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2023年08月22日 イイね!

夏の家族旅行@2023

夏の家族旅行@2023夏休みも終わってしまいました。
ここ何年かは、コロナ禍もあり、家族揃っての夏の行楽が出来ない年が続き、最後となったのは2019年の長野千曲公園でのバンガローキャンプなので、かれこれ4年くらいはご無沙汰状態でした。多少状況が落ち着いた今年は久々に家族で夏のレジャーに出かけようかという話となり、家族から希望を募ったところ

私…新緑綺麗な東北へ行きたい。上げ膳据え膳で癒されたい
嫁…景色良くて旨いもの食べれて温泉で癒されればどこでもいい
長女…海でキャンプとバーベキュー!
次女…山でキャンプとバーベキュー!

と相も変わらず意見がバラバラ。。。しかも7年前行った『日本一不便なキャンプ場』こといまは無き一の瀬園地キャンプ場が楽しかったのを覚えていたようで、同じようなテントキャンプがしてみたいなどと言い出い出したので手ぶらテントキャンプを中心に探してみたところ、一の瀬園地の隣の乗鞍BASEで今年から手ぶらキャンプを始めたようです。

乗鞍BASEなら夜も涼しいだろうし、晴れていれば星も見えるでしょう。幸い一泊だけ空き枠があったのでとりあえず押さえ、とりあえず一泊はキャンプ、二泊目は上げ膳据え膳で癒されて…などと考えていたら、子供達はもう一泊もキャンプがいいと言い出し、あっさり上げ膳据え膳案は却下。とりあえず嫁と子供達に二泊目の手配は任せてみます。

で、二泊目ここ空いてたから予約した~!と選んできたのが新潟県は長岡。。乗鞍から遠く離れた長岡って何故そうなったか聞いてみると、空いてる手ぶらキャンプを探していたらココが出てきたと、グーグルマップで場所見たら海も近そうなので、久々に海水浴もしたいからココにしたと。。あの~。。乗鞍から長岡までって250kmくらいあるんですが。。まぁいいですけどね、長距離ドライブは苦になりませんし。渋滞さえなければの話ですが。

てなわけで、12日土曜日の午前3時半頃自宅を出発。行楽渋滞に巻き込まれることもなく、まだ涼しい朝5時過ぎには横川SAの野外でのんびり朝飯。その後も急ぐこともなく順調に流れ午前8時前には松本に到着。早朝から営業しているイオンで1日目の食材を購入し、午前9時には乗鞍BASEに到着しました。

キャンプのチェックインの時間にはまだ早かったので、周辺を散策。昼食は近くにあるそば処いがやさんへ。ここは嫁さんの高校時代の部活の合宿の思い出の場所で、結婚前の2004年(もう19年も前なのか…)に二人でインテで訪れて蕎麦を食べた事があります。2015年に一度閉店されたらしく、2016年の夏に家族で来た時には食べることが出来なかったのですが、去年から再び営業を始められたとのことで、家族揃って美味しい蕎麦と山菜の天ぷらを食べる事が出来、嫁さんも娘達も満足げでした。



昼食後はキャンプサイトへとチェックイン。手ぶらキャンプの区画はキャンピングカーサイトの向かいの林間広場。結構広い芝生の広場なのですが、手ぶらプランのテントは二張り限定。なので周囲との距離も離れていてプライベート感が高くなかなかイイ感じです♪



荷物だけ運びこんだ後は、再び周囲を散策。川遊びなどをした後で夕食前に近隣の温泉、湯けむり館でお風呂。白濁した硫黄泉のなかなかいいお湯でした。風呂を済ませた後は近場の酒屋さんでお酒を買って夜のバーベキュー。日が落ちると気温も涼しく過ごしやすく、夜はハンモックで寝転がりながら満点の星空で流星群の流れ星を眺めながら静かな時間を楽しめました。






二日目
朝6時起床。火を起こして朝食はスーパーで買ったピザとベーコン焼き。いつも食べてるようなものですが自分で火起こして淹れたコーヒー飲みながら外で焼いて食べるだけで美味く感じるのですから現金なものです。



