良く出来た 娘です に続き
良く出来た 嫁です
あくまで読み物であります
■これは フィクションであります キッパリ
第一章 親父が出張した事から 弄られた
父は母に 新しい車を買ってもらった 娘に弄られた親父
嫁とドライブする為に購入したと言い切って説得したのを
娘は聞いていた
なんと ミッドシップの 二人乗りをチョイスしてきた
これまでは 家族のためと言いつつ なんにでも使える様に
五人乗り ファイブドア エフエフ 1500 マニュアルミッション
※その為 家族全員 マニュアルライセンスを強制的に取らされたと
・・・娘は涙ながらに語る ・・・ 嘘
オヤジ
次の水曜日は連休か・・・と 母に聞く
奥方
第三火曜日やから二日間 お休みですけど チト関西弁
オヤジ
何か予定入ってる・・・
奥方
イヤー別に 買い物に行こうかと は 考えてましたけど
オヤジ
じゃー 俺も休み取ったから 出かけような お泊りで・・・
奥方
それはそーと 聞いたわよー
あの子と弟さんに車弄ってもらったんだって
それも只でやて・・・誕生日 再来月だったわよねー
※娘から良い様に 丸め込まれ取るわ 実際・・・陰の声
でっ 何処に行くつもりですのー お泊りでって言ったわよね
中途半端なとこだと シバきますわよ・・・笑い
オヤジ
昔から行こうと言っていたやん あ・そ・こ・だよ
奥方
ジャー グアム ワイハ そんな所 行けるのー
それも 軽やし お空は飛べませんよね・・・
※軽じゃなくても 空は飛べません キッパリ
軽自動車だけど 何処から見てもスポーツカー
エス六 と呼ばせていただく ミッドシップの 二人乗り です
それでも空は飛べません・・・陰の声
オヤジ
イヤイヤ 流石に 空は無理だしー
随分前から 行きたいと 言っていたよな
伊勢神宮に 行けたらなと 考え取ります
奥方
伊勢神宮と言えば・・・あれよね
オヤジ
伊勢神宮と言えば・・・ごくん
奥方
伊勢神宮と言えば 「赤福」 は外せないわよね
オヤジ
「赤福」 ですか
まっ 良いですが 前日に出れば 早朝に お参りできますし
「赤福」は早朝からお店が開いているので混まないで食べれるし
奥方
賛成 でも あの子（エス六）は寝れるん・・・
※何処でも寝れるのを特技としている奥さんが
何を言っているのだー ・・・とは だんなの本音
オヤジ
荷物を膝において うっぷして寝れるらしいよ・・・たぶん
奥方
うっぷして寝れるらしいのね ・・・ お化粧取れへんやろか
※一番の心配は其処ですか
結局
行く方向で 決定 しました
第二章 二人でお出かけ
てんで 二人とも 月曜日の仕事は早めにかたずけて 帰宅
手荷物(化粧ポーチ)と着替えだけバックにつめ込んで 準備 完了
片道 430km 五時間半 早朝に着くには・・・
深夜に出るのだが 途中の仮眠時間を入れて・・・いれてみたら
午後９時に出る事にした
その間
前回の罪滅ぼし・・・なんか変だろー
喜ばれても 良い筈なのに
なぜ エス六の点検と オイル交換を
しなくチャーならないんだヨー ブツブツ
と言いつつ オイル添加剤も投入していた
ドサクサに 姪に却下されていた秘密兵器も 組み込んだった しーらねぞ
なんてお茶目な オジキ君であった
その頃旦那は
出かける前に 車両緒言をチェックしてみると
燃料タンクの容量が ２５リッター・・・でっ 片道 430km
ワンタン・・・無給油で行けるかを検討していた・・・旦那だった
黙って リッター２０キロ走れれば 大丈夫と踏んで
地元の ガソリンスタンドで燃料補給 超マン すり切れまで入れる
其処からは大人しい 走りに徹しては メーターの瞬間燃費を見つつ
距離の区間燃費を ひたすら引き上げつつ 走り続けていた
そんな隣で こんな所で寝れないわと言っていた
奥方が 寝息を立てて ・・・ すぴー すぴー
うっぷして寝ていた ・・・ お化粧は取れない様にすっぴんで・・・
すぴー すぴー
旦那の努力で燃費記録は 区間燃費はリッター ２４．５キロを 記録していた
大幅に 七リッター以上の燃料を残して
無事に現地には六時前に到着したのだった
現地のセルフスタンドが開くのを待って 補給を済ませた
奥方
えっ そんなもんなの こっちは燃料安いわねー
金額だけを見ていた奥方からの一言
※だんなの血のにじむような苦労は
