我が銀ガエル号のベルトに使われているアイドラープーリーがちょっと心配ということであれこれやり始めたのですが、本筋のベアリング交換まで辿り着きました。
上の写真、並べたのがアイドラープーリーであります。エンジンに付いとるゴムベルトのテンションを決めるプーリーで、これがいかれるとベルト泣きとかの不具合が起こります。
プーリーにはベアリングが圧入されベルトの動きエンジンの回転につれ回転するわけですが、ベアリングはグリス潤滑だけでエンジン回転以上の速さで回る状態なので、意外にシビアな使われ方をしていると言えます。(オルタや水ポンプも同じ環境かな)
(で、写真左2個が水ポンプとオルタ用のアイドラー、左はPBのアイドラー(参考)
オルタ用のベアリングはシールを外してみました。ベアリングの異常は無い印象でグリスを入れ替えると使えそうな状態)
とかとか、まとまりのない話をしとりますが、ベアリングを抜いて入れ替えた方が精神的に良かろうと・・・・
水ポンプ側のアイドラーです。
ベアリングに封印されたグリスが飛び出し、オイルがやや乾燥し始めている状況になっとります。グリス入れ替えよりはベアリング交換の方が手間もかからないと判断
(部品としてアイドラプーリーは出るのですが、10K円をコス値段なのでベアリング入れ替えです。笑)
抜き替えは、プレスを使いました。
プーリーを100度くらいに温め、インナーレース側をプレスし押し出しました。
ゲージで荷重的には1トンぐらいでした。
(まあ交換ですからインナー押しで・・・)
圧入もプレスで・・・
プーリーを清掃、圧入用にオイルを薄く塗り、加熱してから圧入しました。
ベアリングを痛めない様にプレス荷重はアウターレースに加えます。
購入したベアリングは、NTNの6301DLL両側接触ゴムシール付きです。
プーリーの締め付けトルクは、M14ナットで2.5〜3.2Kg-m、ベルトの撓みは約10mm/10Kgとしました。(テンションは緩め方向です)
Posted at 2025/05/15 18:38:11 | |
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