将来、宝くじでも当ったらRadical か Busa エンジンも良いか。なんて勝手に思うとる近頃です。パワフルで軽い車に乗ってみたいという願望が背景に有るわけです。
考えてみたら、みんなバイクのエンジン使っているよな。
で、我々の興味が有るクラブマンレーサーにバイクエンジンが使われ始めた頃が気になり始めました。
たしかクーパーっだったような・・・
上の写真は、1950年のクーパー500、F3レーサーです。
お金をかけないでクラブマンレースをと言う事で、当時の入門フォーミュラをバイクエンジンで造ったと言われています。またレイアウトがミッドエンジンであったため、現在に繋がるレーシングカーの基礎を作った点でスゴイとも言われていますよね。
彼の蓮車の始祖、コーリンチャップマンも近代レーシングカーの礎を造ったと言われていますが、ミッドに関してはアウトユニオンやらクーパーにインスパイアされていたのでしょうね。
そうそう、エンジンは、ノートンの500単(マンクスかな?)、ガソリンタンクのレイアウトがまんまバイクの感じですね。燃料ポンプなんて要らなかったのでしょうね。ドライブはチェーン。ここら辺は、マ、走れば良いかって、ラジカルも伝統を正しく引き継いでいるようです。(笑)
電脳の世界をさまよていたら、もう一台面白い車を見つけました。
BMWのMonopoletta 500CCレースカーです。エンジニアでレーサーのPolenskyさんが1949年に造った車です。BMWの水平対向500CCエンジン(R50かな?)とワーゲン(キューベルワーゲン)のミッションを組み合わせてミドにしたレーシングカーです。クーパーより早く造ったミドエンジンカーです。
こうしてみると、エゲレスよりも突き詰めちゃうドイッチェの方が自動車チックなエンジニアリングしてますね。
エゲレス人は、何でも走ればオKなスタンス。ドイッチェは、レーシングカーだったら、アウトユニオンのとかベンツの196だとか、オベンキョしてから造ったのではないかしら? 空冷なのにしっかりラジエターグリル造っちゃっているし。
たかがバイクエンジンのレーシングカーですがお勉強になりました。
Posted at 2011/10/09 11:51:05 | |
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