、、
今度はエバポレータ出口とヒーターユニットとの連結部分からエア漏れが・・・_| ̄|○il||li



のぞき込んでみると同じように継ぎ目がガバガバになっていました。
ブロアユニットからのエア漏れはなくなりましたが、そのせいで今後はその下流からのエア漏れが発覚しました。。。

せっかく作業が終わってホッとしていたのもつかの間。




日をあらためて作業開始。
さすがにこの部分の継ぎ目はグローブBOXを外さないと作業できそうにないので、横着せずに外すことに・・・。
オーディオのパワーアンプの撤去。オーディオ用のヒューズブロック、エアナビの電源、ダイアグチェッカーのスイッチ、追加メーターのユニットや配線等の撤去。
電線やカプラ、スイッチ類をひと通り外していきました。


どれがどの配線かわからなくなりそうですが、なんとかグローブBOXを撤去して本題に入れます。



エバポレータとヒーターユニットとの継ぎ目。
金具にはパッチン錠みたいなロックまで付いていますが、ロックされた状態でもガバガバでズレています。
この金具の内側にもスポンジテープが存在していたのだと思いますが、朽ち果ててまったく機能していないようです。


とりあえずそのロックを外しましたが、よりガバガバになるだけで金具自体は外せそうにないです。
エバポレータまで外せば簡単に金具も取り外せそうですが、もちろんそれは不可能です。ガスも入っているし。


どうやってこの部分のスキマを埋めるかけっこう悩みました。
そして私がやった方法ですが、スポンジテープを金具の内側に貼るのではなく、継ぎ目の部分(エバポの出口のヒーターの入口のプラ部分)の外周に貼り付けてしまえって感じの方法です。


エプトシーラーを長めに切って、テープの裏紙(剥離紙)の先っぽを少し剥がした状態でそこに同じ長さの紙を貼りつけました。


位置決めをした状態で一気に裏紙を剥がすためです。
上側を奥へ奥へと押し込んでいき、突き当りを感じたところで裏紙を剥がして貼りつけていきました。



外周全体の4分の3ぐらいはスポンジテープで覆うことができたかと思います。
一番奥側の部分はクリアランスが無さ過ぎてスポンジテープを忍び込ませることができませんでした。
逆に言えばクリアランスがないのでその部分からはエア漏れもそこまでないだろうと思っています。


スポンジテープを継ぎ目の外周に貼った状態で、金属バンドを継ぎ目の位置にズラしてからパッチン錠のようなロックをしました。
けっこうキツキツに継ぎ目が締まったかと思います。



さっそく送風確認。風量は最大の「3」にして風を足元へ出したり顔側に切り替えたりしました。
継ぎ目に手をあててみてもエアの漏れはなさそう。今度こそ大丈夫そうです。作業した甲斐がありました。




オーディオやメーター類等の配線を元通りにグローブBOX内に組み付けて、内装もひと通り元に戻しました。
バラした物が多いだけに戻すだけでかなり時間がかかりました。



そしてエンジンもかけてみて送風確認OK!
足元や顔側など送風位置も切り替えてみたりしましたが異常はなさそうです。
いままで2箇所から漏れていたぶん、冷暖房の効きがよくなると期待しています。


「エバポレータ & ヒーターユニット間のエア漏れ対策」の詳細レポは本家ホムペにUPしています。
http://garage036.web.fc2.com/diy/evapo_heater_more/evapo_heater_more.html




ダッシュ中央部(奥)にあるヒーターユニット内の風の経路の切り替え板もたぶん気密性がかなり落ちていると思います。
こればかりはダッシュボードを取り外すなどしないとヒーターユニット自体を摘出できないと思うのであきらめています。

まあでも今まで使っていた状態よりもかなり改善されていると思うので一段落です。

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Posted at 2017/12/10 21:15:48

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この記事へのコメント

2017年12月10日 22:14
キャー!
超嫌な作業ですね!
つい先日、同じ事をやってました。
ヒーターユニットとエバポの継ぎ目の一番奥?は中々の隙間でした。
パッチン錠の内側にスポンジテープ貼りましたが、厚目だとちと厳しい感じでした。

てか、もぅ、二度とやりたくないし部類の作業です。

でも、一新して気分は爽快です。
コメントへの返答
2017年12月10日 22:55
自分でつけた電装品の数々を外したり組み直したりするのが一番大変だった感じです。
こういうときはノーマルな車両がいいな~と思ったり(笑)

