前出のけったいな鉄橋の事が気になりちょっと調べてみました。
大阪環状線大正駅の南側、木津川運河に掛かる端です。生まれはかなり古く1923年の完成だそうです。設計は鉄道省、100mを超える川幅を渡す為にはタッパを高くしトラスをX形にする必要が有ったようで、ダブルワーレントラスと呼ぶのだそうです。
上の写真は大正駅の北側にある岩崎運河橋りょう。
こちらも鉄道省の設計で1926年の完成だそうです。いずれも(今的に見ると)華奢な鉄板をリベットで組み上げた手の込んだ作り方をしていますが、当時としてはかなり進んだ構造だったのだと思われます。
設計は効率だと言わせていただきましたが、90年近くも現役でいられる事は、設計的に間違いではないと言えるのでしょうね。
(両端の上側のトラスは要らんのじゃないかと思いますが、これは「好み」なのかも知れませんね。 笑)
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2015/10/31 09:04:30