とりあえずアラミドとタグに書いてあるCVC ジャケット,真贋の程が気になります。
US Army の払い下げ品なのでちゃんとした物では有りますが、燃やしてみました。
派手に火をつけて見るなんて、ビンボ〜性なワタスには出来ませんので、生地からとった糸での実験。(笑)
ライターの炎にくぐらしてみた結果であります。
左側から、ジャケットのアラミド、ナイロン66、ポリエステルです。
アラミドは、熱により染料?が分解し本来のアラミド(薄黄)色が出ていますが、溶けたりしていません。炎にずっとかざしていると燃えますが、燃え続ける事は有りませんでした。(炭になる)
ナイロンは、溶けながら燃え続けます。髪の毛が焦げた様な匂いが出ます。これでは軍用品には使えんと言う事なのでしょうね。
ポリエステルもナイロン程ではないですが、熱で縮み燃えちゃいます。
と言う事で、とりあえずCVCジャケットはアラミド製でした。(笑)
繊維の燃焼性は、燃焼の時に必要とする酸素濃度(酸素インデックス:Oxygen Index)で評価され、上の表の様になります。
空中の酸素濃度が21%ぐらいでしたっけ?
ですから、インデックスが21ぐらいまでの物は燃えちゃう事になるってことですね。
追記、説明が不親切でした。
表中のコーネックス(商品名)、ケブラー(商品名)がアラミド系になります。
コーネックスはメタ系アラミド繊維、ケブラーはパラ系アラミド繊維で、コーネックスが耐熱性、ケブラーが強度が比較的強い特徴があります。
また、アラミドは、200℃ぐらいまでなら、ほとんど強度も落ちないので耐熱繊維と呼ばれる様です。が、やっぱ、炎で炭にはなる様ですので、燃えないわけではないようです。
(ジャケットに穴はあく? 笑)
それから良く、紫外線で劣化するとか言われますが、ナイロンやその他化学繊維とそれほどの差はなく劣化する様です。機能材料として使われる場合は、十分な注意が必要な事には変わりは有りませんが、ジャケットではマアそんなの気にするレベルではないかな?とワタス的には思います。
あと、酸やアルカリには弱い様ですので、他の繊維同様の注意が必要と思います。
閑話休題
こりゃなんだ?って感じですが、メラミンスポンジです。
激落ち君です。(笑)
これも不燃なんですねえ。安いのでセンタートンネルの断熱に使えば良かったかしら?(アルミテープでカバーすれば良いかな? 笑)
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Posted at
2013/04/06 10:54:00