異音の出たオルタ、点検した所、ダイオードがお亡くなりになったレクチファイアとベアリングを交換し組み立てていきます。
ベアリングについては、ブラシ側を接触シールタイプ(多分改良品)としています。
で、組み立て作業でちょっとマゴついた所を中心に上げていこうかなあと・・・
●ファンがケースに擦る?
ブラシ側ベアリングをローターに嵌め込みケースを被せてみると内部の冷却ファンが干渉するようです。ベアリングのサイズは旧来と同一、嵌め込みもローターのステップに密着させていますので間違いはないと思うのですが、ケースをベアリングに当たるまで入れる(って、キッチリ手で押し込めるぐらいの嵌合)と当たります。
元の部品で認識していなかったので良い悪いは分からんのですがちょっと変な感じ。
考えるに、ローターの軸方向の位置決めは、プーリー側のベアリング(ベアリングはバックプレートでケースに保持、軸はプーリー後ろのカラーで遊びを無くす?)でやっとる様なんですが・・・
まあ、ローターが後ろに動いてファンが当たることはないと思うのですが、我が安心のため、リアのベアリングを0.5mm程度下げ、ケースが干渉しない様にしておきました。
しかし、モーターの後ろ側ベアリング等を考えると、軸の伸びを考えベアリングの後ろにスプリングワッシャーを入れて微妙にスライドさせる構想をとっているので、この様な対策でケースの穴を深くしているのか?なんて事も考えたのですが、ファンが当たるまで軸の動きを許容しておくのはヤッパおかしいよなあと・・・
ということで、リアのベアリングは下げて組みましたが様子見という状況。
Denso オルタネーターについて面白い記事がありました。
小型軽量化して世界を席巻した技術開発の流れに触れることができると思います。
一橋版、プロジェクトXみたい。(笑)
http://iir.hit-u.ac.jp/iir-w3/file/CASE11-01DENSO(alternator).pdf
Posted at 2022/03/17 09:58:35 | |
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