7月に熱海で発生した土石流ですが、人災の可能性が高いと思っていた。静岡県が調査した結果、「熱海市が盛り土を停止する命令を怠っていた」との見解を発表した。市も県も当初から現地の危険性を認識しており、それぞれ個別に盛り土停止命令の案まで作成していた。本来は県の所管業務ですが、一定規模以下の場合は、権限が市に移管される特例があり、今回のケースが該当する。しかしこのような場合、市は県に伺いをたてることが多い。相談を受けた県も真剣に検討した形跡がある。ところが、なんらかの事情で停止命令が発令されず災害が発生した。市もそうですけど、県の担当者も所詮は素人なんですよ。むしろ現場経験のある民間業者の方が実務が判っている。だから、現場経験のある若手技術者が市役所に一本釣りされて転職していく。僕も一本釣りされたかったです(爆)