風とのブログ一覧

週末に高速道路含めていろいろな道を走り込んできましたのでセカンドインプレを。
前回調べば調べるほど迷いが生じたと書きました。
自分がタイヤに求める事は走りはしっかりしているが、ガチガチのスポーツタイヤではなく快適性も確保されているというものでした。
まさに各社のプレミアムスポーツタイヤが目指しているところだと思いますが、ネットでの評価を集めると、V105もPZ4もスポーツタイヤと思えないほど街中で硬さを感じない、角が取れているという意見がある一方、どちらもサイドウォールが硬く乗り心地には期待できないという全く正反対の意見も見られるのです。ドライやウェットでのグリップ性能は当然の事ながらどちらも総じて高評価なのであとは快適性ということになりますが、タイヤサイズや装着した車によって違いが出ていることも予想され、こればっかりは自分で乗って確かめるまではわかりません。安い買い物ではないので最後まで悩みました。若干PZ4の方が乗り心地面で評価する声が多かったのですが、本当かどうかわかりませんが個体差が大きいというピレリの評価が昔から引きの弱い（笑）自分にとっては最後まで引っかかり、結局安心の国産ADVAN SPORT V105を最終的に選択した次第です。車と違って試乗して比べるわけにいきませんのでこれはある意味賭けですね。

で、期待と不安でいっぱいのファーストインプレはなかなかいいもので一安心したところですが、今回はいつもの走り慣れたコースを何度も周回し覚えている今までの印象と比較したわけです。　　結果・・・・
V105は乗り心地も良い！！　いつもダイレクトなあたりを感じていた路面でも一枚角がとれた感じでさらに快適性が増しました。おそらくコンフォートタイヤのようにソフトというわけではないのですが、適度な硬さの中で突き上げが緩和される柔らかさも顔をのぞかせている、まさにちょうどいい塩梅という感じです。ゴム質がスポーツタイヤにしては比較的柔らかいのでしょうか？ 前回述べたハンドルの正中でのビシッとした座り感と切れを含めてV105は自分にとって当たりでした。グリップどうこうというのは自分の運転の中ではわかりませんが、これに関しては高評価で一定しており間違いのないところだと思います。

ネット上で乗り心地面で正反対の評価が出てくるのは、その人が先に乗っていたタイヤとの相対的な比較、車との相性などの要因が絡んでくると思われます。こればっかりは購入して乗ってみるまでわからないのが悩ましいところですが、ネット評価を見る限りV105に関しては重量級の車ほど相性が良いような感じです。スポーツ性だけでなく快適性も担保されている事を重要視する人にとっては選んでも間違いのないタイヤというのが自分の感想です。

静粛性については前との違いはよくわかりませんが、少なくともスポーツタイヤだから煩いということは全くなく充分静かだと思います。あとV105でよく言われているライバルより若干落ちる耐摩耗性（コンパウンドが幾分柔らかいことの裏返し？）については自分はそれほど年間走らないので気にはなりません。

ということで、一気にYOKOHAMAタイヤのファンになりました。V105は既に旧モデルでさらにブラッシュアップされたV107が昨年販売になりましたが、長年にわたり第一線で評価され続けてきたこと、旧モデルであるが故に価格面でのメリットが大きい事からV105 かなりお勧めです。

何とも久しぶりの投稿。最終投稿が2020.９月ですから2年数か月も空いていたんですね。コロナ渦やら他趣味やらプライベートな事情からすっかりカーライフから遠ざかっていました。何とか生きています。

さて自分の愛車は変わらずCLS450で、走行距離は殆ど伸びていませんが、早いもので2回目の車検を今年迎えようとしています。その間ＣＬＳは日本市場では２２０ｄと５３ＡＭＧの二本立てとなり、450は悲しいかなカタログ落ちしたようです。コンフォートとスポーツの自分にとってのベストバランスグレードだっただけに早めに購入しておいて良かったと思っています。

さて走行距離は未だに1万㎞を超えたところですが、4年以上経ちタイヤのひび割れが結構目立つようになってきたため車検を待たずに今回タイヤ交換することにしました。元々装備されていたタイヤはDUNLOP SPORT MAXX RT2で、MOタイヤとして今回ディーラーで提示されたのはそれに加えて　YOKOHAMA ADVAN V105 とピレリ PZ4 sportでした。タイヤにはあまり明るくはありませんが、前車E350でPOTENZA RE050 → ContiSportContact3とタイヤ交換した時に良い意味でまったく印象が変わった（特に乗り心地）ので今回も悩みに悩みました。そして新しい銘柄のタイヤを試したい気持ちから特に不満はなかったSPORT MAXXがまずは外れ、V105かPZ4かの2択になりました。この二つのタイヤについてネットでいろいろな情報を集めましたが逆に情報が多ければ多い程悩むもんです（笑）。

で最終的に、ピレリPZ4のレビューでのスポーツタイヤの割にあたりがソフト、乗り心地が良いとの声にかなり後ろ髪を引かれましたが、結局スポーツ性＆快適性のバランスで絶大な評価のあるADVAN V105を選択する事にしました（V107が昨年リリースされたのですがまだCLSタイヤサイズ対応のMOはないようです）。



まだ３０Kmほどしか走ってないのですがファーストインプレッションを。

乗り心地、静粛性に関しては車の素性自体が良いのでそれほどの大きな違いは今のところ感じていません。明らかに変わったとすぐに感じたのは直進時のハンドルのしっかりした手応え。正中がよく出るようになりました。元々車自体の直進安定性は極めて優れていますが、今までは感覚的にハンドル正中付近の手応えの曖昧さを若干感じていました。それがV105になってから正中でびしっとしているまさに昔ながらのメルセデスらしいあの感じが戻ってきました。そして正中からの切れもシャープになったように思います。ファーストインプレとしては大満足、これからまだまだ走り込んでこの新しいタイヤを吟味していきたいと思います。