娘が買ったパナの空気入れがスカになった。ポンプに空気が溜まらないのだ。
またチェックバルブあたりかな?ということで全バラチェックで有ります。
自転車の老舗、パナソニックの空気入れなのでそれなりと思いたいのですが・・・
思い先行、足踏み式のポンプなのですねえ。
早速全バラ。
自転車のエンジニア〜は拘る??
このポンプもオール樹脂部品で仕立てられていますよ。設計のこだわりなんでしょうねえ。
吸気側のバルブは足踏みシリンダーピストンの先端についたOリング。ピストン押しでリング全周を円形にホールドする棚があり、エアを漏れないように押す。エア吸引の時はOリング内側の支持部が2箇所切り取られていてリングとの隙間を作ってあり負圧でエアが入り込む仕組み。
でタイヤに押し込んだエア圧をホールドするのはポンプボディの下側にあるチェックバルブ。ボールバルブですね。てな構造になっとります。
シール部分をチェックしましたが、ゴミもなく良好でした。
(一応綿棒でゴニョゴニョ掃除 笑)
特段悪い所も無かったので、再組み立てし作動チェックしたのですが・・・
足踏みピストンの戻りが悪く、50mmぐらいストロークが少なくなるのですよ。
なので、空気が思うように入らない。(これが不具合かな?)
ピストンのシリコングリスを塗り替えてもダメ。
手で強引に戻してプッシュする方が早い感じで操作性はバツですね。
ま、足踏みで50mm高くなると安定性も下がるので、これまたマズイか?なんて思いますが・・・
買うなら普通の手押し式の方が良いと思いましたね。
パナの設計さん、拘りすぎちゃって周りが見えなくなっちゃったのかな??
Posted at 2023/11/30 14:12:16 | |
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