はかなくも うちくだされた・・・
ガラ ガラ ガラ っと
第三章 伊勢志摩にて
無事に 清らかな中 伊勢神宮殿に参拝済ませ
開店直ぐのあそこに 急いだ
飛び込んで 頂く・・・「 赤福 」 参りにまいります・・・
参拝後は、おかげ横丁 で買い物
お土産用は 途中のおかげ横丁でまとめ買いして
自宅に冷凍品で日付指定で送り届けるようにした
大切な事である
早く着くようにすると あの二人に 食いちらかされるからだ
娘とオジキ
それって誰の事かなー ハモルなー
それって誰の事かなー ハモルなー
そのあの二人のことであった
午前中は近くのおかげ横丁等をを回って お昼過ぎには
フェリー着き場にいた 此処から 伊良湖岬まで行き 安城近くで遅めの鰻会席
・・・浜名湖湖畔のホテルにチェックイン
のんびりと 奥方の晩酌に 付き合う
旦那は下戸だった
この近くは オレンジロードと言う 有名な道があり
明日は其処に走りに行く予定だ・・・と 深夜にブログに書き込む
これがトリガーになっていた ・・・ 何のだ
第四章 親父がトリガーを引いてしまった
※解説 トリガーとは引き金の事です 何かの発端を意味する
翌朝はのんびりと起き出して ホテルのビュッフェスタイルモーニング
に舌づつみを 打つ 打つ 打つ 連射
十時には ホテルをチェックアウトして・・・小一時間掛からずに オレンジロード へ
何故か 其処には以前から知り合いだった走りと弄りの友達が
数台 マシンを 並べて待っていた
旦那
えっ
オフミだったっけ だったっけ
奥方
なにー あの人達・・・お友達ナン
友一
すみません 噂でこちらに来ると知って
・・・一人で来る つもりだったのですが・・・がっ
オヤジ
がっ 何でこんなに居るん
友二
私は友一に誘われて
友三
私は友二に誘われて
友四
以下同文が続く ・・・・友二十二 人以上
奥方
仕方ないなー 少し まってるから 走ってきはったら
お茶ができる展望の良い施設でそれなりに楽しんでいた
オヤジ
すまん ランチは ハンバーグの美味しいところに連れて行くから
しばし 数台で走り 最後にはと
あのスイッチを押して見た・・・途端に 豹変した
あれからまた エス六は激変していた！
オジキが組み込んだ 秘密兵器は
回転マスの 低減パーツとベルトの高性能化・・・ベルトのサイズ変更
ベルト系の駆動 回転抵抗までも 低減していたのだ
クラッチも交換してフライホイールをチェック軽量化してクラッチ盤も交換していた
開けたのでついでに ＬＳＤ組み込みシステムを電子クラッチで切り替えできるように組み込んでいた
セレクトスイッチを押すと・・・ＥＣＵ特性(更に見直してた)
とともに ＬＳＤが作動するように 仕込んでいた のだった
エコランとバトルは スイッチ一つで
ジギルとハイド の スイッチにもなっていたのだった
オヤジ
おひょーーーーーっ アイツ ナニシテクレタンだー
また 立ち上がり自体が早くなっとるしー →解析しとる
アクセルでも 向きがグイグイ変わるし たのしー
ブレーキもパットが交換されていて
タッチが 改善されていて 嬉しい事に
スピンターンが出来るようになっていた
此処まで来ると うそっぽいが 現実的な内容であります
ホンデ持って 昼食は二十三台で移動して 静岡県 では超有名な
すこやか ゲンコツハンバーク屋さん
知り合いの店があり 事前に 予約を入れてくれていたので
並ぶことなく 入店して ユックリ食事ができて 奥方も満足だった
ゲンコツをお腹に収め 美味しいケーキの店に大移動
お茶をのみに移動して
午後三時には解散する事となった 撤収・・・
久し振りに 私もと奥方が 運転する事となった
第五章 奥さんがバトル そんな事は無い はず
ノンビリして 帰路は第二東名を使わずに 中央高速をチョイスした
暫く走っていたが 運転していた奥方が
奥方
さっきから気になっとんやけど このスイッチってなんなん
旦那
それは 娘と弟からのプレゼント
車の特性が変化する・・・らしいのだ
奥方
らしいって 使った事ないん ・・・・
旦那
いや 特性が大幅に 変わるので普段は使わなくていいんだよ
奥方
そーなん でももったいないわね 普段使えないなんていいつつ
高速を流していて ＥＣＵがノーマル仕様でも
プーリーなどの交換で 回転マスが抑えられており
