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風とのブログ一覧

2018年12月16日 イイね!

新型Aクラス試乗(A180 style AMGライン)

新型Aクラス試乗(A180 style AMGライン)Mercedes Me Osakaで新型Aクラスをようやく試乗してきました。先代Aクラス後期型オーナーとしてはその乗り味がすごく気になるところです。今までのメディアレビューを見ると、電子制御サス+マルチリンクのA250の海外試乗会ではその乗り心地が絶賛されていた一方、日本に導入されたトーションビーム(先代はすべてのグレードがマルチリンク)のA180は最近出た日本のレビューや英国のAutocarでも乗り心地の難点を指摘されたりしています。はたしてどうなのか?、先代Aクラスの乗り味を知り尽くしたものとしては比較的正しい相対評価が出来るのではないかと思っています。

前の記事にも書いたように試乗インプレは直前に乗っていた車の乗り味に引っ張られる部分があるため、本来Mercedes MeまではAクラスで行くべきだったのですが、何せCLSに乗りたい盛り(笑)ですので結局CLSで行ってしまったのですが、先代Aクラスの乗り味は体に染みついているので試乗時には乗り味を思い出しながら相対評価したつもりです。
あと例によってたった20分程度の街中試乗、超個人的な印象であることをお断りしておきます。なお自分の興味はあくまでも乗り味であるので外観、内装とか話題のMBUXについては割愛させていただきます。ではいつものように簡単に箇条書きレビューを。



・走り出してまず印象的だったこと、ハンドルが軽い! 操舵感自体は非常に滑らかだが明らかに先代より軽くなっている。

・そしてエンジンが1.4Lへのダウンサイズということで危惧されたパワー、これは予想以上にパワフル。出足の速さは良くも悪くも今までのメルセデスらしくはなくゴルフやAudiっぽくなった。

・先代Aクラスの感覚でアクセルを踏むと回転数が上がり過ぎる嫌いがある。

・そして問題の乗り心地、これはやっぱり硬め、段差では突き上げ感がありしなやかさはあまり感じない。先代のA180と比べてどうかというと、硬さは同程度だと思うが妙に軽い感じもある。

・この乗り心地は同乗した担当者によるともう一台の試乗車、16inchを履いた非AMGラインでも何故かほとんど変わらないとのこと。

・先代Aクラスは欧州車らしい独特の重厚感があるのだが、乗り味としては重厚感が影を潜めた感がある。これはハンドルの軽さ、エンジンの軽くパワーが立ち上がる感じも大いに影響していると思うが、足回りのセッティングとして個人的にはしなやかな感じがもう少し欲しいように思った。これはサス形式ではなくあくまでもバネ、ダンパー、ブッシュのセッティングの範疇だと思う。確かにマルチリンクより乗り心地面で不利ではあるが、トーションビームでも乗り心地がいい車は存在する。

・担当者によると今まで試乗した先代Aクラスオーナーは自分と同じようにハンドルが軽すぎるという印象を言われた人が多いとのこと。

簡単にまとめると、ハンドルが軽い! エンジンは予想以上にパワフルで軽快! 乗り心地はもっとしなやかさが欲しい! といったところです。自分としては先代Aクラスの利点であった独特の重厚感を感じにくくなったのは少々残念なところ。またこのハンドルの軽さとスポーティーな硬い乗り心地が少々アンバランスなような気がします。この軽さならもっとコンフォートに振った乗り味の方が合うと思うのですが…  ただ担当者も言っていましたがメルセデスは全くの初期ロットから半年もすれば随分乗り味が変わることも多いとのこと。自分の予想ではハンドルの軽さと乗り心地に関しては修正とまだまだ熟成されていくものと考えます。


p.s.

