
0:36 2012/08/27
もしも・・・おまけ3 教育的指導 2007,1,23
さてさてどうしょうかな・・・
追い掛け回すか・・・事故られても 後味悪いし
教育的指導を・・・かな
めんどくさいなー
まずは、後続車の親父車とは気が付かないままで走りのペースをあげて行った走り屋君である直線で離せると思ってもコーナーの入り口での制動区間では直ぐ後ろに付かれてしまっているのである。
此処で少しだけ寄り道
※かっとび@蒼茶釜の関係種のことですが、随分前の話なので時効でしょうから書きますが、知人で早朝何気に箱根を走っていて下ときのこと後から来た車が急いで居るのか、かっとび@蒼茶釜との車間距離を詰めて煽ってきていた・・・ので・・・譲った。
譲って、普通に走っていたら(ホントか)追いついてしまった。
そのまま走っていたら、先ほどの車に追いついてしまって あくまでキチンと車間距離をとっていてもコーナーを抜けると追いついてしまう。
何度かそんな事をしているうちに前走車は逃げに入っていた・・・運が悪かったのはそのときは天気が悪くなり路面温度が低かったという事であります。
前走車は次第にラインが荒くなり、アンダーステアから、お約束のリバースステアに移行・・・要はリヤが流れたーのであります。
カウンターが巧く当てられなくなりそのまま次のコーナーに入っていったらそのまま、真っ直ぐ進んで壁のブロックを使って急停車・・・ぶっかった。
横目で乗員の安全認して、パス 運転席には脂ぎったオヤジが助手席には水商売のような女性が・・・知られたくない事情・・・私の関わる事が無いと確信して後にした・・・・おいおい
話を戻します
登りでも非力なエンジンのトルクバンドを外さずに有効的に使う事でハイパワーのマシンにも同等に走れる事と共にコーナーの脱出速度が高いので加速も早くピークスピード自体は先行車より高く無いのに追い付いてしまう。
あまり煽らない程度に追従する・・・
そのままのペースで峠は下りに掛かる、登りで元気だった走り屋君もブレーキングが得意でないのか後ろのクルマを気にしているのか根性でアクセルを踏むもののブレーキペダルを踏む時間が 次第に多くなって来ていた。
逆に親父車は車速をコンスタントにする為にエンジンブレーキと軽いブレーキングから姿勢を造り下りでもアクセルでぐいぐいと向きを帰る事には変わらなかった。
先行車ブレーキパットの温度が上がり早いタイミングからの操作を必要とし始めた走り屋君のアウトインアウトラインのさらなるイン側をすり抜けて一瞬でインインアウトですり抜けて行く。
おっ 抜かれた瞬間 ドライバーの親父と助手席の若ずくりのママさんから中指を立てた合図をおくられて、むかっとしたものの甘いブレーキの操作を誤り一度アンダーを出したので次のコーナーではインに付き過ぎが原因でドアミラーを崖のブロックにヒットさせて弾き飛ばし壊してしまった。
一生懸命においかけるも・・・・・・・・
その後はコーナー三つのうち一つだけブレーキランプを瞬間点灯させただけで後の二つはそのままの車速(実はエンジンブレーキのみ)で綺麗なロール姿勢を維持したままで次々と抜けて行き、走り屋君の視界からは先行した親父車は見えなくなった。
きっとさっきのクルマでは無いと信じたい・・・走り屋君であった。
もしも・・・おまけ4 カーショップで 2007,1,24
次の週末の事です
先週地元の峠での話は、話を膨らませて後輩やクルマ仲間に話をしていた
いゃー あれは随分弄っていたクルマだったとか、助手席には何処かのキャンギャルが乗っていて、何処かのレーサーがお忍び出来ていたのだろう・・・みたいな
いつもたまり場にしているショップでわいわい雑談をしていたら、ショップのオーナーとメカニックチーフが話に混ざって来た。
途中から話を聞いていたオーナーからこんな話が・・・
予定どうり週末には当店で企画していますミニサーキット練習会が予定しているのでみんなもオフシャルの助っ人をお願いします。
又当日はドライビングのコーチをゲストとして呼んでありますから運転トレーニングをしてくれるので失礼の無いようにお願いいたします、普通は呼んでも来てくれないのですが・・・
ショップでも此のオーナーは運転は巧く定期的にジムカーナやサーキット壮行会を開催してはショップを訪れる客のスキルを向上させようとする姿勢はみらわなければならない。
実は昔は単なる走り屋だったオーナーはいつも走り込んでいた峠で話の御仁にあっさりと何度も抜かれてショックだったがその後は色々と教えて頂きそのおかげで今の自分が有ると言っても過言では無いといつも口癖のように言ったいるとの事、同時にその人との繋がりでクルマ弄りの好きな今のチーフメカニックとも知り合う事が出来て、此のショップを立ち上げるきっかけを得られたとしんみりと語っていた。
ふーーーん と皆が聞き入って・・・
