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2023年10月12日 イイね!

プリンス1900スプリント

プリンス1900スプリント











一昨日になりますが、所用で日産御本社へ行った時のお話です。
ショウルームを彷徨いていますと、珍しい(いや初めてのかな?)車に遭遇したのですよ。赤のイタリアン風味なスポーツカーです。

イタリアンとしてはこなれていないところもあるかなと思いつつ近くによりますと、昔プリンスが作ったショウモデルであることに気がつきました。
説明をみますとプリンス1900スプリントと有ります。1963年のモーターショウで発表され、当時ベルトーネに派遣されたデザイナーの井上さんがスカリオーネの指導のもとデザインした車だそうです。その後モックアップがプリンスに持ち込まれベルトーネの人と共同してパネルを叩き出して車にしたのだとか。ベースはS50スカイラインだそうです。

この様な車、現在まで身を潜めて生存していたのかとびっくりしたのですが、オリジナルは1985年ごろ廃棄されてしまったのだとか。そして最近、プリンス愛好家田中裕司さんが日産を説得して作り上げたレプリカだそうです。出来るだけオリジナルに近い形で作り上げられた様で、ベースはパワーユニットを含めS50なのですが、惜しいかな、ボディをたたき出す職人さんがおらずとかでパネルはFRP(外側だけか??)になったのだそうです。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

Alfa Romeo Giulietta SS Sprint Speciale。1957
リア周りが何となく通ずる雰囲気とおもいませんか?。

プリンス1900スプリントは実際に走行できて鈴鹿でシェイクダウンしています。
https://www.youtube.com/watch?v=GgfoiNWTrXs


Posted at 2023/10/12 15:06:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | 日記
2023年10月09日 イイね!

ロッカーシャフトをチョコッといじる。

ロッカーシャフトをチョコッといじる。










ロッカーシャフトの潤滑について、ちょいと引っかかるところが有り、あれこれ調べていたのですが参考になる物は見つからず、あれこれ考えておりました。

バナナも悪くはないのでしょうが、荷重のかかるシャフト下面の受圧面積を減らすのも引っかかるし、溝のエッジ部もなだらかにしたら更に面積が減っちゃうかなんてことがどうもきになるのですねえ。

ロッカーとシャフトは2〜3/100ぐらいのクリアランスはあるのでバナナで無くともオイルは廻るか?ならばオイル穴のエッジをもう少しなだらかにしてオイルが入り込みやすい様にしたらどうかな?なんてところに行き着いたわけです。
(全くの個人妄想なので有効性は分かりませんが・・・)

ということで、まずはシャフトを酸化クロム(青棒)で研磨。
旋盤にシャフトをセットし、磨きます。シャフトの肌はロッカーとの馴染みで細かな溝が出来ていますので、これを削らない様に磨きます。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

次にシャフト下側のオイル穴を磨いていきます。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

何の根拠もないのですが、穴の左右に溝を入れておきました。
(多少オイルの染み渡りに効果があるかも??)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

最後に、穴のエッジ部分を番手の細かなゴム砥石で磨いておきました。
これで組み上げ、塩梅をみてみようと思います。
Posted at 2023/10/09 19:31:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ford kent crossflow mod | クルマ
2023年10月05日 イイね!

バナナグルーブって?

バナナグルーブって?














Bamama groove.
一体何のこっちゃ?でありますが、OHV華やかしきアメリカで行われているロッカーシャフトの油溝追加工のことなんであります。
既存の油穴に斜めった溝(groove)を追加して潤滑性を上げるという対処方法です。(写真左)

まあ一見して成る程そうだなあとは思うのですが、加工位置がシャフトの下側と上側どっちがいいのか?なんて話にアチラでもなっていて、調べていくにつれてちょっとこんがらがってきちゃったのですよ。

溝がシャフトの下側の場合
油の行き渡りは多少良くなると思うけど、油溝の分だけ受圧面積が減るよなあ。溝のエッジも油膜に悪さをしないかなあ??

シャフトの上側の場合
油膜が欲しいのは下側なんだけど・・・油回るか?ロッカーが揺動する時バネやプッシュロッドに押し上げられる方向の荷重が働くわけだろうし下のクリアランスは狭くなってるし・・・・??

その他
バルブ閉のタイミングってロッカーにも荷重かかってないので、このチャンスに下側に油は入り込むかな?