今回CLS、帰路は相方が運転で自分は助手席だったのですが、自分で運転している以上にエアサスならではの滑らかでしなやかな乗り味を堪能出来ました。車の乗り味は前席、後席で受ける印象が違うのはわかるのですが運転席、助手席でも微妙に違うのが不思議なところです。
さて、安全運転の相方が今回コンフォートモード主体でサラリと出した燃費(高速9割一般道1割)はこちら

自分がエコモードでエコ運転を必死に心掛けて出した記録とあんまり変わりません(笑)。
Posted at 2018/12/16 21:12:40 | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2018年11月18日 イイね!

C 220d STATIONWAGON、S 560 Coupé 試乗

C 220d STATIONWAGON、S 560 Coupé 試乗所用で大阪へ。日帰りでアルコールが入ることもあり今回はCLSではなく電車で行くことになりましたが、約2時間のフリータイムが出来てMercedes meへ。ラッキーにも待ち時間なく2台続けてトライアルクルーズが出来ました。
いつものように15分程度の大阪街中試乗の印象を簡単に。






C 220d STATIONWAGON



・AMGラインで18インチ 非RFT装着

・前回、Eクラス(E220d 4MATICオールテレイン)を試乗して好印象だった新開発2Lディーゼルだが、Eクラスより明らかに遮音性は落ち低速ではディーゼルエンジンのガラガラ音をはっきりと感じる。そこら辺はEクラスとの間に歴然としたヒエラルキーは存在している。

・驚いたのは乗り心地。コンフォートモードでの乗り心地はあたりがしなやかで前期型初期の硬めのエアサスの印象とは全然違う。この乗り心地で文句を言う人はまずいないだろう。

・サスの熟成化、タイヤの非RFT化もさることながら、エアサス自体がEクラス、CLSと同じくマルチチャンバーエアサスに格上げされたことで設定の幅を広げられた結果かも知れない。

・高速走行では20km/L程度行くとの事。広い荷室を含めて実用車として最良の車の一つと言える。


S 560 Coupé





・AMGライン等フルオプション装備で2000万円超えの車

・しかもエアサスではなくさらに上位の油圧サスのMBC(マジックボディーコントロール)が標準装備

・走り出してすぐわかる滑らかさ、乗り心地の良さ、とても20inchタイヤを履いているとは思えない。
あたり自体は先に試乗したC220dより若干硬めの印象(CLSよりは若干柔らかめ?)だがとにかくスーパーフラットで非常に質感の高い乗り味であった。

・迫力あるエンジンサウンド、非常にパワフルで滑らかなV8エンジンが素晴らしい。

・静粛性も文句のつけようがない。

まとめ
どちらの車も非常に好印象でした。C 220d STATIONWAGONはディーゼル感さえ許容できれば実用車としての品質、完成度は最高クラスだと思います。良くなった乗り心地も印象的でした。S560クーペはすべてにおいて2000万円超えをも納得させられる質感の高さを持っていました。

またCクラスのディーゼルとEクラスディーゼルの印象の違いを含めて当然でしょうがやっぱり高いものほどいい、メルセデス車には明確なヒアラルキーが存在することも再確認した試乗となりました。
Posted at 2018/11/18 23:00:15 | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2018年07月07日 イイね!

CLS試乗 (CLS450) 2回目

CLS試乗 (CLS450) 2回目今日からディーラーでのデビューフェアということで、先日のMercedes meに続いての2回目の試乗に行ってきました。同乗者無しで前回よりはるかに長い時間試させていただきました。
試乗車は左ハンドル仕様のCLS450、生憎の激しい雨でしたので外観は撮影できず。




運転席から



ベンガルレッドとブラックのナッパレザーのシートがスポーティーかつお洒落でかなりいい。
先に試乗の印象を言ってしまうと、ファーストインプレッションと大きくは違いなく、はいコレはいい!! 心は早くもほぼ決まってしまいました(笑)。

・室内空間は当然現車のEクラスより劣るがそれでも後席は充分実用可能な広さ、クーペとしては上出来なのでは?