ショップを立ち上げて10年以上も過ぎている事は皆も知っている、オーナーが言うように運転の上手な人が居たとしても今ではもういい年をとったおやじさんだろうから、現役ばりばりの俺達走り屋にはかなわないと皆たかをくくっていた、まあ オーナーの先生と言う事なので顔を立てておこうと考えていた。
その時ショップの事務所のファックスが受信、見ると今回の練習テーマが手書きで書かれていた今どきはパソコンで作成しメールで送るだろー・・・と 皆が考えていた。
おまけ・・・5につづく
もしも・・・おまけ5 走る前には 2007,1,25
前回は実は文面上 ジムカーナとなっていたのですが最近サーキット走行会を開催したのでその結果も盛り込みたいと思いミニサーキット走行会に変更いたしました。
つづき
サーキット走行会はサーキットサイドのオフシャルが専任でいらっしゃいますのでクラブ員は事前のミィーティングでの注意事項や走行順(グループ名の確認)点検整備やテーピングについて説明します。
車検は以下の内容をチェックしますが日頃の点検を行っている方は当日行う事はそんなに有りません、日頃からのメンテナンスが大切と思う内容でした。
・ヘッドライト(フォグランプも含む)へのテーピング
セロテープで伸び縮みする物、ライト部分と車体に跨いで張り付ける事で
破砕時部品が散らかる事ないようにする為です。
・ウインカー(フロント,サイド)へのテーピング
近くの樹脂部品も同様です
・テールライト(バンパーに装備されたバックランプ等を含む)へのテーピング
・ブレーキ,クラッチ,パワステ,ABSオイルのリザーバータンクへのテーピング
溢れると燃焼してしまう物をカバーするのが目的です
・バッテリープラス端子へのテーピング
スパーク防止です
・ホイールバランスへのテーピング
高回転や熱変形時に外れる事を防止します
・ホイールキャップ(センターキャップを含む)等の撤去
これも外れるのとセンターキャップはブレーキの発熱で樹脂キャップの
熱変形が発生しキャップが無くなるもんなんです・・・経験者
・スペアタイヤ(確実に固定されていればはずさなくても可)、車載工具の撤去
・室内、トランク内の荷物の搬出
・吸盤式アクセサリー,キーホルダーなどの視界に影響を及ぼすものの撤去
・ワイドルームミラー、カップホルダー等のはずれやすいものの撤去
・レーダー探知機、カーナビ等の精密機器の撤去
・運転席フロアマットの撤去
・ラジオ、TV、無線、カーナビ等のアンテナの撤去
・エンジンオイル、冷却水の量の確認 ←これは常識なメンテナンス
・タイヤの空気圧,トレッド面のチェック、ホイルナットの締め付けトルク
走行後も確認する
・ゼッケンの貼り付け(現地で配布)
走行方向に開口部の無いように・・・走行風で取れてしまいます。
(車室内で両面テープ,ビス等で固定されていて容易にはずれないものは無理にはずさなくても可)
これ以外のブレーキパッドのチェックなど必要と思われることは各人で自主的に行って下さい。
以上 つづく
もしも・・・おまけ6 走り出す 2007,1,26
サーキット走行を開始します
初めての人、ジムカーナ競技メインの人、峠を走っている人、サーキット大好きな人
それぞれ走り方が違いますが、絶対速度自体は意外ですが公道が一番高いです、サーキットは直線の距離で最高速が決まりますから今回のようなミニサーキットではギヤも二速や三速だけだったり入れても四速までです。
一般路ではそんなに速度を上げられる訳有りませんが非合法であれば一般路の方が直線は長く車速は上がります。
そう言う意味ではサーキットの方が安全と言えます。
ジムカーナを行っている方はクラッチミート、ブレーキ~ターン等が得意ですが高速旋回は一般路オー
ナー同様に経験は少ないです、峠ではコースの先を読みつつですがサーキットではコースは変わらず
その限られたコースをより効率良く走らせる方法とそれぞれ得意分野が有ります。
次第にコースインするが、此所の練習会はインカム付きのラジオキットを搭載する事が可能で走っている時リアルタイムでアドバイスが受けられます。
オーナーやチーフメカニックレベルだと同乗する事でラインや各操作のタイミング等を指摘するようにしている物の、流石に体力が持ちません。
今回の特別ゲストの指導者は車両の姿勢や走っている時の挙動だけでドライバーが車内でどんな事をしているか迄適格に判断出来ます、外から見て無線で指示を出す事ができる特技を持つ人でした。
さてさて
ここでアドバイスをする特別ゲストの指導者はみんなが走り出してから遅れて到着した為に参加者には
紹介されず単にアナンスと同じ内容がドライバーの固有周波数のみに聞こえるシステムでゼッケンを押
すと走っているドライバーだけに繋がります。
その時に特別ゲストの指導者は独り言■を言っているので、それをアナンサーが解説を含めて※話を
柔らかく喋ってくれるやさしい解説者である。
■まだラインが甘いな- なんでだろー
※5番のドライバー・・・コース一杯使ったライン取りをしましょう、まだ外に1メートルの余裕が有
りますよ
■あんな所でブレーキングしているので荷重が抜けている