前回来た時にはバスで畳平まで行き、周辺散策などして楽しんだのですが、今回は長岡まで移動しなければならないので、朝食後には撤収準備をして午前9時半に出発。松本から長野道、上信越道、北陸道経由で一路新潟へ。この日も渋滞にハマることもなく、12時半ころには寺泊に到着。とりあえず海の美味しいもの食べようということで魚のアメ横に。丁度お昼時の到着だったので混んでいましたが、座って食事することが出来ました。



宿は寺泊から車で30分ほどのうまみち森林公園キャンプ場。こちらの手ぶらサイトも1日1組限定だそうで、他の区画からは離れた少し小高い場所にある広い区画で、プライベート感があってイイ感じでした。レンタルの道具の中には鉄板や飯盒まであります。これで次の日の朝はご飯が食べれます♪





この日も夕食前に温泉へ。この日行ったのは弥彦温泉さくらの湯。こちらも硫黄泉で広々とした露天風呂や岩盤浴がありなかなかイイお湯でした。温泉帰りにキャンプ場近隣のスーパーにて食材を調達、1日目のバーベキューは肉中心だったので、二日目は海産物バーベキューにしました。バーベキューの後は焚火でマシュマロなどをやりつつまったり過ごしました。






三日目。
この日も快晴。朝食は飯盒を使ってご飯を炊きます。飯盒炊飯なんて何十年振りだろ?朝食を食べている早朝の間は意外と涼しかったのですが、日が昇り始めると酷い暑さです。

早々に撤収準備をした後は、キャンプ場からクルマで30分くらいの場所にある石地海水浴場へ。ここには6年前の家族旅行でも訪れたことがあるのですが、遠浅で水も綺麗。混雑もそこそこで、渋滞にハマることもなく駐車場は無料と関東民からすると羨ましい限りの海水浴場です。







しかし家族で海水浴なんて何年振りでしょう。2018年の夏の南伊豆以来なので5年振りですが、あの時は海が時化て泳げなかったので、2017年の石地が最後か。おかげで娘達のテンションの上がりっぷりも半端なく、朝10時くらいから15時過ぎまでガッツリと遊んでしまいました(これが後に悲劇を。。。)

あまりにもがっつりと遊びすぎて海の家の軽食も終了。昼食を食べそびれてしまったワケですがこの周辺ファミレスが無い。。寺泊に行っても夕方も近いこの時間から食事が出来るかもわからなかったので、少し遠いですが燕市内にファミレスまで移動してお腹を満たします。

食事の後は夕日を見ようと、弥彦山スカイラインを経由して弥彦山山頂駐車場へ。ちょっと雲が出ていたせいか、水平線に沈む綺麗な夕日を見ることはできませんでしたが、夏の穏やかな日本海の景色を堪能できました。







日が暮れた後は帰路につくわけですが、交通情報を見ると関越上り線は新座を先頭に真っ赤っ赤。時間を潰しに温泉へ立ち寄ります。この時分から日焼けした肌がヒリヒリと自己主張をしてきたので、今夜のお風呂は、ぬるめの露天風呂があるという多宝温泉だいろの湯へ。ヒリヒリ肌にも優しくのんびりと浸かることができ、気が付けば閉店時刻の21時。娘達は寝間着に着替え寝る体制で出発。巻潟東より北陸道へ、時間を遅くしたこともあり、関越上りの渋滞も解消しており、スムーズに走ることが出来て自宅には0時半に到着。走行距離は1,025km。お盆の行楽時期に1,000km超えの移動は無謀かとも思いましたが、渋滞にもハマることなく気持ちよく走ることが出来ました。

そんなこんなのテント2泊の夏の行楽。こんな遊び方したの何年振りでしょう。楽しかったのですが、年のせいか、帰ってきたら疲れががっつりと出ておまけに海遊びでの日焼けの痛みで帰宅翌日は一日動くことが出来ませんでした。。やっぱりこの歳になると、1泊くらいは上げ膳据え膳の宿で癒されたいものですね。。