・やっぱりとにかく音がいい、空ぶかしをさせていただきましたがフォーンと抜けるようなエグゾーストサウンドが素晴らしい。

・マイルドハイブリッド(ISG)ではあるが普通に走ってる分には電気モーターを意識することは無く、普通のガソリンエンジンを運転している印象。

・正確にはS450のISGと違ってSC(スーパーチャージャー)が省かれている簡易型とのことで、低速でのトルク感はS450のエンジンの方が上らしい、ただし回したときの最高出力は同じとのこと。

・コンフォートモードでの乗り心地は柔らかすぎず硬すぎず、まさしく丁度いい感じ。Cクラスのエアサス同様エアサスエアサスした乗り心地では無い。

・スポーツモード、スポーツ+モードでも極端にあたりが硬くなることは無い、いいサウンドのエンジンを上まで回すので気持ちがいいが自分はほとんどコンフォートモードを使うことになると思う。個人的にはスポーツ+が要らないのでもう一段コンフォート寄りでも良かったとは思うがそこはアウトバーン200km/h以上が常用のスポーツクーペの設定なんだろう。

・直線でアクセルを踏み込むと、フォーンと気持ちよいサウンドとともに滑らかに加速しピタッとフラットに地面に張り付く感じがメルセデス。

・ハンドリングは試乗した速度内ではコーナーでもほぼニュートラルでFRと言われてもわからない。


まとめ
全体的に質感が高く特にやっぱりスタイルとエンジンにはやられました。現車から乗り換えるとなると室内空間、トランク容量、連続走行可能距離(燃料タンク80L→66L)などの実用性は若干犠牲になりますが、この車にはそれ以上の魅力を感じました。心はほぼ決まりです。あとはタイミングでいろんな諸条件をクリアして来年の春先までには何とか。

ちなみに十分試乗したのち現愛車に乗り換えて感じたこと、走り味の質感、特にコンフォート性という意味では決して劣っていない、本当にW212は素晴らしい車であるという事も再確認出来ました。

Posted at 2018/07/07 22:32:53 | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2018年07月01日 イイね!

新型CLS試乗(CLS450)

新型CLS試乗(CLS450)久々のブログ更新、相変わらずの別趣味への傾倒で更新さぼってました。
加えて現1号車に凄く満足しているのとビビッと来る次期愛車候補が現れず、それまでは一日のうち50%くらいは車の事で脳内が占められていたのが最近はわずか10%くらい(笑)。

ところが某日、まだ発表前ですが新型CLSがガレージに入りましたので見にきませんか?という担当者からの連絡。あまり期待せずに見に行くとそれまでネットで見ていた以上に実車はかっこいい。
それでもまだまだ心を揺るがされることはありませんでしたが、数日後に正式発表された仕様を見て、ビビビビッと。

以前に次期愛車候補をいろいろ考えましたが()、その中で書いた自分の希望条件 エアサス、新開発直6エンジン、非ランフラットタイヤを見事にクリアしてるではありませんか!さらにCLSは今まで4人乗りということで候補から外れていたんですが現行から5人乗りになったことも非常に大きい。450は唯一自分にとって必要のない4WDのみの設定という一点だけが気になりますが 心は一気にCLSに。

そして新型CLSについて詳しく調べるうちに何とグランフロントのMercedes me(旧connection)で早々と試乗車が導入されている事を知り早速予約を取って久しぶりに試乗に行ってきました。


実車で見るCLS、やっぱりかっこいい。内装は現行Eクラスを程よくタイトにした感じで全体の印象としてさほど変わりません。 わずか20分程度の大阪街中試乗でしたが簡単に印象を箇条書きに。

・試乗車の走行距離わずか100㎞足らず

・タイヤは19inch 非ランフラットタイヤ

・いわゆるマイルドハイブリッドで電気モーターISG始動のためセル音が無く極めて静かに始動する。

・エンジンは待望の直列6気筒、非常に滑らかでV6と違ったフォーンという音質がやっぱり魅力的。
一方低速の街中試乗では滑らかな印象が先に立ち、パワフルさはさほど感じず。