とてもスムーズに走るが 多少のアイドリングが ラフる事が
解ったのが気になることの一つであった
それ以上は 不具合になっていなかった
暫く走っていて 先ほどの会話のシーン
奥方
プチッ ・・・・ 禁断のスイッチを お・し・た
奥さんは Ａ型の 性格そのまま 行動しながら確認する
「此処って押しちゃーいけないんだっけ・・・」 といいつつ プチッ
途端に車両が反応
車速は１００ｋｍ/hで流していた所だったので
ギューーーーーン と怒涛の加速を始めた
「えっ」 「えっ」 「えっ・・・・・」
旦那
えっ 押したん
ギューーーーーン と加速を始めても 嫁は アクセルを戻さなかった
当然先行車に追いつくも 先行車は道を譲った
フル加速時には ハイビームランプが点灯し点滅するモードを
弟は 組み込んでいた・・・車内からは解らないものの
どけどけ ムードが 全開なので あります
道を譲ったのは ベンツ・・・あちゃー
当然追従される 但し 奥方 加速Ｇハイ です ハイ
奥方
「ずるい こんなの 隠していたの・・・もー」
旦那
「おいおい 無茶スンナよ」 後ろの ベンツ もあきらめていた
ベンツオーナー談
「頼みますから エス六にブチ抜かれたことは
内密にてください」・・・みたいな
なにせ 弩ノーマル外観での エス六 でありますからなおさらであります
後で ドライブレコーダーを見ては 楽しんでいた 旦那であった
実は オジキはバックモニターにも細工してあり
ミッションをバックに入れていないときは ときは・・・
視野を少し上げており 後方モニターにしていてドライバーレコーダーにとりこんでいたのは
後で知った事実だった
よくよくデーターを解析すると
読み込んだデーターには別のデーターが組み込まれていて
映し出された車種の確定を行なっており
車速 ナンバーから個人情報までも・・・しみつ
こんなヤバイ物は 当然でありますが
あの娘が組み込んでいた 防犯アプリのオプション仕様であった模様
走っていた時の車速は表示さてないずる賢い娘でもありました
いや □△０ｋｍ/ｈ で 固定されていた
※実際は トライしていないので最高速度の表示は不明です・・・がっ
ふと アクセルを緩めた 嫁 ？
奥方
「前の車 なんか気になる・・・」
そう言いつつ 走行車線に 戻り車速を落とした その直後に
そうです あのベンツが 抜き去りました・・・当然 フル加速
先の奥方がにしていた気にしていた 先行車は
さっと 道を譲ります ・・・ がっ
がっ です
そうです 予想どうり 先の車は追走して計測し開始
赤色等を点灯して 捕らえました ベンツ君 御用であります
そんなこんなの 楽しい 一泊ドライブは
行きの゜行程では旦那の血のにじむ努力で はワンタン
※食べ物では有りません・・・ワンタン ワンタンク
一回補給の事 燃料の補給無しで翌朝補給したが 夕刻迄持たせ
二日目の帰路に着く時には 高速に乗る直前に 補充した物のに
嫁の走りで あっという間にエンプティ
オレンジロードで あんたが消費したからよとは 嫁の言い訳
いやいや 走行距離と消費燃料を記録していた
高速乗る前に 補給していただろー
ずる賢い旦那であった
驚いたのは
高速時に 車両の安定感だった・・・娘の前回の空力解析とバネ交換に感謝でありました
技研のマドミランレイアウトは改良されており
接着両面テープも強化されていた
スパコンのデーターで効く場所を選択して 見直されて居た
但し走行データーとドライブレコーダーのデーターは内緒で仕込んだ
データーロガーチップに全て取り込まれており 彼女の卒論に貢献していた
只では 転ばない もとい 弄らない カーメカ女子だった
その後
帰宅した後 頻繁に 奥方がエス六を持ち出して乗り回す事が多くなり
娘とともに ドライブ()するようになってしまった
あくまで外観は ノーマルです 鹹かった多くのスポーツカーの輩が
鴨になったのは 国家しみつだ
ありゃりゃ もう一台買うかなー Ｓ２０００ でも良いなー
これはフィクションの 妄想の読み物です キッパリ
最後までお読みいただき ありがとうございました
楽しんでいたいただけ ましたでしょうか
ではまた・・・
良く出来た 嫁です 
やれば出来るじゃん ２３.0km/L
あくまで読み物であります 
ミライースの 髭って