とはいえまだ小5の下の娘はともかく、高校生になった上の娘が家族との時間を予想以上に楽しんでくれたようなのは意外でしたし嬉しかった。V36を2号機に乗り換えるに当たり、今後家族での旅行の機会も減るなら嫁車もあることだしクーペCKV36もいいかななどと考えてもいたのですが…いざこうやって家族で旅行する機会があると、大人4人が快適に乗れて荷物も積めるセダンを選んでおいて良かったなと思います。というか普通の家はこういった場合SUVかミニバンを買うもんなんでしょうけど。。事実4人のファミリーキャンプにセダンで来てるのなんて駐車場見渡しても我が家くらいのもんでしたからね。ソロキャンや夫婦キャンプならまだしもw



そんなこんなで疲れはしましたが、家族で楽しみながら、ドライブも楽しめた、楽しい夏を過ごすことが出来ました。
Posted at 2023/08/22 20:19:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記
2023年06月25日 イイね!

放浪の一人旅 Day2@2023

放浪の一人旅 Day2@2023二日目。普段より大分ゆっくり目の朝6時半に気持ち良く起床。
やっぱりきちんと風呂に浸かってベッドで休息を取れると、翌日の疲労の回復度が違いますね。若い頃なら狭い車内にバケットシートだったインテグラでの車中泊も何とも思いませんでしたが、五十路の今となっては、同じコトやるのは無謀だろうなと身に染みて実感します。

昨日スーパーで買った朝食を食べながら、携帯ナビで目ぼしい場所までの所要時間などを調べます。身支度をして7時半出発。通勤通学のクルマの波に交じりながら青森中央インターへ。とりあえずせっかく本州最北県の青森まで来たことですし、こうなったら更に北に進路を取って本州最北端の下北半島は大間崎でも目指してみるとしましょう。

青森道、みちのく有料道路、下北半島縦貫道、R279を経由し走ること約160km。目的地の大間崎には10時過ぎに到着。さすがに平日の午前中だけあって人影もまばら…というか、観光客は私くらいしかいません。聞こえる音といったら大量のウミネコの鳴き声くらい。この日は天気も良く函館の山がとても綺麗に見えました。大間からだと函館まではフェリーで1時間半程度で着くようです。ちょっと渡って北海道へ逃げてみたい衝動に駆られますがここは我慢w







大間といえば本マグロですが、時間の制約もあり、高級魚の味など分からない男ゆえ、何も食べず早々に撤収。

来た道を戻って、青森東インター近くの青い森アリーナに着いたのが13時。ここから自宅までは約700km。高速で真っすぐ帰れば21時頃には帰宅出来るようです。翌日からの仕事の事を考えれば、これが普通の選択…となる訳なんですが、せっかくここまで足を伸ばして、この時間から真っすぐ帰るのもちょっともったいなく感じたので、帰り道の方向で行ったことなく景色が楽しめそうな場所ということで、凡そ180km先の男鹿半島に寄り道して帰る事にします。

青森道から東北道、秋田道を経由し、寒風山に16時に到着。名前からして涼しそうなイメージなのですが、太陽ギラギラでとても暑かったです。でも360°パノラマで秋田平野から八郎潟を見渡せる絶景は素晴らしかったです。





寒風山を下り、入道崎で男鹿半島の先端に。時刻は17時、夕方の日本海を眺めながらぼーっと過ごします。ここは夕日が綺麗なスポットのようで、日本海に夕日が沈む様を見てみたかったのですが、自宅まで640km。流石にその時間までのんびりしててしまうと後の行程と帰宅時間に大分響く事になるので、名残惜しいですが早々に撤収します。





男鹿市内のスタンドで自宅までの高速に備え給油。平均速度58.1km/h、742km走行で12.3km/ℓ。燃費最高記録更新2回目(笑)。帰路の高速燃費が楽しみです。ここまで碌に食事も摂らずに走り続けていましたが、まだ先行き610kmの行程が残っていますのでのんびりと食事をしている時間もありません。コンビニでパンとコーヒーを買って出発。

昭和男鹿半島インターから高速に乗ったのが18時。北上金ヶ崎PAでトイレ休憩を一回だけ取りましたが、特に渋滞などにハマることなく、急ぐでもなくのんびりでも無くの流れに乗ったペースで岩槻インターに到着したのは日付が変わった直後の午前0時5分。夏の夜、山の中の高速道路の長距離走行でしたので、窓とフロントマスクは虫の死骸だらけになってしまいました。これを放置しておくとこびりついて取れなくなったりシミになったりするので速攻で洗車です。