※7番のドライバー・・・もう少しブレーキを遅らせられますよ、姿勢作りにブレーキを活用いたしましょう
■ハンドルは速く切ると余計に切ってしまい、向きが変わるのがおくれるので、結果こじってしまうん
だなー
※12番のドライバー・・・ハンドルは速く切っても向きは変わりませんよー、もう少し丁寧な操舵を心掛けて下さい
■クルマは良いのになんであんなスピードなのだろうか
※クルマの限界はまだまだ上です、自分で限界を下げた走りをしています。
(素晴らしいナイスフォローです。)
フルガス・エブリボディー エンジョイ スポーツドライビング
みんな全開で楽しみましょうね。
此所では走りの違いを
先ずはメリハリ、アクセルはあける時はゆっくり閉じる時は手早く・・・足早くか。
基本的に何もしていない時は無い、一番暇なのはcccccc直線です、ターンインのラインに乗せるべく
姿勢をただして・・・ハンドルは真直ぐで 全開しているだけ。
暫くすると忙しくなります
ライン一杯に外側から入るポイント迄全開、軽いステアと共に回転を合わせつつ減速ブレーキングは
じわっときつく・・・此所が難しい。
ブレーキングを同時進行しているとシフトダウン時の駆動輪のトルク変動を吸収してくれるのでハン
ドルへの入力が変化せずに結果として姿勢を乱す事が少なくなります。
これは普段の市街地走行でも活かせますが、オートマチック車等では考えなくても良いテクニックか
もしれませんね。
減速時でフロントに荷重を掛ける事で操舵も効くので良いんですよ、ラインをトレース・・・これが
一番難しいのですが、出来るだけ早くアクセルを踏む事で前に進む意志を得る訳ですが急に開けるとタ
イヤの進む力に旋回力が食われるので少しづつ優しくスムーズに・・・そしてハンドルを戻しながらと
いう意識を持ってラインをトレースします。
コースはその車両で走るのに一番効率の良いラインが有りそれをベストタイムのラインと呼びますが
当然ラインですから繋がっています、此所では三つ先のコーナーを考えて今の直線が有ると言う事が言
えます。
同乗指導していたドライバーから此のコーナーが苦手で上手く走れないんですとの話から、次のラッ
プでは三つ前の直線の入り方から話がはじまります。
此の直線のラインが早いタイミングでインについてしまうので通加速度が上げられずに次のコーナー
通過時のクリッピングポイントが手前になる事などで此のコーナーの進入ラインが取れないので此の
コーナーが苦手になっているのであると言い切った。
要は三つ手前のライン進入から間違っている事に気がつかないのであった。
つづく
もしも・・・おまけ7 アドバイス 2007,1,27
無線からのアドバイスはドライバーの耳につけたイヤホーンから聞こえて来ます。
先ずは直線の加速状態から始まります・・・此所からでしかやり直しが効かない為
アクセルは全開 回転はレットゾーン手前でシフトアップ 素早く・・・
ハンドルは第一コーナーのアウトに照準を合わせたらフラフラさせない・・・
まだアクセルを抜かず、5.4.3.2.1 ハイ此所でアクセルオフしシフトダウンとブレーキング まだステアしないで減速したらブレーキを離しながら操舵する事で荷重を残した操舵が出来る。
クリップポイントは出来るだけ奥に撮るように心掛けて操舵が少なくて曲げられる様に努力する・・・
アクセルは丁寧に開けはじめ出て来るアンダーステアを想定したライン取りを心掛けるとともに次のカーブのアプローチに掛かる。
コースを1本のラインとしてとらえ一つのコーナーを曲がる為に三つ前のコーナーをこんとろーるすることと心掛ける事。
色々と指摘されつつもライン取りが安定して来てタイムも短縮する事で次第にアドバイスの内容を身体で理解するようになる。
ハーフタイムで全員が引き上げた所にメインのオフシャルスタッフに混ざって1台のファミリーカーが走りはじめた。
メインのオフシャルスタッフの色々と弄ってある車両に比べてロールも大きい物の走りは丁寧で揺れる事は無くオーバースピードでの進入をわざと行った場合でも姿勢を乱した後の処理が的確で軽いドリフト状態から本来のラインに修正して乗せて来る次の周では同じスピードで侵入しても流れる事は無く少しラインを修正して大きくラインを繋いで姿勢を崩さずに通過して行き、端から見る限りでは面白く無い物のとても高度なテクニックの上に成り立っている事が理解して取れる走りであった。
1日で15分程度の走りを5回程度消化する頃には各自走り方の癖も取れてきてタイムも安定してきた、元々自分は此のくらいのタイムを叩き出せるのだと誤解してしまうドライバーが何人も居たのは事実である。
有意義なサーキット壮行会を終了して、各自自分のタイムを比べていた時メインのオフシャルスタッフの中では計測していなかった物の手計測で残されたリザルトに驚きを隠せないマスターとチーフメカニックが居たのは内緒であった。
もしもシリーズは此所で終わりです。
どうもありがとうございました。