なんてことが頭に浮かぶわけです。
さてさて、どうケリをつけましょうかねえ。?
なんて、バナナの様に芯のない話であります。
多分エンジン屋さんならどうにかできるんだろうなあ。
Posted at 2023/10/05 16:46:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Ford kent crossflow mod | クルマ
2023年10月04日 イイね!

ケント クロスフローのオイルライン復習

ケント クロスフローのオイルライン復習









ロッカーアームの絡みでオイルラインの復習と方向性の検討?。(笑)
上の図は1981年のマニュアルから引っ張ったケントのオイルライン図です。
まずはこの図から潤滑方法を頭に入れます。

オイルは、オイルパンからポンプで組み上げられたのちフィルターを抜け、クランク形のラインを通りブロック(左)エキゾースト側にあるメインギャラリーに入ります。メインギャラリーでオイルはメインベアリング(5箇所)別れ、さらにメインベアリングからカムベアリング(3箇所)に登っていきます。
ここまでがブロック内の潤滑ラインと言え、油圧のあるオイルが回る形になります。

加えて、コンロッドへの潤滑はメインベアリング→クランクシャフトを通りスモールエンドでコンロッドベアリング、飛沫がピストンやシリンダーを潤滑する形になっとります。カムチェーンはメインベアリング1番からカムメタルに登る途中のラインから飛沫が飛ばされ潤滑される形になります。

で、注目のロッカーアーム周りの潤滑は、カムメタル(1番)からヘッドに向かい、ロッカーシャフトの1番ポストを通ってロッカーシャフトの中からロッカーアームにまわり潤滑される形です。
カム先頭の軸にはコ形の溝が彫られていて、回転につれてオイルが通る形になっていてロッカーシャフトへの流れをコントロール。またラインの途中(確かブロック側と記憶)にはオリフィス(リストラクター)が嵌められて油圧をコントロールしています。
なんてことなんだろうと理解しました。

こんなことから、ロッカー周りの潤滑は、圧の無いオイルが流れていると理解した方が良さそうですねえ。
なので、潤滑性能を上げる策をあれこれ考えていたのですが、ロッカーシャフトのオイル通路の狭くなった部分の見直しや、ロッカーアームとシャフトのスライド面へのオイル供給法の改善というところかなあ?とサチュレート。
(オリフィスをいじっちゃうと発散しちゃうだろうしねえ)
忘れてた。
カムフェースの潤滑も滴下潤滑ですねえ。ロッカー→タペット→カムフェース(クランク室のオイルミストも加勢するかな?)
Posted at 2023/10/04 13:56:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | Ford kent crossflow mod | クルマ
2023年10月03日 イイね!

ロッカーアームをチマチマと軽量化

ロッカーアームをチマチマと軽量化










ロッカーアームの軽量化、昔々サクッと軽量化したモノをチマチマと仕上げております。無理せず効果の出そうなところを削ってみました。
ロッカーはシーソーの様に動くので慣性が働く外側(ステムコンタクト部とアジャストスクリュー取り付け部)を軽量化しました。

どんだけ変わったのか、オリジナルと比べてみますと・・・

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

オリジナルはこんな形。
余分と思われる角部を削り落とし、まあ無理のない形になったかな?というところで仕上げました。重量的には10%ぐらい軽くなり56.5gぐらいになっています。

で加工は、リューターで切削しラバー砥石で磨き上げたというところです。
非常に細かな切削分やヤバそうな粉塵が出ますので安全メガネとマスクをして頑張りました。(笑)

で、・・・・
やらかしたこと。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

細かな切り子を集めるのにマグネットで吸い付ければいいんで無いのとネオジムで掃除を始めたのですが、あやまってロッカーアームを吸い付けちゃったのですよ。
このざまです。切り子のヒゲが生えちゃった。
鉄粉を吸い付けちゃうロッカーなんて、まずいですねえ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

そこで、ロッカーの脱磁を試みます。
ドライバーの軸にマグネットを対向させて吸い付け、ドリルで回しながらロッカーからソロリ遠ざけて行くと・・・・
キリコも吸い付けて脱磁が出来ましたよ。

おしまい。(次はシャフトをいじくろうと思います。)




Posted at 2023/10/03 17:35:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ford kent crossflow mod | 日記

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「AIに注意してみた。 http://cvw.jp/b/469643/48660057/
何シテル?   09/17 11:47
皆様はじめまして。オートバイやら車が好きで、我がバーキン号は育成14年になりました。DIYでどこまで理想に近づけるかがプロジェクトとなっています。宜しくお願いし...
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