ブログが1年ぶりぐらいになってしまいました。
昨年の夏にタービントラブル対策をして車検を通してから1年間、大きな内容としてはFC3Sのエンジンをショップにてオーバーホールしてもらったことです。
25年前に一度オーバーホールしてもらっています。それから時は経っていますが距離は78000km程度の走行。
以前は圧縮低下によるエンジンの始動不良があったりしてO/Hしてもらったわけですが、今回は今後も変わらず乗れるようにするための予防整備みたいな感じ。
大した距離を乗るわけでもなくまた頻繁に乗るわけでもないのでO/Hするかどうか結構悩みましたが、昨年の秋に部品の更なる値上げがあると聞き、それまでにとO/Hを決めました。
O/Hしてもらったのは昨年の8月から10月ぐらいにかけてです。
ハウジングはローターハウジング・サイドハウジング・インターメディエイトハウジングともすべて新品にしてもらい、ローターはまだ大丈夫みたいなので再利用です。
アペックスシールはついに2ピースになってしまいましたが。。
それと昨年オイル漏れしたタービンもそのショップ経由で再度オーバーホールしてもらいました。
タービンO/Hですが、今回は沖縄ではありません(^_^;
エンジンO/H後に慣らし運転がてらいつもの山賊まで行ったり、
初詣かてら岡山の最上稲荷まで行ったりしました。
しかしなかなかFCに乗る機会もなく自分なりにけっこう頑張って乗っても、今現在わずか1800kmしか走行できていません。
さらに今年2月ぐらいから体調を崩し、あちこちの関節が痛くフルバケに座ることやクラッチ操作も困難でFCを運転することすらできませんでした。
通院を続けて最近になって多少は症状が改善し、なんとか運転できるようになったので7月のセブンDAYには参加する予定です。
慣らし運転は結構なストレスなので早く慣らしを終わらせたいところです。
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あと大きな作業的なこととして、昨年11月にミッションの載せ替えをしました。
これは息子のNB6ロドスタのことですが、AT→MT載せ替えです。
大変そうな作業は自分も手伝って、他は息子が作業を進めていきました。
マニュアルミッション、PPF、プロペラシャフト、ペダル類、マスターシリンダ、排気系など載せ替えに必要なものを準備。
そしてオートマのミッションを降ろす作業。
けっこう外すものが多いです。
オートマのフルードはラジエターの一部を使用していて配管が通っているので、インとアウトを外してメクラのゴム栓をしておきました。
邪魔なものを外してようやくミッション降ろしができました。
オートマのミッションは重いです。丸い風船みたいな部品も見た目以上に重かった。
今回の作業のために、ストレートタイプのロングメガネを買いました。
ミッションとエンジンを接続しているボルトを外すためです。
そしてペダルも取り替えます。
アクセル&ブレーキペダルを外して、マニュアル用のABCペダルに取り替えました。
そしてメクラ蓋がしてある部分を外してクラッチマスターシリンダを取り付け。
マニュアルミッションを載せる準備ができたので、ついに載せる作業です。
降ろす(バラす)のはまだラクな方ですが載せるのは大変そうなので、ここは走り仲間のひだぼんにお願いして助っ人にきてもらいました。ちょうど自分も仕事が休めない時であまり作業が手伝えなかったので。
ひだぼんにNCロドさん、とっつぁんさんの3人に来てもらえました。とても頼もしいです。
とっつぁんさんとはみん友が長いですが、ついに実際に会うことができました。
今回はスイフトでしたが、またいつかFCも見たいですね。
フライホイールはマルハモータースの少し軽いやつです。
クラッチは純正にしました。
着々と組み付けていきます。さすが助っ人!