洗車後、今回の旅最後の給油。結果は平均速度96km/hで13.45km/ℓで3回目の記録更新。特にエコランしてないので、こんなもんかとも思いますが、下り坂の多い東北道上り。以前V8の4.6ℓエンジン積んだ車重2トン超のレクサスLS460で山形からの帰路12.4km/ℓをマークしたので、もう少し伸びて良さそうな気もしますが…まぁ彼方直噴、こちらポート噴射とエンジン自体の違いもあるし、V36自体燃費を気にするクルマではないのでいいでしょう。でもこの燃費なら残5ℓ位まで我慢すれば無給油1,000km行けそうですね。携行缶に予備燃料用意してチャレンジしてみようかなw

自宅に到着したのは午前1時。2日目の走行距離1,149km。二日間合わせて1,970kmの放浪弾丸ツーリングとなりました。そのうち高速が約7割、下道が約3割。ドラ割で元を取れたかですが、今回の高速料金を都度ETC払いにしていたとすると26,240円(最後の昭和男鹿~岩槻は深夜割引適用料金)となったので、約1万円ほど安く上がったようです。

そんなこんなの二日間の放浪の旅でしたが、高速が多かったこともあり予想以上に快適で、1日1,000kmペースの二日連荘なんて強行軍だったにも関わらず疲労も少なく、嫌になるというレベルには至りませんでした(笑)



まぁこれはV36だったから出来た部分も大きいですよね。車体剛性や足回りの支持剛性が高いのでステアリングやシートから今、クルマがどのような状況で走っているかという情報が良く入ってくる=クルマとの会話がしやすいので運転していて飽きない。但し外乱で入った入力は一発で減衰され不快ではないレベルとなるので疲労を蓄積させない。

コーナーや車線変更の動きも、挙動の遅れやオーバーシュートなど無駄な動きがないので安心して操作が出来る。エンジンもトルクに余裕がある上に反応が自然なので、一定速度を無理なく維持しやすい。しかも緩急自在な上に、相当に高い速度域までその特性が担保されている。以上の特性から自然にクルマを信頼出来て、長い時間走り続ける事が出来るのだと思います。長距離を走れば走るほどに本当にいいクルマだよなぁと実感させられます。



端から見ると、碌にメシも食わずに観光もせずに走ってばっかりで何が楽しいのかって感じの弾丸ツーリングでしたが、旅の手段としてクルマを使うのではなく、運転を楽しむ為にクルマで旅をしたかったので、コレでいいのです(笑)

行先決めずに好きなようにクルマを走らせ、クルマと会話し、景色を眺め、その景色の中で佇む自分のクルマを見て悦に入って。本当に自由で楽しい時間でした。こういった自分のクルマが好きになれる旅っていいもんですよね♪
Posted at 2023/06/25 01:14:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記
2023年06月25日 イイね!

放浪の一人旅 Day1@2023

放浪の一人旅 Day1@2023最近公私共に振り回され気味で、ちょっとばかりお疲れ気味の毎日。
ふと、ここ最近一人旅に出れていないなぁ。。どこか遠くに行きたい。。
なんて思うようになりました。そんな訳で平日に有給を二日ばかり頂戴して、ぶらっと現実逃避の旅に出てみることにしました。出張以外で日帰りじゃない一人旅とか何年振りでしょう。ちょっと思い出せません。

家族との遠出では昨年京都や伊勢、福井などそこそこ遠くまで足を伸ばして、それは勿論楽しかったのですが、クルマを好きなだけ走らせたいという面では、毎回イマイチ物足りない感が残っていました。今回はどうせなら一人だけで好き勝手にイヤになるほどの距離を走ってやろうと考え、予定を何も考えないままどっか行こうと考えました。

方角はどうしよう。西に行こうか北に行こうか。西は昨年家族で結構行ったので、しばらく行っていない北の方に足を伸ばしてみたい。そういえば初夏の八幡平アスピーテラインは気持ち良かったっけなと思い返しします。