ラ☆キさんはエアコン関係でここら辺の整備をかなり作業されてますよね。
作業性も悪い場所なので大変ですよね。

あの継ぎ目の奥側はやっぱクリアランスが小さいですか。
私はエバポを外してないので手前から目いっぱい指を延ばしてスポンジテープを貼ろうと思いましたが、指が入らないぐらい狭かったです。

ラ☆キさんのエアコンの復活も楽しみですね^^
2017年12月11日 11:09
いつかはヤろうと思い、十数年経ってしまいました(^_^;)

来年こそはヤらんとなぁ~www

地味な作業ですが、体勢が辛いんですよねー(ーー;)
コメントへの返答
2017年12月12日 19:50
気にはなってもなかなか作業するまでに至らないですよね(笑)
歳をおうごとに辛くなる作業かもですし。

来年はやっちゃいましょう(^^)
2017年12月12日 0:49
この時期に冷風巻き込んだらたまったもんじゃないですね。
それとも気に入らない人をわざと助手席に乗せるとか(笑)

それにしても樹脂類やスポンジ類は朽ち果ててボロボロになって行きますよね。OHさるさんみたいにDIYで対応できる能力が長く乗り続けるには必要だと感じます。

すでにFC1台分はバラしたのではないでしょうか(笑)
コメントへの返答
2017年12月12日 19:57
なるほど、冷風攻撃でワザと嫌がらせする方法ですね(笑)

作業に関しては過去にされてた方のレポを参考にさせていただきました。
らんなーずさんもナンバーを復活させるまでに対策されてみては?(^^)

FCは確かに1台分はバラしてますね(笑)
スキルが上がったかどうかは微妙ですが。
でもバラしたりしていると構造が分かったりして面白いですね。
2017年12月12日 1:05
普段乗らないし見てみぬフリをしてます、そこ………

広島に帰ったら色々とやり直したいと思いつつ面倒くさい思いがあります。

そこに手を付ける師匠………素晴らしいです。
コメントへの返答
2017年12月12日 20:06
ニコチンさんのもやはりエア漏れがあるんですね。
私は継ぎ目から漏れがあることなんて全然知らなかったので今回初めてマジマジと調べたりした次第です。

走りに直接関係ない部分はどうしても優先順位が下がりますもんね。しょうがないですよね、私もそうですし(^^;

今回助手席に嫁さん乗せてて冷風を感じて、寒いまま乗せるのも気の毒なので対策してみました。
2017年12月13日 8:55
作業お疲れ様です(^-^)
自分のFCも風が弱い?
感じがするので一度清掃も兼ねて外したい部分だったんで参考になります(*^^*)

エポバはガス抜かなくても外せるようにしてほしいですよね(^-^;
今の車みたいにフィルター入れられればいいですけどこの年式にフィルターは無理ですからね(泣)

いつも丁寧な作業ですね!
自分も見習いたいです(笑)
コメントへの返答
2017年12月13日 19:43
どうもお疲れ様です(^^)
FC-KUNさんも一度外してメンテされてみてはと思います。

エバポ周りはDIYとかは考えられてないでしょうししょうがない所ではありますね。
ここまで長く使われる事もあまり想定してないかもですし(笑)

私もみん友さんのレポを参考に作業させてもらいました。難しい作業ではないと思いますが手間がかかりますね(^^;
2017年12月26日 20:51
作業お疲れ様です。^^ …サラっと説明されてますが、これ、結構大変な作業ですよね!!…作業自体も大変だったと思いますが、一ヶ所直したら次はその下流…と組んだ後に別の所から症状出るのは精神的にもキツかったのでは!?
(自分ならきっと途中で萎えてます…。)

…過去の愛車で似たような症状出てたのがあったので、大変勉強になりました!(o^^o)
コメントへの返答
2017年12月27日 18:28
お疲れ様です^^
一度バラして元通りにしたのに、またさらにバラさないといけない状況だと分かった時はやはりテンションさがりますね(^^;

makoさんも同じような症状が過去にあったんですね。もしかしたら同じ状況だったのかもですね。
でもmakoさんのように丁寧に作業される方はキッチリと対策されることでしょう!

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