NCロドさんの作業が早くて正確。素晴らしいm(_ _)m助かります
ミッションやPPF、排気系など組み付け。
マニュアルのシフトレバーが付くと、まさにMT車っぽくなります。
エンジンマウントも新品にしました。
マスターシリンダとレリーズシリンダの配管をしてエア抜きもOK。
マフラーやエアクリなどどんどん戻していきます。
そして最後の難関。電装系の変更があります。
ここは自分がやりました。ネット情報や回路図などを見て予習しました。
(ユーチューバーのかたが配線作業をUPされておられたのがすごく参考になりました)。
それでもロードスターは前期や後期、NB6やNB8など種類が多いので理解するのが大変でした。
基本的にはオートマミッションに繋がっていたインヒビタスイッチのカプラ部分から分岐させて信号をやり取りするのが良いみたい。
※結構前に作業した内容なので忘れていることが多く、写真を頼りに説明書きをしています。(なので違っていたらすみません)
バックスイッチはバックランプを点灯させるために接続する必要があります。
ミッションから出ているカプラとインヒビタスイッチのカプラ部分から配線を取り出して接続しました。
バックに入れてのランプ点灯もOK!
車速信号はたぶんこの灰色のカプラだったと思います。
そこから配線を延長してメーターパネル裏まで持っていきます。
センターコンソール下の鉄板にドリルで穴を開けて車内に配線を通しました。
引っ張ってきた配線を写真のカプラ部分に2ヶ所信号を入れました。
1箇所は別途コネクタピンを用意して空き端子へ挿し、もう一ヶ所は分岐タップで割り込ませました。
これでスピードメーターが動くようになります。
セルスターターはインヒビタスイッチのカプラ部分から写真の部分をカットして短絡させました。
これでセルが回るようになります。
車両下側の配線をテープで絶縁したり、綺麗に束ねたりして奥へ押し込んでおきました。
ジャッキアップした状態でエンジンかけてシフトチェンジの確認やクラッチ操作の確認。→OK!
車速信号やバックランプ点灯などもひと通り動作確認したら作業完了です!
今回は助っ人のみなさんのおかげで重作業が早く進みすごく助かりました。
これではれてマニュアルミッション車となりました(^_^)
次は車高調やマフラー交換かな? 自分のクルマではないですが(笑)
後日、息子が改造車検を受けてきました。「NB6C改」
「改」という文字がシブいです。
最後に自動車保険の変更手続きもすませて、これでマニュアル化が完了となりました。
構想から部品集め、作業の予習、実作業などなど時間はかかりましたが、無事に終わって息子も満足だと思います。
唯一わからないのがクラッチスイッチです。ロドスタのマニュアル車にはそのスイッチがあると思います。
FCの場合はエンジンストールしないようにエンジン制御とかにクラッチスイッチ信号を使っていると思いますが、NB6の場合はロータリーでもないし関係なさそう。
まあ運転していて特に支障はないので問題は無いのですが、今回の作業でそこだけが謎でした。
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他に昨年にFCでやったことはエンジンO/H以外に、
・フロアマットの変更
・リヤアンダー補修
・LEDヘッドライトバルブの干渉対策 です。
フロアマットは今まで使っていたのは定番のKARO製で、私の場合は「シザル」ではなく少しラグジュアリー系の「フラクシー」というマットでした。
今回30年ぶりぐらいに取り替えることにしました。FEEDさんところのです。
ワンポイントマークがオシャレでいい感じです。
詳細レポはこちら(ホムペ)
リヤアンダーは昨年慣らし運転ででかけてどこかのお店の車輪止めにぶつけて割ってしまいました。。
FRP補修から塗装まで、部分的に補修して済ませました。
詳細レポは
こちら(ホムペ)
LEDヘッドライトバルブは取付時に干渉がないことを入念に確認したつもりでしたが、若干干渉している部分が助手席側だけにあったので対策しておきました。
詳細レポは
こちら(ホムペ)
最後に割と最近の話です。
関節の痛みが以前よりは緩和してようやくFCに乗れそうになってきたので、バッテリーを充電しようと思いボンネットをあけたら、まさかの「鳥の巣」です。
数ヶ月間放置しておいたからといって、屋内のしかもボンネット内のエンジンルームに巣なんか作るのだろうか(^^;
しかもよく見たら、その巣(卵?)を別の獣が襲っている跡があります。
さらにクーラントのレベルセンサーの配線まで噛みちぎっていました。最悪です・・・。
わずかな銅線部分と電線をなんとか半田付けしてくっつけておきました。
またシール剤でちぎれないように補強しておきました。
しかし後日念のために新品交換しておきました。これで安心。
詳細レポは
こちら(ホムペ)
はやく慣らし運転を終わらせたいです。
来週の広島7DAYが晴れることを祈ってます!