アスピーテラインに初めて行ったのはバイクで、ZX-11に乗っていた2001年の秋の事。あの時は東北道で北上し八幡平行って、田沢湖の観光案内所で宿探してもらい一泊。二日目は秋田から日本海側出て新潟まで海岸線南下して関越で帰ったんだっけ。当時はネットなどで情報を得るのが当たり前な今とは違い、情報は雑誌などの紙媒体中心、クルマにもナビは贅沢品の時代で、もちろん携帯ナビなんてものもなくツーリングマップル頼りだった時代。よく辿り着けたものです。その荒涼とした景色に魅せられ、その後はクルマで、結婚翌年の2007年7月に妻と、2020年6月に一人でと計3回訪れました。そんなこんな考えながら当時の写真を見ていたら、また行きたい気分になってきました。

東北に行くとして、距離を稼ぐ為に、どのように高速を使おうかと調べていて目に止まったのが、NEXCO東日本の企画している高速道路観光フリーパスの【ドラ割、東北6県周遊・首都圏発着プラン】。東北6県周遊区間の高速乗り降りが3日間自由に。さらに周遊区域までの首都圏発着、往復1回分の高速料金がセットになり、お値段16,000円。
そこそこいいお値段ではありますが、ETCマイレージサービスに加入していれば2,400ポイントの追加付与ありで実質13,600円。アスピーテライン最寄りの松尾八幡平インターまでの往復高速料金が、浦和出発の場合、深夜割引きでも15,960円、昼間時間帯では22,800円になることを考えると、往復だけでも元が取れそうなので申し込んでみました。

フリーパスですから時間を気にすることもなく、普段の通勤時間帯の午前6時に自宅を出発。途中、事故見分作業とやらで、郡山南インターで強制的に下道に下ろされるアクシデントはあったものの、郡山インターから無事高速に復帰。13時に松尾八幡平最寄りの岩手山サービスエリアに到着し、昼食を食べながらこれからの予定を考えます。

今回はある程度時間に余裕があるのでアスピーテラインに上る前に、一度行ってみたかった【松尾鉱山資料館】に立ち寄ってみる事にします。松尾八幡平インターから10分くらいの距離なので14時過ぎに到着。



この資料館は、アスピーテラインに残る松尾鉱山跡の当時の姿を伝える資料館です。写真撮影が禁止されている為どのような展示がされているのかがネットで調べる事が出来ないのですが…今は廃墟となった緑ヶ丘アパートをはじめとする松尾鉱山や大更より出ていた松尾鉱山鉄道が生きていたころの資料が豊富に展示されており、とても楽しく過ごすことが出来ました。松尾鉱山跡の廃墟を見てみようという方は、訪れる前に行ってみることをお勧めします。

資料館で1時間程度見学した後は、鏡沼のドラゴンアイにも寄ろうかとも思ったのですが、今年は6月15日くらいが最後の見頃で、既に溶けているような情報があった事(3年前に来た時には6月18日の時点でまだ見れたのですが。。)以前歩いた時の様子から、熊さんに会ったりしてもやだなぁというビビり心から今回はスルーしてしまいました。

※2020年6月18日の様子


他にもいろいろ見どころはあるのですが、太陽ギラギラで暑いので夕方になって少し涼しくなるまで時間を潰しましょう。アスピーテラインを登り、山頂からは樹海ラインを下り、松川ゲート経由で戻りと一周し走りと景色を楽しみます。

周遊して麓に戻った時点でガソリン残量が心もとなくなったので給油を考えますが、インター付近にはスタンドが無い為、一旦西根バイパスの方まで出ます。今回は遠乗りで燃費がどのようになるのかを見るのも楽しみの一つです。

そんな1回目の給油。平均速度60km/hペースでの走行距離748kmに対して67.7ℓの給油。燃費は11.05km/ℓ。いきなり最高燃費記録更新です。旅の出発前に150km程度街乗りをしていたこと、上り坂の多い東北道下り線を走ってきたこと、郡山南で高速を下される際に渋滞にハマった事を考えるとまずはこんなものでしょう。

