自動車の将来は、効率の向上にかかっていると思います。
ガソリンには限りが有るのだな。
省エネは、避けられないわけです。
で、自動車会社は、フリクションやら空力、軽量化なんてところで一生懸命技術開発をしているのだろうと思います。ワタスが思いますに、これからは軽量化に力が入るんじゃないか?あれこれと色んな物を着けたがる今日この頃ですが、軽量化にカーボンなんかも使いたいぞって思っているエンジニアの方々も多いと思います。
これらのテーマは、いつの時代も有った訳で、技術者の皆さんは一生懸命頑張っていた。(と、思うのです)
で、思い出したのが、小ちゃいスバル360。(笑)
自動車がそろそろ一般的になり始めた頃、まともに走る車として時代を造った車、何が凄いかって重さが360Kgを切る位に軽い。4人がそんなにストレス無く乗れて今の軽の半分くらいの重さなんです。セブンより軽い。
ですから燃費も28Km/l位だったと思います、(エンジンは何にも無い、ただの2サイクルなんですけどね)
軽さは正義だといってしまいましょう。(台風で飛ばされない程度にね.笑)
今の様に外板を樹脂にしちゃえば30〜40%は軽くなる、なんて時代ではなかったわけで、表面積の少なくなる球形の小さなモノコックなボディで軽量化を実現していたと思います。アルミも結構使って頑張った。
樹脂はどうかって?
ルーフパネルがジュートを強化繊維としたFRPでたしか作っていました。トラバンテのボール紙なパネルもあるけど、結構、当時としては考えたコンポジットだと思います。
あと、リアウインドーが多分アクリル樹脂で出来ていました。ここら辺は飛行機を作っていた経験からの発想かも知れませんね。
これからの軽量化って、コンポジットや樹脂に頼っちゃうところは多いと思うのですが、もう少しスバルの様にサイズダウンして軽くすることもアイデアでは?とおもいます。
樹脂って以外に耐久性は無いし、金属パネルの様に、巷で同じ様に作り直せないので、新しく車を買い替える。これって、LCA的にエコになるのか?どうなんでしょうね。(燃やして電気作れば良いジャン? 笑)
Posted at 2014/09/07 11:06:46 | |
トラックバック(0) |
くるま雑記帳 | クルマ