FCのメンテの記録です。
今回はマフラーアースの取り付けと、シフトレバーの新調。それに伴いシフトカラーの交換も行いました。
まずはマフラーアースの取り付けからです。
FCを買ってからすぐに社外マフラーにしたので、30年近くマフラーアースなしで乗ってきたかもしれませんが、この度 中村さんとこのマフラーアースを買ってみました。
10%オフのセールがあったのでプラチナプラグとレンチのセットも買いました^^
純正触媒用の穴と車両側のボルトで接続することにしました。
触媒側は新たにステンボルトで固定し、ボディ側は既存のボルトに共締め。
マフラーアース取り付け後にちゃんとボディアースとつながっているかを確認。
トランク内のアースポイントとマフラーをテスターでチェックし、ちゃんと導通があったので大丈夫かと思います。
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次にシフトレバーを新調し、シフトカラーも新品交換しました。
シフトカラーですが、13年半前の2006年に
シフトカラーを「純正」→「純正」に交換し、、
その後12年前の2008年に
シフトカラーを「純正」→「真鍮製」に交換して使っていました。
佐藤商会さんの真鍮製カラーですがフィーリングもよくて特に不具合なく使用していました。
そして今回その改良版の樹脂製シフトカラーを出されていたので購入しました。
「しっかりシフトカラーⅡ B工具セット」という圧入工具からシフトレバーまでのフルセットを購入しました。
真鍮製カラーについてですが、
たまに真鍮製カラーは「悪」みたいな感じの記事を見たりしますが、私が12年間使っていた範囲内ではまったく問題はありませんでした。
サーキット走行やドリ練、街乗りももちろんですが、いろんなシチュエーションで使ってきました。ガタが出たとかもないですし。
今回交換する私が言うのも変ですが、私みたいに年間走行距離が少ないFC乗りさんなら交換する必要はないかもです。
私の場合は、新しくシフトレバーも交換するしせっかく改良版を出されているなら、、ということで変更してみることにした次第です。
昨年末に購入していましたが、3月になってようやく取り換え作業です。
せっせとシフトレバーを外しました。
リヤをジャッキアップしてウマをかけておきました。そして可能な限りオイルを吸い取りました。
そして問題の真鍮製カラーの取り外し。結構な力で圧入しています。簡単に抜けるものではありません。
これを抜き取るには円周上のどこかを砕けば全体的なテンションが落ちて外れると思うので、地道に1ヵ所をたたいたり曲げたり削ったりしました。
何日間か格闘した結果、ようやく外れました。。
周りに傷をつけないように取り外さないといけないのでメチャ疲れました。取れてホッとしました。
真鍮の切りくずなどが残らないようにしつこいぐらいに奇麗にし、奥底の方も綿棒などで何度もぬぐい取るようにして掃除しました。
ようやくカラーの取り付けです。
工具の先端にカラーをセットし邪魔なバネをマイナスドライバー等で横へよけながらカラーを押し込み、最後に軽くハンマーで圧入しました。
そして次に新品のシフトレバーですが、今回もそのまま使わずに10mmショートにして使おうと思います。
先端のネジ部を10mmカットし、ダイスで8mmぐらいネジ切り延長しました。(M10×P1.25)
仕上げにさび止めスプレーと黒色のスプレーをふいて完成です。
新品のカラー類をセットしてブーツを挿入。(シリコングリスを付けてブーツを通しました)
新旧のツーショット。ショート加工したので両方とも同じ長さになりました。
比べていて気付いたのが、ここのゴム。
左の写真は今まで30年ぐらい使ってきた方。ヒビが入って少し伸びている感じ。
右側は新品なのでもちろんヒビや伸びなどないです。しっかりしてる感じ。
シフト操作で感覚的なものは直接変わらないでしょうが安心感は増しますね。
あらためて新しいミッションオイルを入れます。整備書にならって80cc。
カラーの部分がミッションオイルで浸かってしまうぐらいまで入ればOKな感じですかね。
そして黒い方のバネ付きカラーをセットしてシフトレバーの大きな球体部分にもオイルを塗布したりしてから組付けました。
ブーツ類や内装を元通りにして作業完了です。
少し乗ってみた感想ですが、真鍮カラーの時のカッチリ感が減った感じで寂しいです(笑)
じきに慣れると思います。今後は当面このカラーを使っていこうと思います。