ピーコックの古いダイヤルゲージをOHしてみました。
指針の動きに引っ掛かりが有り気になっていまして、勉強に分解してみたと言う訳です。1/100mmスケールのダイヤルゲージで、おそらく昭和10〜20年代の製品だと思われます。OZAKI SEISAKUSHYO TOKYO と目盛板に有りますから輸出され出した頃の製品かもしれません。
構造的に特徴的なのは指針を動かす大きなギアが2枚重ねとなっていて0バックラッシュ機構を使っている事です。
裏ブタには紙パッキン(原稿用紙?)が入っていましたがオリジナルかどうかは判りません。それと測定子が真鍮製のコーン形となっていますが、こちらもオリジナルではないかも知れません。それから、写真にはオオイ板(風防)が映っていません。(並べるのを忘れちゃいました.汗)分解は比較的簡単でしたが、オオイ板と指針の取り外しが難関になります。
動きの悪い原因は、指針のピニオンにオイルが固まったようなゴミが固着していてギアの動きを悪くしていた様です。掃除して再組立しましたら調子よく動く様になりました。
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Dial indicator and gauges | 趣味
Posted at
2015/05/05 09:21:56