給油後、もう一度八幡平ビジターセンターに戻り、クルマの写真などを撮りながらのんびり過ごしているうちに時刻は18時。日も傾きはじめ多少涼しくなってきたので、窓を開けて風を受けながら再度アスピーテラインを登り、今度は緑ガ丘バス停の前の脇道に入ってクルマを停め、緑ヶ丘アパート群の廃墟を眺めながら少し散策をします。嘗ては鉱山の通勤路として賑わったこの路。廃墟となった今は私以外人っ子一人いない状況ですが、この一帯は紅葉の名所らしく、この路も秋の紅葉時期には紅葉狩りの人たちで路上駐車が並ぶほどの賑わいとなるようです。







私はカッコウの囀りが聞こえ青空の背景に夏草に囲まれた廃墟の映える夏の景色が好きだったりします。今回は資料館で生きているころの緑ガ丘の街の景色を見てから来ただけに、その対比が感じられ一際感慨深い感じです。

その後はクルマで移動し景色を眺め、写真など撮りながらアスピーテラインを愉しみ頂上で日没を迎えます。





その後、秋田側へと下って鹿角八幡平から再び高速へと入ります。高速に入ってすぐの花輪サービスエリアでこれからの予定を考えます。時刻は20時。初めは適当な場所で車中泊をするつもり…というか正直何も考えていなかったのですが、せっかく泊りでの一人旅という貴重な機会。しかもイヤになる程の距離を走ってみようという趣旨ですから、きちんと身体を休められる場所で泊り無理なく二日目に備えたいという気持ちもあります。

そこでネットで青森市内辺りで泊まれそうな宿をスマホで検索したところBooking.comという予約サイトでリーズナブルなお値段の宿を発見したので予約。…ってそのホテルは厚生省の管轄ではないホテルなんですが。。クルマ旅やバイクツーリングのお一人様も歓迎らしいです。なんかアメリカとかの本来のモーテルの使い方に近いですね。

という訳で宿も確保できたので青森まで車を走らせ、青森インターチェンジの【東北自動車道 全長680km 終点 お疲れ様でした】の看板を拝み、市内のスーパーで食べ物とお酒を調達し21時半に宿へ到着。宿は見た感じからして、いかにもアレな感じではありましたが、車庫あり、身体を伸ばせる大きい風呂あり、大きいベッドあり、無線Wifiあり、レンジあり、アメニティ充実とクルマ旅の疲れを癒すには打って付けの場所でした。難点といえば、入る瞬間多少恥ずかしいこと位ですが、五十路のオッサンにはそんな恥の概念なんて残っちゃおりませんので全くの無問題ですw

そんなこんなで風呂に入って晩酌をしながら持参のPCでメールチェック&翌日の情報収集をした後、22時半にはほろ酔い加減で早々に就寝体制。一日目が終わります。1日目の走行距離は821kmでした。
Posted at 2023/06/25 01:14:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記
2023年05月11日 イイね!

快活なスポーティーコンパクト

快活なスポーティーコンパクト今の日本車のBセグメントコンパクトカーに於いてユーティリティ性能よりも走りの性能を重視した選択をしようとすると、挙げられることが多いのがこのデミオとスイフトの2車ではないでしょうか。私もそのようなイメージでいたのですが、実際に乗って個別に満足点と不満点をピックアップしてみると、出来不出来の部分が非常に対照的でした。

魂動というキーワードで構築された情緒的で美しいスタイリングを持ち、クラス唯一の6ATと素直で活発な1.5リッターエンジンにより良好なドライバビリティを楽しめるデミオ。機能的で健康的かつオリジナリティのあるスタイリングで、スポーティなハンドリング特性と上質な乗り心地のバランスの高い乗り味を持つスイフト。

それぞれ一長一短があり、どちらが良いとは簡単に言い切れない2台を比較しながら印象を記したいと思います。

DJ系デミオ1.5ガソリン車の最大の美点は、やはりパワートレイン全体が織りなす活発かつ良好なドライバビリティだと感じます。車重に対して排気量に余裕のある自然吸気ガソリンエンジンは、ディーゼル車ほどの過剰なトルクの余裕はないものの、低回転域から相応に余裕があり、尚且つ遅閉じミラーサイクル&ロングストロークとは思えない程、レッドゾーンまで素直に回転数でパワーを紡いでくれる。

