年の瀬にチマチマとした工作が出来る幸せを味わっております。(笑)
前々から考えとったエキゾーストのジョイントを作りました。
ご存知の様に、バーキン号のエキマニとコレクターのジョイントは小さなフランジをナットで固定するタイプ。
しかしこれがくせ者で、シッカリと締めちゃうと十中八九フランジにクラックを入れちゃう。(割れちゃっている方も多いと思います)
エンジン回転でビビルところをしっかり締め付けようと考えたのが間違いの元で普通はバネで吊る設計となっとる。(笑)
で、若かりし頃は、ロー付けでスプリングハンガーなんて付けちゃったりしたものです。レーシーで格好は良いのですが、今回はもう少しシンプルなものを作ろうと考えました。
オリジナルのブラケットをユルく止めるスプリングフロートタイプのジョイントです。
今までは、ダブルナットでユルく締めていたのですが、モ少し、カッコ良くなるかなあ?。(笑)
講釈が長いですが、先ずはM6のナットのセンターをケガキます。
久方ぶりの真面目な作業です。
穴を開けて、ロックナットを作ります。
ケガキ線を頼りにポンチでドリルの位置決めをしておきます。
で、ソロ〜リとφ1.5mmのドリル穴を開けて行きます。毎回ナットが同じ様にセット出来る様、位置決めを兼ねたブロックを簡易的に作っておきました。
スプリングは、ヤマハのスクーターの遠心クラッチか何かのスプリングを伸ばして使ってみます。
チョット心配しているのですが、温度的にシビアな条件になるので、バネがクリープしてしまうかもしれません。
とは言え、線径が有るのでバネ力はかなり強いです。
(ステン材では無い様なので、錆びちゃうかも?)
最終的には、こんな感じになりました。
チマチマと穴を開けたナットにRピンを差し込んで緩み防止とします。
これならナットをキツく締めずにフロート状態で接合出来てビビリも逃げ、クラックの発生も抑えられると思います。(ホントかね?)
Posted at 2012/12/23 19:05:39 | |
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