久方ぶりにシリンダゲージを引っ張り出しました。
サイズは35~60mmまで測れる1/100のタイプです。古い機種ですがちゃんとキャリブレすればOKだと思います。
って、そのキャリブレが結構キモなんですけどね。(笑)
マイクロメーターで基準寸法を決めて(スピンドルの頭を指で押し気味にして寸法を決めると良いかな)キャリブレしました。
今回43mm前後の径なので、40mm測定用のアンビルとワッシャ(2+1)を組み合わせたシリンダーゲージでキャリブレ。マイクロもシリンダゲージも超硬のツルツル面なので心して測定しないとスベるのですよ。(笑)
で、ダイヤルゲージの針が時計回りで上死点になった処を0(シリンダゲージが穴に対して垂直になり、測定距離が一番小さくなるところ=基準)として測定値のズレを見て、穴が大きいか小さいかをみます。
今回は、奥まった穴径を測ります。
心を静めシリンダゲージをゆっくりとゆらゆらさせ、測定。
写真では、基準0(43mm)よりも0.06アンビルが押され、狭くなっとりますのでボア径は42.94mmというところですね。
ご参考
https://www.youtube.com/watch?v=Ew-4E-lCoB0
Posted at 2022/01/20 08:34:36 | |
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