
恒例のMB connectionでの試乗をしてきました。

今回は久しぶりに借りれたこの車で大阪へ。久しぶりに乗って再確認できたことなども後述。
コネクション内にもEクラス展示。

内装は妖艶なアンビエントライトも相まってやっぱり非常に質が高いですね。
リアライトの形状はS~Cの中で一番地味ですが、売りはこのスターダストエフェクトといわれる新パターンのLED。キラキラときらめく光がすごく綺麗、今後も順次いろんな車種に採用されていくかもしれません。

そして初代EクラスといえるあのW124も店内展示
いやあ、やっぱり何とも言えない味があってかっこいいです。
さて、新型Eクラスの試乗としては今回は3回目となります。結論から言うと
2回目に得た感想をほぼ再確認する結果となりました。
試乗はまず助手席で担当者が試乗コースを自動運転の機能をデモンストレーション、次に自分が同じコースを運転という今までのMBCの試乗ではなかったパターンで体験できました。
大阪の街中試乗、例によってあくまでも個人的な感想である事をお断りしておきます。
・ドアの開閉はやっぱり随分軽くなった、プリウスより軽く感じるほど。だが開閉音は軽くなっておらず、高級感は問題なし。
・自動運転については凄いと感嘆させられる部分もあったが、個人的にはほとんど興味が無いので割愛
・乗り心地の印象はやっぱりいい。
確かに若干固めではあるが不快な突き上げを感じずとても19inch ロープロファイルタイヤかつランフラットを履いているとは思えない。この試乗コースはCクラスでも何度も走っているが、今までの試乗記に書いている通り、Cクラスでは常にRFTのネガポイントを感じて来たのがこのEクラスではほとんど感じない。
・エンジンは前回の印象通り街中では必要十分、予想以上に力がある。ただし踏み込んだ時にガラガラするようなざらつきをやはり感じる。エンジンフィールに関して言えば、先代E250のエンジンの方がスムーズで間違いなく印象がいい(
→)。
・ハンドルの手応えは街中レベルのスピードではコンフォート~スポーツ+に変えてもそれほど明確な違いは感じられない。明らかにCクラスやBMWのアジリティーとは違うセッティングで良くも悪くも従来のEクラスらしい緩やかなレスポンスのハンドリング。
まとめ
先にも書いた通りほぼ前回通りの印象でした。19インチRFTでこの乗り心地を確保出来ていることからすると、17inchノーマルタイヤのアバンギャルドの乗り心地はより期待出来るでしょうし、さらに18inchノーマルタイヤ+マルチチャンバーエアサスのE400 4MATICの乗り心地はSクラスのような極上の乗り心地が味わえるのでは無いかと予測します、試乗が非常に楽しみです。
個人的に残念なのはやっぱりエンジンフィール。2L直噴4気筒として静止時だけでは無く踏み込んだ時にもライバル以上にガラガラ感を感じ、まさに実用エンジンといった印象でスポーティーかつ高品位な外観に見合っていません。遮音性がいいのでほとんどの人は気にしないかも知れませんが、同じエンジン型式、ハイパワー版のW212 E250のエンジンフィールが何故か凄く良かっただけに、10月デビューの新E250のエンジンに期待したいですね。また新型ディーゼルのE220dも気になりますが、でもやっぱり自分は直6待ちになりそうな・・・
P.S
久しぶりに自分が凄く評価している現行プリウスでの高速を含めた計150㎞走行でした。
・やはり街中での乗り心地の良さには感心
・高速ではいかにも空気抵抗が低いといった感じの風切り音の目立たない安定した走行
・ただし街中を含めてロードノイズがやっぱりちょっと目立つか
・あと以前にも指摘したことであるが、基本直進安定性はいいのだが、高速でハンドルから手を放すとわかるが微妙な路面状況で右に左にわずかに直進性が乱れる。無意識に手で修正しているので意識しないとわからないレベルであるが、例えば1号車E350の場合はどんな路面状況でも軽く手を添えているだけでとにかく見事に直進を保とうとする。ハンドルが常に正中でバシッと安定している感じ、まっすぐを常に意識できる感じ、プリウスに限らずその感覚が国産車はやっぱり若干希薄かなと思う。
・高速8割のトータル燃費がアグレッシブに走って25.1km/L 、凄い。
P.S
次の2号車A180 Sportsの納車が8月末になりそうです。それまでは最近自分はあまり運転していなかったキャプチャーに出来るだけ乗って再評価してみたいと思います。
Posted at 2016/08/07 17:53:32 |
トラックバック(0) |
試乗記 | クルマ