・担当の方が450の乗り味は意外とスポーティーに振っていると言っていたが、確かにコンフォートモードでもエアサスからイメージするSクラスのような当たりの柔らかい印象は無く腰がしっかりとある。記憶にあるCクラスAMGラインのエアサスの乗り味のイメージに近いと思う。

・ハンドリングは短い試乗ではあまりわからず、ただ4WDを意識させられることは全くなかった。



時間が余り嬉しい事にもう一台試乗出来ますとのことで、以前から試乗してみたいと思っていた
E220d 4MATICオールテレインを選択。CLSと同じEクラスベースでエアサスかつ4WDであることも共通でどれだけ乗り味に違いがあるのか興味深いところ。簡単に印象を。


・乗り味は明らかにCLSよりコンフォート寄り、コンフォートモードではエアサスらしいふわっとした感じもあるが、当たり自体はCLS程では無いが腰が感じられけっしてマシュマロ系ではない。担当者もSクラスのエアサスとはやはりテイストが違うと言っていた。

・印象的だったのは新型の4気筒ディーゼル、室内では非常に静かで普通の4気筒ガソリンエンジンと言われてもわからない人が多いのではないか?それほど出来がいい。

まとめ

あまりにも短い試乗でしたが、新型CLS450はやっぱりスタイルとエンジンが凄く魅力的な車でした。一方、名前からは勘違いしやすいのですが実は現行Eクラスベースの車ですので乗り心地を含めた乗り味的には先代Eクラスオーナーで現行もかなり試乗してきた自分にとっては予想の範囲内というのが正直なところです。そこらへんはやはり対Sクラスのヒエラルキーが保たれているなと(笑)。

現一号車(W212 E350)は乗れば乗るほどに乗り味が素晴らしく本当にアッパーミドルサルーンとして最高の車なんですが来年には3回目の車検を迎えます。コレといった気になる車が現れなければ乗り潰すのもいいかと思ってましたが、新型CLSの登場で状況は一変しました。これからも何度か試乗する中でまた葛藤の日々がはじまりそうです。
Posted at 2018/07/01 19:10:28 | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年02月28日 イイね!

E220d AV(ステーションワゴン)試乗

E220d AV(ステーションワゴン)試乗先週末、A180の6カ月点検時にE220dステーションワゴンのAVを代車で貸していただき約1時間半ほど高速を含めてじっくり試乗した。簡単に感想を。そしてBMW5シリーズと比較して感じたことなどを。






・Sportsでは無いので17inch の非RFT


・以前にMB connectionで試乗したセダンのE220d AVより足回りが若干硬めに感じた、あちらはかなりあたりのソフトな感じが印象に残ってるが、セダンとワゴンで設定が微妙に違う?

・メルセデスの新型4気筒ディーゼルエンジンであるが低回転域ではディーゼルらしいガラガラ音を意外と感じる。この低回転域のガラガラ感は先日乗ったBMW 523dのエンジンより明らかに大きい。逆に言えば非常に洗練されたBMWのディーゼルを体感した後だけによけいにそう感じたのかも知れない。ただある回転数を越えればすっとガラガラ音は消え4気筒ガソリンにそれ程遜色ないフィーリングとなる。

・燃費はやっぱり素晴らしい。



・乗り心地の質感は高い。何よりもいいのは高速でのフラット感、速度を上げるにつれて路面へのベターとした貼りつき感が増し、矢のような高速直進安定性を実感する。これはあくまでも感覚的なものだが何故か先日のBMW540i Msportsの高速試乗ではその感触が若干薄かったように思う。

ワインディングでハンドル切った時にBMWを感じ、高速道路でまっすぐ走っている時にメルセデスを感じる。先日、BMWがメルセデスに近づき、メルセデスはBMWに近づいたと書いたが、根底に流れるテイストの微妙な違いは相変わらず変わらないように思う。いずれにしろどちらもレベルが高い、どちらを選ぶかは人それぞれ、どちらのそのテイストに惚れるかその1点になるだろう。
Posted at 2017/02/28 23:30:34 | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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