近所の駐車場で奇麗なアングリア105Eを発見、パチリとしました。
おそらく、1960年位のお車、御年57歳ぐらいじゃないっスかね?
イギリスフォードが作った傑作車。カローラかサニーみたいに人気のあった車で、ハリーポッターでは空を飛んでいましたよね。(笑)
Angliaと言う名前は、ラテン語でイングランドって意味だそうで、2CVやカブトムシ的な車にしたかったんじゃないかしら?
デザインも悪くないですね。リアウインドが後傾しているのが特徴的ですが、当時はRake rear windowと呼んでいた様です。リアシートに光りが入らないので快適,雨や雪にも良い。なんてメリットをうたっていた様です。
家庭的でノーブルな色もクラシックなデザインとピッタリ。いい感じです。
エンジンは、ケントのプリクロスフロー、997CCのショートストロークが積まれていました。我々の愛するケントのご先祖様になるエンジンで、5ベアリングのブロックを持って、チューンに向いていたのでモータースポーツでも活躍しました。(ロータスもコスワースもこのエンジンをベースに使って大きくなった。 笑)
パフォーマンスは、41bhp-5000rpmのパワーで760Kgと軽量な車体を120Km/hまでもってけたようです。当時は、ファミリーカーとして充分な性能だったのでしょうね。1959年から67年まで造られ100万台を超えるセールスだったようです。
こんな広告や
破竹の勢いでラリーに勝っていたようですね。
ブリテンフォードが元気だった頃、最も人気があった車が105Eだと言えると思います。
しかし、奇麗で元気そうな車でも50年を漉すご高齢、夜露に当てる様な扱いはかわいそうですね。
Posted at 2017/01/28 00:22:10 | |
トラックバック(0) |
くるま雑記帳 | クルマ