長い間酷使されたB3の革巻きステアリング。表面は色褪せ擦れて毛羽立っている部分もあり、いい加減巻き直しをしなければと思っていました・・
B3の正式名称は「BMW ALPINA B3 3.3 SWITCH TRONIC 」ステアリングの裏にシフトスイッチが装備されるオリジナルステアリングで、幾つかあるステアリング革巻き専門店でも敬遠されがちでした。
先日
大洗ミーティングの際、久々に会った
tetsuさんの36M3のステアリングがカッコ良くモデファイされていることに気づきました。聞くと材料をオーダーし、自分で縫ったとのこと!
本人はあくまでカバーとしての外巻きなので少し太くなることが少し気になると言ってましたが、(Mは元々ある程度太い)仕上がりは中々のクオリティー!その場で私のB3の写真を撮ってもらい、即オーダー打ち合わせとなりました(笑)。
ベースとなる素材をまずtetsuさんと打ち合わせ。tetsuさんの
M3はバックスキンが合ってますが私のアルピナにはレーシーすぎるので、最近のM風の通常タイプをベースとしてチョイスします。(グリーンと青のアルピナステッチがあればベストだったのですが・・) ステアリングを外し作業開始!tetsuさんの作業は見事なもので、説明書は殆どスルー!(英語だからではない!?)。両面テープをポイントに貼り、仮止め位置合わせが終わると針を使ってスイスイと縫い合わせしていきます。作業前に「1時間あれば終わりますよ~」といつも通りの調子よい返事でしたが(笑)、ほんとに一時間で終わりました(驚)。
仕上がりは予想以上!オリジナル重視派の方は敬遠するかもしれませんが最近のⅯ風のスポーティーな仕上がり。E46のアルピナはネオクラシックで細いステアリングでしたが、重ね巻き仕上げの為、走り重視でもう少し太目がいいと思っていた私には丁度いい感じです! SWITCH TRONICのボタンも操作に問題なし。
tetsuさんへの工賃・・・
いつかは巻き直しが必要な革巻きステアリングですが、延命措置のカバー仕上げは予想以上のクオリテイーとなり当面これで行けそうです!
材料費は工賃(うな重上)より安いのは内緒です・・・
Posted at 2022/10/15 17:23:46 | |
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