チビたエンドミル研げないか調べてみるとなんとなくできそうな雰囲気。
ダメ元でトライして見ました。
エッジがチビたぐらいなので、資料から思うに先端のプライマリーアングルとディッシュアングルを研げばよかろうと判断。これならば旋盤にグラインダーをつけて研げそうな感じになりました。(笑)
で、角度はプライマリーが5°、ディッシュが2°ぐらいついているのでグラインダーのマウントを調整します。
手送り回転台で2°付けて、刃物台に0.6mmのスペーサでグラインダーホルダーに5°角度をつけました。(ホルダーの足が□9.5なのでtan5°ね)
砥石は手持ちのGCだっけかな?
でちょっとムズイのですが、エンドミルの刃先を水平にセットし、手前の刃に砥石を押さえつけて削っていきます。この時、て送りハンドルの目盛りをちゃんと見て削った量(って目盛の1/3〜1/2ぐらい)を覚えておきます。
綺麗に削れたらエンドミルを180°反転し(2枚刃の場合)同じ目盛まで削ります。
(使った円盤砥石の側面ではうまく削れず、ダイヤモンドで表面をちょっと荒らして削りました。)
2〜3時間エンドミルと戯れ、こんな感じに出来ました。
ちょっと表面が荒いっずね。
使ってみると、まあそんなに悪くは無い。(まあまあの削りです。笑)
(手前の光ってる肌は高速超硬フェースミルカット)
反省点としては
エンドミルの刃全幅を砥石で削る様な形になるので、砥石の側面で削りやすいダイヤモンド等の砥石を使った方が綺麗に仕上がりそうと思います。
#1000のダイヤモンド砥石にバックプレートをつけて剛性を上げて削るってやり方でしょうか。
まあ、やって研げないことはないけど。
と、いうところかな。
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Machine and tools | クルマ
Posted at
2021/06/16 22:13:20