昔揃えたダイヤルゲージのキャリブレーションテスターを引っ張り出し、テコ式インジケーターの精度を測定してみました。
大きなマイクロメーターのヘッドでダイヤルケージ等の精度をチェックする装置です。剛性があり、しっくりとした操作感は、これそ測定器という感じです。
測定結果はTESA,ピーコック共に問題なし。
まあとは言え、テコ式の正確さはせいぜい10ミクロンぐらいの範囲で、測定子の角度が測定物に対して平行ではなく角度を持ち始めると、狂い始める様になります。
測定方向は測定物に対して垂直方向になるのですが、ゲージの針は測定子の円周方向の移動(角度)で動くので異なってくる様です。
測定子の長さも指定されたものを使わないと正確に測れないことになります。
実際のところは、測定値云々より、針のフレでセンターを出すみたいな使い方をするのに向いている感じですね。
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Machine and tools | クルマ
Posted at
2019/12/31 20:18:57