クラス唯一の6A/Tはロックアップ率も高くパワーをダイレクトに伝え、街中ではマナー良く(たまにギクシャクする領域もありますが…)、ワインディングでは変速スピードの速さとダウンシフトの許容度の高さで活発に走らせと、運転する愉しみを感じさせてくれます。

また操縦性の面でもディーゼル車より明らかに軽い鼻先がもたらす回頭性と、サイズアップしたスポーツタイヤのグリップにも負けない旋回性能でワインディングではノーマル状態でもかなり楽しめます。このパワートレインと足回りが生み出す走りのキャラクターは、効率を追ったCVTがデファクトスタンダードとなってしまった国産コンパクトカーにおいて、なかなか貴重なキャラクターだと思います。

走りにおいての不満点は、スイフトとは逆で乗り心地や剛性感といった部分。正直、荒れた路面や高速道路での振動の伝え方や乗り心地はスイフトに比べて劣ると言わざるを得ない印象で、安っぽいドアの開閉音といったちょっとした欠点や、シートサイズの小ささや、クッションの薄さといった部分がネガティブな印象を助長してしまい、クルマ全体の品質感を下げてしまっていることは残念なところです。

デミオのスタイリング、パワートレイン、ドライビングポジション、小回り性能、
スイフトのシート、足回り及びステアリングユニット
以上が備わったBセグ車があれば完璧なんですが。。

Posted at 2023/05/11 21:18:18 | コメント(0) | クルマレビュー
2023年05月11日 イイね!

オリジナリティのある乗り味

オリジナリティのある乗り味今の日本車のBセグメントコンパクトカーに於いてユーティリティ性能よりも走りの性能を重視した選択をしようとすると、挙げられることが多いのがこのスイフトとデミオの2車ではないでしょうか。私もそのようなイメージでいたのですが、実際に乗って個別に満足点と不満点をピックアップしてみると、出来不出来の部分が非常に対照的です。

機能的で健康的かつオリジナリティのあるスタイリングで、スポーティなハンドリング特性と上質な乗り心地のバランスの高い乗り味を持つスイフト。魂動というキーワードで構築された情緒的で美しいスタイリングを持ち、クラス唯一の6ATと素直で活発な1.5リッターエンジンにより良好なドライバビリティを楽しめるデミオ。

それぞれ一長一短があり、どちらが良いとは簡単に言い切れない2台を比較しながら印象を記したいと思います。

ZC72系スイフトの最大の美点は、やはりシャシー性能全般で、乗り心地と操縦性のバランスが非常に高い点にあると思います。サスとダンパーを締め上げたスポーツ性能重視といったものとは違うバランス型。但しそのバランスは非常にレベルが高く達成されていて、車体のディメンションやサスのジオメトリーでスポーティーな乗り味を構築。しっかりとした足回りの支持剛性、ボディ剛性、余裕ある座り心地のシートなどが相まって、街乗りでも乗り心地の安楽さとスポーティーな操縦性を両立していることを実感することが出来ます。

社用車ではこの一つ前の型のZC11系、次の型のZC83系も日常的に乗っているので、比較出来たのですが、この性格は11系、72系、83系と基本的に変わらないながらも、バランスの達成点については順当に進化している事を感じさせます。という事は目指している方向性はブレていないっていう事なんですよね。こうしたいという開発陣の意思が見えて骨太な走りのキャラクターを持つクルマというのは、今のこの日本のBセグの中では珍しいと思います。

走りにおいての不満点は唯一、CVTの感触だけでした。他の部分の出来が良かっただけに、ここだけは最後まで慣れることが出来ませんでした。その不満な点を解消すべく、6ATを採用するDJ系デミオのガソリンに乗り換えたのですが、今度は違う不満が出てきたりして…。クルマ選びって難しいですね。

デミオのスタイリング、パワートレイン、ドライビングポジション、小回り性能、
スイフトのシート、足回り及びステアリングユニット
以上が備わったBセグ車があれば完璧なんですが。。

Posted at 2023/05/11 21:17:59 | コメント(1) | クルマレビュー

プロフィール

「ちょっと遅い夏休みの行楽。今年も乗鞍BASEでキャンプ♪」
何シテル?   08/14 16:39
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに 綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも知れません。 その割にはドラ...

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